SD-ALTISの主観
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以前制作したGSX1400のスイングアームをベースとした

GS1200SS対応スイングアームの数値変更を行います。


変更するのはホイールベースの数値。

流用後は純正よりも30㎜程度のロング設定になりましたが

25㎜程短い方が良いらしいので対応致します。

でも簡単な作業じゃ無いので小分けします。






まず、本体からアクスル部分を切り離します。


この作業に伴い、リアサス固定部分とスタンドフックベースを

一旦削除して、本体側で25㎜のショート加工を行います。

その後、アクスルと一緒に再設置加工となります。


アクスルエンドが外れた状態でしかできない加工が有るので

その辺、下準備中です。
GSF1200対応のスイングアーム加工。

ベースはR1000を採用する所謂「流用装着」ですね。





ホイールもブレーキもR1000を流用する事で収まりも良し。

ただ、サスやリンク類の取付位置変更の加工が必須なので

フレーム加工も同時に必要となる計画です。

本日、筑波サーキットでシェイクダウンを行いました。


テイストオブツクバ ハーキューリーズクラス参戦

#5 ZRX1200R(Z1R風)レーサー

ライダー 上田隆仁選手












アンダーカウルは当社の専用製品。

巷に溢れるシンプルでのっぺりしてる簡単形状ではなく

ウチのアイデンティティである前期リブタイプを採用します。

中心内側への絞り形状が特徴でありますが

デメリットとして採用できるフルエキが限られます。






こざかしく生意気な事言わせて頂くならば

「このアンダーカウルに収まらないマフラーは使わない」

ってこと~。。。




今回採用するストライカー製フルエキは問題無し。

ただ昔あったレーシングコンセプトモデルは廃盤らしく

上記同一モデル「ストリートタイプ」のみ販売らしい。

ストリートモデルでも問題無し。

パイプ径や形状はレース用としても遜色ないです。






固定用ステーはアルミ製専用品。

通常製品はスチール製だけど実験的にアルミ製を採用します。

強度的に心配だけど、壊れる前に交換する作戦で。。。
フレーム加工と電装加工。





フレーム加工と云っても主にシートレール周辺。

使わないステーをカットしたり、補強追加したり。

純正のタンクステーなんかも全部切り飛ばしてます。

コレには理由が有って「こうしないといけない理由」があります。






Z1R風なシングルシート装着用の専用シートレールに

タンク固定部分を純正と同じ位置寸法で再現しています。

ココの部分にスペースを設ける為に、こんな仕様にしました。

わざわざ専用治具を制作してまで、一体式専用シートレールを

必要とする理由はインナータンクの形状に起因している訳でね。







ちなみにこのシートレール上に必要な補器類全詰み仕様です。

こういった小細工が好きなだけに、うっとりしてしまいます。

レーサーとしてのメリットは計り知れないかも知れません・・・。







ハーネスは純正ベースでレーシングハーネスを制作します。

洗浄して、テープ剥いて、ベタベタ糊を除去して、製作準備。

必要最低限な配線だけ残して間引きます。






レーサーとして必要最低限な配線を残した状態。

何てことない、コレを纏めればオッケイなだけです。







間引いて使わない残った配線は分別して保管しておきます。

折角の色付き国産線ですから廃棄せずに使える所は残します。







メーターパネルはスタック対応カーボンパネルのPⅡベース。

今や王道の組み合わせになりました。。。


見た目も強度も本物は違いますよ、とお伝えしたい所存です。






フレームマウントステー、オイルクーラー、メーターパネル

この位置関係、妄想の果てのバランス、でゴザイマス。

毎度手探りで制作しますが、完成したら苦労が見えない・・・。

工作班として製作冥利に尽きますので良しとしますけどね・・・。
いよいよあと10日ほどに迫ったTOTですが

参戦へ向けて最終調整中の#5号車でゴザイマス。





邪魔な部分を切り取ったフレームに、移動兼見付き確認の為に

純正の足回りを一旦仮付けして次の作業準備です。







まず、サイドスタンドは邪魔になるので根元から撤去しますが

それだと通常時に不都合が多いのは周知の事実。

いちいちレーシングスタンド使うのも邪魔くさいし

ステップスタンドも恒久的な使用に向かない。






なので、10Rのスタンドを流用します。

フレーム単体時に加工するのがベストな個所ですね。

ボルト二本で脱着可能なので、レース時と通常時に使い分け。

総合的に便利さも考慮する事が必要です。







一旦、仮のエンジンを装着して冷却系の考察。

お馴染みSC57のラジエーターを装着しますが

パイピングを横廻しにするので加工する箇所を考察イメージ。






純正のエンジン後部パイプを加工します。

上側に行く所は潰して水温系の取り出し口に変更。

右サイドはパイプ延長してヘッド横にパイピングさせる。






加工後はこんな感じに装着されます。

加工する意味的に、エンジン上側にあるサーモは外してしまうので

純正のパイプラインを無駄にウネウネさせる意味は無いですし

そもそもカッコ悪いし、ヘッドの上はスカスカにしたいし、で

ただそれだけの理由です。






SC57ラジエーターとのパイプ接続位置はここら辺にしました。

キャップベースのライン的にこの位置がカッコいいかな?、と。







オイルクーラーはフレームマウントカウルステーに装着します。

ココはメーターパネルやらカウルステーやらカウルやらと

物理的スペースとの兼ね合いが重要なので悩むかな?と。

まぁ、こういった「無から有」が仕事なので興奮しますね。




モチベーションとイマジネーションを保つ為に

一気に作業するのが吉なのでゴザイマス。。。

え~、作業内容の変更です。

既存の加工済みハーネスをベースに補修作業を試みましたが

ちょっと断念して中古純正ハーネスから制作し直します。




当初は車両購入時に付属していた加工済み配線をベースに用いて

補修作業を行う予定でいましたが、やはり無理かな?と・・・。



こんな処理されてる箇所が多々あるので、あきらめました・・・。








レギュレーター線250型6Pカプラ

純正車体のままなら余裕が有るのでこのサイズでイケますが

今回見たく小さい電装ケースの場合は小型化しないと無理なので




250型3Pの分配仕様にてダイレクト結束にします。

こんな感じに各カプラサイズの小型化と間引きを検証していきます。







ある程度、補器類の配置調整した状態。

車体に仮配置して通電確認します。






はい、問題無く操作確認出来ました。

補器類との配置寸法を最終調節して完成となります。





配線テープまいてハーネスの完成です。

コレをあの小型な電装ケースに配置させて終了でゴザイマス。



で、今回の見限った残線がコレ








W400のハーネス補修作業でゴザイマス。

今回もチョッパーテイストカスタムな車体に

お馴染みのスカハーネスを補修制作します。


現行ダブルの配線加工依頼はZ系に次いで多い個体種です。

今回見たく車体に合わせてとことんシンプルにしたり

通販的に加工処理だけ行ったりと多様ですが

個人的に所有してるせいもあって好きな作業です。。。







で、この車両は購入時からチョッパー風な車体らしいです。

なので、車体構成はあまり崩さずに多少仕様変更をしつつ

自分らしさを求めたいとの事で、現オーナーさんのお手伝い。


購入先でそれなりにハーネス加工処理を行われていましたが

もっと良くする為に、申し訳ないですが是正作業行います。





今回の作業点で難題が一つ、オーナーさんの条件として

『既存の電装ケースを継続使用する事』

を希望されてまして、コレがちょっとだけ厄介・・・。






厄介な理由として主に二点

・バッテリーを含めた補器類一式を纏められる余裕が無い。

(違う場所に設置すれば良いが、丸見えバッテリーは嫌・・・)


・取り付け方や形状があまり好ましくない。

(新規で制作すればもっとしっかり良くなるが予算が無い・・・)


まぁ、あくまでも楽に作業したい私の希望なんですけどね・・・。








電装ケースに収める予定の補器類一式がコチラ。

ショーライBATを使用する事で「電装IN仕様」になってしまった

訳でして、このヘンの物理的配置が重要になってくるんです。








まずは電装ケース内に配置する「仕切りケース」を制作。

逆にこの仕切りケースで基本的な電装補器類を管理します。

いちいち小さい電装ケース内部で配線処理なんて出来ません。

作業性と確実性を上げる為に最適な手法を模索して解決。







取敢えず、車両購入後に実働していた加工済みハーネスを元に

この仕切りケースによる配置シュミレーションを行います。


この状態を基本として各種ハーネスの位置関係を是正します。
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