SD-ALTISの主観
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え~、作業内容の変更です。

既存の加工済みハーネスをベースに補修作業を試みましたが

ちょっと断念して中古純正ハーネスから制作し直します。




当初は車両購入時に付属していた加工済み配線をベースに用いて

補修作業を行う予定でいましたが、やはり無理かな?と・・・。



こんな処理されてる箇所が多々あるので、あきらめました・・・。








レギュレーター線250型6Pカプラ

純正車体のままなら余裕が有るのでこのサイズでイケますが

今回見たく小さい電装ケースの場合は小型化しないと無理なので




250型3Pの分配仕様にてダイレクト結束にします。

こんな感じに各カプラサイズの小型化と間引きを検証していきます。







ある程度、補器類の配置調整した状態。

車体に仮配置して通電確認します。






はい、問題無く操作確認出来ました。

補器類との配置寸法を最終調節して完成となります。





配線テープまいてハーネスの完成です。

コレをあの小型な電装ケースに配置させて終了でゴザイマス。



で、今回の見限った残線がコレ








W400のハーネス補修作業でゴザイマス。

今回もチョッパーテイストカスタムな車体に

お馴染みのスカハーネスを補修制作します。


現行ダブルの配線加工依頼はZ系に次いで多い個体種です。

今回見たく車体に合わせてとことんシンプルにしたり

通販的に加工処理だけ行ったりと多様ですが

個人的に所有してるせいもあって好きな作業です。。。







で、この車両は購入時からチョッパー風な車体らしいです。

なので、車体構成はあまり崩さずに多少仕様変更をしつつ

自分らしさを求めたいとの事で、現オーナーさんのお手伝い。


購入先でそれなりにハーネス加工処理を行われていましたが

もっと良くする為に、申し訳ないですが是正作業行います。





今回の作業点で難題が一つ、オーナーさんの条件として

『既存の電装ケースを継続使用する事』

を希望されてまして、コレがちょっとだけ厄介・・・。






厄介な理由として主に二点

・バッテリーを含めた補器類一式を纏められる余裕が無い。

(違う場所に設置すれば良いが、丸見えバッテリーは嫌・・・)


・取り付け方や形状があまり好ましくない。

(新規で制作すればもっとしっかり良くなるが予算が無い・・・)


まぁ、あくまでも楽に作業したい私の希望なんですけどね・・・。








電装ケースに収める予定の補器類一式がコチラ。

ショーライBATを使用する事で「電装IN仕様」になってしまった

訳でして、このヘンの物理的配置が重要になってくるんです。








まずは電装ケース内に配置する「仕切りケース」を制作。

逆にこの仕切りケースで基本的な電装補器類を管理します。

いちいち小さい電装ケース内部で配線処理なんて出来ません。

作業性と確実性を上げる為に最適な手法を模索して解決。







取敢えず、車両購入後に実働していた加工済みハーネスを元に

この仕切りケースによる配置シュミレーションを行います。


この状態を基本として各種ハーネスの位置関係を是正します。
GSX-S1000対応サーキット走行対応外装が完成。

ゼッケンカウルとアンダーカウル

共に純正交換固定タイプ。





一旦、試作品として完成しました。

製品版としてもう少し煮詰めないといけない部分が有りますが

形状は同等なので参考にしてくださいませ。







レース対応ゼッケンカウル FRP製黒ゲル仕上げ

形状はゼッケンベースを兼ねていますので、シンプルな曲面形成。

固定方法は純正と同じ手法なので、お手軽に対応できます。






レース対応アンダーカウル FRP製黒ゲル仕上げ

純正ハーフカウル形状を踏襲し、純正然とした形状になってます。

固定方法は純正と同じ手法なので、お手軽に対応できます。

純正マフラー(触媒付)対応形状
GSX-S1000レース外装製作シリーズ

ゼッケンプレート編もうすぐ完成。


純正形状風ゼッケンプレートの型が完成。

後は車体に対する取付ステー部分の設置考察を模索し

ひとまずサンプル製品を作り現状確認します。

きちんとした製品版はもうちょい先になりますが

テイストには間に合いそうです。






型用ゲルコートを塗った状態。

三液性なので促進剤と硬化剤の配分を注意して塗布。

この時期は促進剤0.8%位がちょうど良い感じ。







型に補強とステー治具設置をし、うまく分割出来た状態。

これだけ見ると「ふ~ん、こんなもんやね・・・」って感じ・・・。

この状態になるまでの下積みは気付かれないのも事実。

ダレもそんなところには興味が無い。

出来上がった製品の評価がすべてでオッケイでゴザイマス。


しかしこの業界、その「出来上がりの表面だけ」をコソコソパクる

「コソ泥DIY」が多いのも事実でしてね・・・。

手間暇かけた製品をそっくりパクってヤフオク販売とかね・・・。

FRP製品を制作するスキルは多少持ち合わせてるけど

イチからオリジナル製品作れない連中が小遣い稼ぎで邪魔してくる。

そんなに作りたいなら、ウチで雇うから正規品作れ、と。

そのうち、FRP教室開くので参加お待ちしております。。。
アイテム②「アンダーカウル」の制作。

当初はウチの製品群の中から適当な合いそうなヤツを弱フィット

させる予定だったけど、「やっつけはいけない」とインスピ来た。


良く見るとS1000には純正でハーフアンダーカウルが装着されてる。

よし、この形状と取付位置を敢えて使う事にします。


「純正形状風アンダーカウル」制作開始です。





取付部分が片側二箇所ずつ有るので、固定に際しての不安はない。

製品として「きちんと再現できれば」、のはなしだけどね・・・。


で、「形状」は「純正触媒」との兼ね合いでほぼほぼ決定するので

実用的なソコは一発「賭け」になるかな?と。


作り方は見て想像する事を強いるので客観的な経過報告でも。





ほぼ全ビルド形状なのはこだわりの賜物。

出来上がってしまったらば、さほど気にしない部分も

造形中の今はナイーブ&ナーバスになる・・・。

拘ってるふりでプロ意識を啓発するのも差別である、と。







仮取付では中々良いフィット感。

このまま煮詰めて型取りまでスイッチが切れない事を祈ります。
コソコソとZRX1200レーサーの制作を行っております。

毎度の事、フレーム含め必要な部品だけ購入する方式で。


フレーム単体の値段も暴利?に等しい昨今

三機目のフレーム購入でようやくまともなベースが

手に入りました・・・。


一機目、二機目共に事故車なのがオククオリティ・・・。

そりゃまともな車体ならバラシて販売せんよね・・・。

オクガチャもハズレが多くなってきたので仕方ないです。





ベースフレームはZRX1200Rです。




まず基本のフレームマウント処理を行っておきます。



専用のマウントベースをネックに取り付けます。






きちんと治具を使って水平垂直を出して溶接固定。

レーサーとはいえ、フレーム番号は残して加工します。











で、シートレール後端といらないステーを切って下準備完成。



ウチらしいレーサー制作する予定で進行しますが

ルックスはZRX1200に準じません。

ZRXの見た目が嫌いな訳じゃないんですけど・・・。

過去数度と妄想しましたが実現する程熱が続かなかった。

個人的には「そのままでいいんじゃね?枠」なのね。

シングルシートとか「やっぱそうなるよね」って感じだし

置きに行ってる外装が多いのは素材が優秀なせいだから。

作り手の個性が出しづらい外観っつーか、ね・・・。

誰でも想像できる形は他人に任せてっつーか、ね・・・。


なので、Z1R風とZ1000R風の外装を用意する予定です。

オジサンの外し方は、やっぱりね、と思われて是いかに
GSX-S1000対応のサーキット走行対応外装の制作。

サーキット走行する際に必要な外装アイテムとして

取り急ぎ、下記の二点をラインナップしてみます。

・ゼッケンプレート

・アンダーカウル


春のテイストから新クラスが出来て参戦可能になった車種なので

「当初は適当に適応品をそれらしく装着してみるつもり」でしたが

「専用品の有無による重要性が参戦台数を増やす事」を考慮して

折角ですから専用製品を開発する事にしました。


まぁ、面倒な道に舵が向いたわけですけどね・・・。






2016年から2020年までの前期モデル対応になると思います。


素材の良い車両だと思うんですが、人気は現行カタナが上です。

「たまにある異端児スズキらしい」所が好感持てます・・・。






で、フロントゼッケンプレートの考察から始めてみます。

なかなかスルドイ形状してるライトとカウル形状が特徴的ですね。

ヘタにオリジナリティを出さずに純正形状を踏襲する事にします。


まずはお手軽な「ライト部分を覆う方式のゼッケンプレート」を

目論みましたが、見事に裏切られます・・・。




その理由として








カウルとライトは一体式風形状になってます。

そして、ライト部分にフレーム側へ固定するステーが存在します。

なので、ライトを外すと同時に固定ステーも無くなる訳です。

ゼッケンプレート単体を純正カウルに張り付けても

車両本体に固定すらできないスンポーなのです・・・。



ならば、カウル自体を全部交換する形状に仕様変更します。

「純正形状を踏襲した、取付ステー付属ゼッケンプレート」



製作するコストが上がりましたが、ユーザー目線ではコレが

一番簡単な交換仕様になると思います。







って事で、純正のカウルを別途新品購入してドナーとします。

程度の良い中古部品を探すよりも時として新品投入が吉。

レース専用車両制作じゃ無いので、公道走行用の保安部品は

オーナーに返却する為の措置です。


ライト部分は高価なのでマスキングしてシートWAX養生します。






んで、整形工程を経てマスター型の形状はこんな感じにしました。



次回は型取って、固定ステーの治具作って装着確認。

Z400FXシリーズとZ400Jには相まみえない部分が有るので

その独自性を踏まえ対策できる範囲で純正風にリニューアル。






右が’81J2の400J純正ディスクローター

段減りして使用基準値以下の要交換品質。


左はサンスター製Z1000J対応TRADタイプ。


基本的に同形状なので流用可能です。

ただ、固定部分のインナー厚が1㎜厚い。






ココの厚みです。






1㎜とはいえ厚い分、キャリパーとのクリアランスが狭くなる。

固定ボルトとのクリアランスに注意する事が前提ですね。

緩んだらいけない場所なのできちんと対応して下さい。







FX1~3型には新規対応のローターが販売される模様ですが

台数の少ない400Jには専用部品が少ない事を踏まえた上で

仕様地別に何パターンか数値的な変更点が有るらしい?

あくまでも実車を採寸して対策できる事を確認する事が重要です。
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