SD-ALTISの主観
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右手の調子が少し戻ってきたので遅れを取り戻す為に奮闘しております

記事ネタも沢山有るんだけど、なんか面倒な周期に落ちて見たりしましたが

そんなただの引き籠りからの、逸脱週間なのです。。。


稀に記事の内容と記載日時とのギャップが有ったりします。

当日の出来事じゃない記事報告も多々あります。

その日その日、毎日毎日すべてをさらけ出してる訳じゃ無いので

作業報告の後出しにも、寛大な対応願いますね。


え~と、カタナ'83年のSDエンジン。

メンテがてら色々と、いつものあら捜し。

それなりにポンコツで汚いけど、整備は抜かり無いので機関状態良しです。。。

だがしかし、エンジン始動後、回転上げても充電電圧が13V以下。

また発電系トラブルですね・・・。

スズキ系、続きますね・・・。

先日のGS1000Sも同様のトラブルだったので

ジェネ交換しましょうと、部品発注したら「ハイバン」ですって・・・。

GSはなんとか対策品にたどり着いたので、「カタナならもっと余裕で見つかるべ」

なんて短絡的に考えていましたが、無い物は無い現実です・・・。

こりゃあいかんと、まずは寸法確認してみますかって所からスタート。


取敢えず、オイル抜いて、ジェネ外してみましょう。

オイル抜く時にマフラーなどに掛からない様、広告やらツルツルした紙などで

エキパイんwど養生しますが、所詮紙なので折り曲げても規則性が無い。

たまに横に流れて、テーブルにオイル流失なんて事も有る。

そんな時に重宝するオイル抜きエプロン、これ便利なの。

折り曲げ自由自在の鉛板を緑色のゴムでコーティングしてある板状の物。

単なる便利グッズなんだけどね、用途がオイル抜く時だけに特化してる。



たまに登場する「リップさん」のご紹介でした。

まぁ、さておきオイル抜けたからジェネ取り外し作業です。

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色んなカタナ関係者に聞いてみた所、間違いない対策は後期型のクランク交換で

後期型ジェネの取付がベスト、と。

後期ジェネだけ取付ける事が出来ないのは、サイズが違う為物理的に無理。

じゃあ、ローターと一緒に交換すれば良いのでは?となるけど

ローター固定のスプライン形状が違うので

初期型クランクにそのまま移植は出来ないって事なんだね。

(ローター、ジェネレーター共にサイズが違うから、良いトコ取りは出来ないのね)


コイルまき直し対策もあるけど、アメリカ製のリプレイスジェネは受注生産で

納期が3か月前後らしいし、国内の対応業者さん依頼だと3万円位かな・・・。

メーカー純正品は1万2千円位なので、なんかお高く感じちゃう・・・。

でも、無い物を作るクラフトモチベーションには共鳴できるので

そんな事ボクが言ってはいけないんだけどさ・・・。

ちなみに、後期のクランクもハイバンらしいので、結構前途多難・・・。

「なんだよ、カタナ関係ってば品薄なのねリプレイス関係」って思ってみた・・・。


さ~て、どうすっかな・・・。

オクでポンコツ漁っても損するの目に見えてるけど、仕方ねーかな・・・。

 
夜間走行中にロービームライトが消えた、と。

しかも左右同時に。

ハイビームは点灯する。

まずはヒューズのLOをチェック。

問題無いです。

次にバルブのチェック。

問題無いです。

う~ん、じゃあ配線だなぁ・・・と、タンクを外して

外観確認したけど、ハーネスに傷らしき物は見当たらない。

それじゃあ、ライトスイッチの通電確認でも、と

テスター当てたら通電不良個所発見。


早速左のスイッチボックスばらして原因究明に。




スイッチ接点からハンダごと取れてました。

人生で二度目です、この症例。

一つ目は、大陸製のパチモンなスイッチボックスが、接点落ちしていて

エンジン始動出来なかったかなんかだったような・・・(新品なのに・・・)。

雑な作りが、結果の予測をできたトラブルでしたけど

この製品は、一応純正部品。

こんな事もあるんですねぇ・・・。

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ライト電源線も、少しずれた位置にハンダ処理されていたので補修です。

これでオッケイです。
 

走行中にエンジンストールする原因。

症状からして、電装・充電系のトラブル。

バッテリーなのか、ジェネレーターなのか、レギュレーターなのか

はたまた、配線内部の制作ミスなのか・・・。

全部交換してるから、ナニが原因なの?ってなりますけど

原因はジェネレーターの発電不良でした。

以前に交換した形跡があったけど、修復では無くてただの現状確認だけ?



国内新規車両なので、販売店は納車整備して確認している居ると思いますが

保証にはなりにくくて、ほとんどこういった場合の対応は

「納車整備の時は問題無かったんだけどねぇ、旧車だから仕方ないよ・・・」

なんて言われて終わりですから、腹くくって旧車に乗って下さい。。。




左が装着されてたジェネ。

右が今回用意した新品ジェネ。

外観の色だけで甲乙付けるのはドーカと思いますけど

左のジェネは、終わってる感たっぷりなのは否めませんねぇ・・・。


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無事交換して直りました。

これで、ようやく振出です。

車体のセット、キャブのセットして、元気なGSに仕上げましょう。。。

 


新規製作のハーネス。

「最新システム対応型」っちゅーたら言い過ぎですが

信頼性の増している補器類使用前提でございます。。。

デメリットはボルトオン対策ハーネス扱いじゃなくて

「車両持込みだけにしか対応しません」って事でしょうかね。。。

それでも、GS1000のハーネス復活作業としては最適なアップグレードです。



仮納車したまでは良かったんですが、充電系のトラブル発生で再入庫・・・。

症状は、「走行中に、ストンと止まる」と。

リフェ系バッテリー全般に見受けられる、電圧降下の特徴ですかね・・・。

いきなり電気系が沈黙します・・・。

MFバッテリーだと、なんとなくダラダラしてくるので

「あれ?電圧下がってきたな・・・」と認識出来るんですけどね・・・。


でも、レース車両の場合なら発電システム撤去なので、理解出来ますが

今回はストリート車両なので、発電系統は残して有ります。

レギュレーターもテストして問題無い事が判明していますので

この場合はジェネレーターのトラブルと断定できます。


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まずは断線チェックから始めます。

どのバイクでもまずは、カプラのギボシカシメ部分を疑って下さい。

古いバイクなので、経年劣化は当然あります。

通電不良で対策出来るのであれば、非常にラッキーではないでしょうかね。。。


まぁ、今回はジェネレーター交換で対策するしかない状態です・・・。

こういった発電系のトラブルシューティング用に、メインハーネスラインとは別に

専用発電系ハーネスを準備して、調べぬきます。

レギュレーターも数種類用意して、くまなく通電させます。

そんでも、電圧が12ボルト台なら電気発生していませんから、アウトです・・・。


どっちだろ、ステーターなのかローターなのか・・・。



ジェネ、一度外している形跡がありますね、ネジ頭が痛んでいる・・・。

なんか変な色・・・。


見解はまた後で。。。





もう、オーラスです。

始動確認、通電確認オッケイなので

ちょろっと試走にいってくるかな・・・と思ったら

キャブのオーバーフローです。


4441abf9.jpeg

本当はCRキャブを装着予定だったのだけれど、装着する際には

スピゴットやカムチェーンテンショナーやら、別途対策部品が必要。

まだ全部揃っていないので、一旦は純正キャブで納車の段取りっちゅー事で・・・。

んじゃあ、オーバーホールするべと思ったけど

頭が痛いのね・・・。

軽く熱中症なのね・・・。

暑さに強いヒトは頑張ればいいじゃん。。。

自慢げに「まだ大丈夫」って元気アピール、ウザいっすから・・・。


工場の温度が36°になったので、本日は撤収します・・・。

鉄骨剥き出しなので、太陽にジリジリと炙られたH鋼から熱気発生中。。。


外の方が涼しいのね。


一旦、休憩して夜に再起動。。。

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今回もスカチューンです。。。

Z系、GS系 油冷系とそれなりのスカっぷりを発揮したので

次はニンジャ系でもやっかな。。。
 





















暫定的に配線加工が終了しました。。。

始動確認出来たら、配線テープ巻いて終了です。

油断ならないですからね・・・。

パレット上には廃棄する配線と、交換した補器類やスイッチボックス一式。

よくもまぁ、これだけ間引くモノだと我ながら感心致します。。。

でも、性能には直結しないから「玄人受け」作業です。。。


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フロントのブレーキラインは、こんな感じの取り回し。

前廻しの方がメンテしやすいから。

個人的な趣味だけどね。。。

フォークがフルボトムしても、フェンダーとブレーキホースとの位置関係に

干渉しない様に、マージン確保でフルブレーキオッケイです。

だからって、週末の走行会には余裕を持って頂きたいですけどね・・・。



で、最近の雑誌でカスタム車両の特集媒体を久しぶりに見たけど

「そのバイク、フォークがフルボトムしたら、フェンダーに干渉するじゃん・・・」的な

取り回しのブレーキホース配管バイクが沢山有るのね・・・。

17インチマグ穿いて、ハイグリップタイヤ付けて、オーリンズのフォーク付けて

サンスターのローター付けて、レーシングブレンボ付けて・・・っちゅー仕様で

まさか、ゆっくりまったり走る訳じゃないでしょうに・・・ねぇ?

そんなに垂直気味なフィッティング角度じゃ、フォークがボトムした時に干渉して

フェンダーに当たって、バンジョー破損してフルードまき散らすんじゃね?

なんて、ちょっと思ったからさ・・・。

「走りを意識してるから」ってんなら、なおさら重要なポイントなのにね。。。

「フルボトムしないから、良いんだよ」ってんならごめんね、余計な事言って。。。

「見た目が良ければ良いんだよ」ってんなら、ボクの勘違いです、はい。。。

 


メインハーネスとの位置関係の確認から開始です。

細々とした部位、配線を外す時はそれなりにメモして外していますが

やはりといいますか、時間の経過と共に忘れてしまう事シバシバです。

毎度の事ですが、状況把握と方向性確認に、軽く一日は費やしてしまいます・・・。

余計な作業じゃ無いんですけど、宿命っつーか、使命感に燃えてきます、はい。

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「レギュは二個有るけど、純正なの?」って程度の知識しか持ち得ていません・・・。

常時点灯式と切り替え式では、補器類の装備が違いますね。

用意した配線図では、未確認でゴザイマシタ・・・。

まぁ、カタナ系に近付けば配線はオッケイです、GSシリーズは。。。

プラスアルファが必要ですけどね。。。

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暫定処理で省いた配線類。

左右のスイッチボックスは交換します。

結構少ないですね、廃棄線。

次は補器類のチョイスと電装ケースの制作となります。

ちょっと、先が見えてきましたよ、はい。。。



フジロックは全日程常駐するので、荷物は多めなり。

じゃあ、45㍑ケースと振り分けバッグに入れてくべ。

キャリアベースはワンオフ制作すりゃいいだけのオハナシ。。。

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アルミ丸パイプで手曲げグニグニ制作。

実用強度はシートレールへ追加している純正ステーの方がヤバいかもね。。。

こんな感じに量産していないモノを、一から制作する事も可能でございます。

以後、お見知りおき下さい。。。
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