SD-ALTISの主観
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早いモノで、今年も10月です。

あと3か月で今年も終わりです。

張り切ってまいります。

まずはステムベアリングでも交換しましょう。

フロント周辺はGSF1200部品の流用です。

ベアリング規格は共通なので、在庫オッケイでたすかります。


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いつごろ加工したか定かじゃないですが、グリスがエラク汚い。

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外したステムベアリング。

レースに筋痕残るのは構造上仕方ないですね。


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使うのはスズキ系ではおなじみのローラータイプ。


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最近は整備ネタが多いですね。

外装制作やらカスタムペイントやらが少ないです。

「外装屋」として、なにかやらねば。。。



 


お馴染ダイナ2000。

左から初期型、中期型、現行型。

大まかに分けるとこんな感じかな・・・。

どれもボクの私物で、完調な代物です。。。


初期型は最高のパフォーマンスを発揮し、点火系不動の地位を築いた一品。

中期型はご存じの通り、コストダウンでパンクトラブル多発な悪評ライン。

現行型は汚名挽回を図る為に、改良されたモデル。

失礼だけど、本当の意見。

初期モデルの時は、ダイナ2000の圧勝。

ウオタニのSP2はダレも使っていなかった。

中期モデルで失速したから、ウオタニSP2が引き合いに出された。

結果、現状での安定感はSP2に軍配上がると思います。

互いにメリットデメリットありますから、どっちが良いと断言できないけど

個人的にはダイナ2000が好きです。

代理店の対応も悪くない。

SP2はメイドインジャパンで、ウオタニサンに色々聞けるので助かる。


今回、GSにはダイナ2000を装着しました。

在庫のDDK3-2を使用しましたが、火が飛んだり飛ばなかったりで

「え?新品なのにパンク?」と、ちょーがっかり・・・。

仕方ないから、リペアで新品モジュールだけ仕入れて繋いでオッケイ。

なんか、納得いかないので、色々と調べた結果、面白い事が判明しまして

まずは、コレがこうじゃないとダメで、ソコがこーなって結果オーライ的な

ダイナ式仕組みが見えたから、思わぬ副産物ゲットでオッケイっす。。。



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スイングアームはGSF1200用を流用しています。

ホイルとのディスタンスカラーを新造して、BKアルマイト仕様。

スプロケ側カラーは、ハブに圧入なので整備性アップなのです。。。

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リアはフローティング式サポートを、圧入式に変更してリジット固定です。

一体式カラー製作して、リアも整備性アップなのです。。。


これで、パッドの片べり無くなると思います。

 


先の充電系リフレッシュ作業により、より快適になった機関ではありますが

肝心の点火系は、まだ未対策でございます。

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今まではダイナSで管理していたシステムを、ダイナ2000管理に変更します。

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「最近はどーなの?ダイナ2000は・・・」ってオハナシ良く聞きます・・・。

現行のモジュールユニット、一つ前のラインよりは、質は上がったと思いますが

まぁ、しょせん機械ですので、いつかは故障する。

「ドレ位もつの?」っちゅー信頼性が最重要なのは周知。

製造段階での展開品質にまで気にしだしたらキリ無いので

消去法で、今回はダイナ2000使用する事にしたんです。

ちょっとだけ気を使った取り回しで、回避できるトラブルも有るから

一概に「コレダメ」とも言えないの、そこら辺ノウハウにしとこ。。。


さて、マフラーも交換したい所です。

暫定的な製品で全体の質感下げても意味ないし・・・。

だからって、ナニが良いかは主観なのでございます。。。

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右手の調子が少し戻ってきたので遅れを取り戻す為に奮闘しております

記事ネタも沢山有るんだけど、なんか面倒な周期に落ちて見たりしましたが

そんなただの引き籠りからの、逸脱週間なのです。。。


稀に記事の内容と記載日時とのギャップが有ったりします。

当日の出来事じゃない記事報告も多々あります。

その日その日、毎日毎日すべてをさらけ出してる訳じゃ無いので

作業報告の後出しにも、寛大な対応願いますね。


え~と、カタナ'83年のSDエンジン。

メンテがてら色々と、いつものあら捜し。

それなりにポンコツで汚いけど、整備は抜かり無いので機関状態良しです。。。

だがしかし、エンジン始動後、回転上げても充電電圧が13V以下。

また発電系トラブルですね・・・。

スズキ系、続きますね・・・。

先日のGS1000Sも同様のトラブルだったので

ジェネ交換しましょうと、部品発注したら「ハイバン」ですって・・・。

GSはなんとか対策品にたどり着いたので、「カタナならもっと余裕で見つかるべ」

なんて短絡的に考えていましたが、無い物は無い現実です・・・。

こりゃあいかんと、まずは寸法確認してみますかって所からスタート。


取敢えず、オイル抜いて、ジェネ外してみましょう。

オイル抜く時にマフラーなどに掛からない様、広告やらツルツルした紙などで

エキパイんwど養生しますが、所詮紙なので折り曲げても規則性が無い。

たまに横に流れて、テーブルにオイル流失なんて事も有る。

そんな時に重宝するオイル抜きエプロン、これ便利なの。

折り曲げ自由自在の鉛板を緑色のゴムでコーティングしてある板状の物。

単なる便利グッズなんだけどね、用途がオイル抜く時だけに特化してる。



たまに登場する「リップさん」のご紹介でした。

まぁ、さておきオイル抜けたからジェネ取り外し作業です。

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色んなカタナ関係者に聞いてみた所、間違いない対策は後期型のクランク交換で

後期型ジェネの取付がベスト、と。

後期ジェネだけ取付ける事が出来ないのは、サイズが違う為物理的に無理。

じゃあ、ローターと一緒に交換すれば良いのでは?となるけど

ローター固定のスプライン形状が違うので

初期型クランクにそのまま移植は出来ないって事なんだね。

(ローター、ジェネレーター共にサイズが違うから、良いトコ取りは出来ないのね)


コイルまき直し対策もあるけど、アメリカ製のリプレイスジェネは受注生産で

納期が3か月前後らしいし、国内の対応業者さん依頼だと3万円位かな・・・。

メーカー純正品は1万2千円位なので、なんかお高く感じちゃう・・・。

でも、無い物を作るクラフトモチベーションには共鳴できるので

そんな事ボクが言ってはいけないんだけどさ・・・。

ちなみに、後期のクランクもハイバンらしいので、結構前途多難・・・。

「なんだよ、カタナ関係ってば品薄なのねリプレイス関係」って思ってみた・・・。


さ~て、どうすっかな・・・。

オクでポンコツ漁っても損するの目に見えてるけど、仕方ねーかな・・・。

 
夜間走行中にロービームライトが消えた、と。

しかも左右同時に。

ハイビームは点灯する。

まずはヒューズのLOをチェック。

問題無いです。

次にバルブのチェック。

問題無いです。

う~ん、じゃあ配線だなぁ・・・と、タンクを外して

外観確認したけど、ハーネスに傷らしき物は見当たらない。

それじゃあ、ライトスイッチの通電確認でも、と

テスター当てたら通電不良個所発見。


早速左のスイッチボックスばらして原因究明に。




スイッチ接点からハンダごと取れてました。

人生で二度目です、この症例。

一つ目は、大陸製のパチモンなスイッチボックスが、接点落ちしていて

エンジン始動出来なかったかなんかだったような・・・(新品なのに・・・)。

雑な作りが、結果の予測をできたトラブルでしたけど

この製品は、一応純正部品。

こんな事もあるんですねぇ・・・。

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ライト電源線も、少しずれた位置にハンダ処理されていたので補修です。

これでオッケイです。
 

走行中にエンジンストールする原因。

症状からして、電装・充電系のトラブル。

バッテリーなのか、ジェネレーターなのか、レギュレーターなのか

はたまた、配線内部の制作ミスなのか・・・。

全部交換してるから、ナニが原因なの?ってなりますけど

原因はジェネレーターの発電不良でした。

以前に交換した形跡があったけど、修復では無くてただの現状確認だけ?



国内新規車両なので、販売店は納車整備して確認している居ると思いますが

保証にはなりにくくて、ほとんどこういった場合の対応は

「納車整備の時は問題無かったんだけどねぇ、旧車だから仕方ないよ・・・」

なんて言われて終わりですから、腹くくって旧車に乗って下さい。。。




左が装着されてたジェネ。

右が今回用意した新品ジェネ。

外観の色だけで甲乙付けるのはドーカと思いますけど

左のジェネは、終わってる感たっぷりなのは否めませんねぇ・・・。


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無事交換して直りました。

これで、ようやく振出です。

車体のセット、キャブのセットして、元気なGSに仕上げましょう。。。

 


新規製作のハーネス。

「最新システム対応型」っちゅーたら言い過ぎですが

信頼性の増している補器類使用前提でございます。。。

デメリットはボルトオン対策ハーネス扱いじゃなくて

「車両持込みだけにしか対応しません」って事でしょうかね。。。

それでも、GS1000のハーネス復活作業としては最適なアップグレードです。



仮納車したまでは良かったんですが、充電系のトラブル発生で再入庫・・・。

症状は、「走行中に、ストンと止まる」と。

リフェ系バッテリー全般に見受けられる、電圧降下の特徴ですかね・・・。

いきなり電気系が沈黙します・・・。

MFバッテリーだと、なんとなくダラダラしてくるので

「あれ?電圧下がってきたな・・・」と認識出来るんですけどね・・・。


でも、レース車両の場合なら発電システム撤去なので、理解出来ますが

今回はストリート車両なので、発電系統は残して有ります。

レギュレーターもテストして問題無い事が判明していますので

この場合はジェネレーターのトラブルと断定できます。


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まずは断線チェックから始めます。

どのバイクでもまずは、カプラのギボシカシメ部分を疑って下さい。

古いバイクなので、経年劣化は当然あります。

通電不良で対策出来るのであれば、非常にラッキーではないでしょうかね。。。


まぁ、今回はジェネレーター交換で対策するしかない状態です・・・。

こういった発電系のトラブルシューティング用に、メインハーネスラインとは別に

専用発電系ハーネスを準備して、調べぬきます。

レギュレーターも数種類用意して、くまなく通電させます。

そんでも、電圧が12ボルト台なら電気発生していませんから、アウトです・・・。


どっちだろ、ステーターなのかローターなのか・・・。



ジェネ、一度外している形跡がありますね、ネジ頭が痛んでいる・・・。

なんか変な色・・・。


見解はまた後で。。。





もう、オーラスです。

始動確認、通電確認オッケイなので

ちょろっと試走にいってくるかな・・・と思ったら

キャブのオーバーフローです。


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本当はCRキャブを装着予定だったのだけれど、装着する際には

スピゴットやカムチェーンテンショナーやら、別途対策部品が必要。

まだ全部揃っていないので、一旦は純正キャブで納車の段取りっちゅー事で・・・。

んじゃあ、オーバーホールするべと思ったけど

頭が痛いのね・・・。

軽く熱中症なのね・・・。

暑さに強いヒトは頑張ればいいじゃん。。。

自慢げに「まだ大丈夫」って元気アピール、ウザいっすから・・・。


工場の温度が36°になったので、本日は撤収します・・・。

鉄骨剥き出しなので、太陽にジリジリと炙られたH鋼から熱気発生中。。。


外の方が涼しいのね。


一旦、休憩して夜に再起動。。。

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今回もスカチューンです。。。

Z系、GS系 油冷系とそれなりのスカっぷりを発揮したので

次はニンジャ系でもやっかな。。。
 



















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