SD-ALTISの主観
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カタナのタンク補修。

ついでにキャップ加工。

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「コレだと、開けやすくないよ」と、助言。

「いや、コレがいい」とご指定でゴザイマス・・・。

それでは・・・。
 
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電装系のスカチューン施工に当り、リアマスターが懸念事項。

交換となれば、一体型マスターの使用とホース交換作業が必須。

まずは状況確認でも、とSTDダイヤフラムがベロベロ状態です・・・。

安っちいパーツクリーナーなんかを吹き付けた程度じゃこうならないし・・・。

ボクはワコーズのBC-9愛用なので、この症状には縁が無いハズ・・・。

フルードとの相性でも無いと思うしね・・・。

う~んなんだろ原因、どちらにせよ、一体型に交換してスッキリしちゃうべ、と。。。


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ちなみに、電装系のスカチューンの為に製作したプレート類。

電装ケースと、専用オイルキャッチタンクとフェンダーレスプレート。

艶消しブラックにペイントして一体感と耐久性を演出しています。

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全体横像がこんな感じ。

シート下がスッキリしてる。

キョーミ無いヒトは、「だから?」ってカスタムだけど、一部が唸ればオッケイ。。。


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SDスカ施工に必須アイテムは下記。

TMR(フィルター形式は好みね)とショーライバッテリー(小型リフェ)が絶対。

汎用一体型リアマスターは、純正の取付ピッチとは違うので、小加工にて対応。

それに伴い、サイレンサーステーの変更(マスタータンクとの干渉対策)必要。

それ以外は何とかなる、かな。

欲を云えば、リアサスもタンク一体式に交換してスマートにしたい。

純正サブタンクがシート下後部に有るので、収納スペースに制約あるし・・・。

排除できれば、シート下の収納スペースは倍に増えるしね。



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下半期ノベルティはリストバンド。

限定配布中でゴザイマス。。。



キャブレター交換します。

TMR一択です。。。

ヨシムラ製MJNΦ40チョイスなのです。

マニホールドをRK用にしてセットするのです。

だけどハイスロは使用しないのです。

雰囲気が悪くなるからね、別体式スロットルってばさ。


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エアクリーナーボックスは、切り刻んで撤去なんです。

二度と使う事が無いので、潔く。。。


この後、通常は、キャブ付けて、オイルキャッチタンク取付けて

プリセットして(MJNは必要ない事が多い万能さん)試乗して

「30分くらいは、アクセル操作に気を付けてね~」と納車して終了なんですけど

今回はチト違う。

前々から気に入らない部分をやっつける作戦。


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折角キャブ後方がスッキリするのに、ナニやらサイドカバー?らしき

「帳尻合わせのボロ隠し風カバー」が、チョーダッサイじゃんね・・・。

イメージを損なう原因の一つです、このプラッチックはさ・・・。

んじゃ、撤去すっぺ。。。

だって、スカるから必要ねーし。。。


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後方より、「やっぱ、スカってみるべ」と脳内サイン。。。

オーナーも「じゃ、そうしましょ」と。


いやいや、ワンオフ的な創り込、イメージから楽しいです。

わくわくしますね、おっさんなのに。

コレばかりは、性癖みたいなモンで治りませんからヤラして頂きます。。。



タペット音ウルセーナーと思ったら、コッターが飛んでた・・・。

バルブは曲がったけど、ピストンは無事なのが救い。。。

今度は、コッターの共振防止対策すっかな。。。


「壊れて当然の事」してるんだから、想定内だけどね・・・。

何にしても、事前発覚で対策出来る事を良しとします。



デジカメが壊れて、セピアにしかなんねー。

雰囲気有ってよろしいけど、なんだかな・・・。
 

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エンジンの慣らし予定だったけど、何故か不調な#75号車・・・。

ミッションの当たり確認できないまま取りやめて、原因解明作業です・・・。

一応、組んだばかりのエンジンなので、多少はナーバス・・・。

なのに追い打ちを掛けられた気分でゴザイマス・・・。


こんな場合は、どんなバイクでも同じで、電気系から見ていきます。

見始める場所は、ストリート車両とレーサー車両とでは違いますが

こんな場合に楽な「レーシングハーネス」なのです。。。

最小限の補器類しかないから、見えない電気が手に取れる訳ね。。。


電圧確認して、プラグ確認して、で、火が飛んでいない事みっけ。

#1・4コイルが不調っぽい・・・。

延べ、5年位の試用期間ですが、「消耗品」と割り切ります、この場合は。。。

対策はコイル交換。




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エンジンの上にコイルが無いと、整備性バッチリ。。。

よし、コイル移動。。。
 
購入して二年、継続車検です。

が、途中途中で整備してるので、車体は問題無しです。

日ごろの行いは、重要なのです。



二次エア装置の確認と、キャブの同調は車検整備時に。

油冷は整備性が良くて好きです。

ただ、このバイクのシート下は好きじゃない。

スペースの無駄使いっつーか、スカる要素たっぷりなんですけどね。。。


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たまにのノーマルマフラーは静かで、ジェントルですが

普段は聞き取りづらいメカノイズがはっきりしちゃいます・・・。

ヘッド整備とダンパー類の交換が次の課題です。

それ以外は、いたって好調でございます。。。
 


ミッション編、ドリブン側の分解チェックから。


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オイルパンに有ったカケラの正体は、トップギアのドッグ欠け。

この場合、セカンドギアとの絡みで欠けたと推測します。


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そのセカンドドリブンギア。

当たりがきついですね、ヌケヌケでございます。


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まぁ、諸々と交換するのは、ドリブンギアでは4枚、ファースト以外全部。

セカンドギアはドッグ摩耗で交換

サードギアはギア面にカジリ対策交換

フォースギアはシフトフォークとの当たり交換

トップギアはドッグ欠け交換

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ドライブシャフトのセカンドギアとの当たり面も荒れています。

これも新品に交換です。


次に、カウンターシャフト側の分解です。

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このサークリップ外すのメンドクサイ。

手が油でヌルヌル山だから、余計にイラつくのね・・・。


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セカンドギアはカジリ対策で交換

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サードギアはシフトフォーク当たり面の対策で交換

フォースギアは単なる対策交換

今回、ギアが7枚でシャフト1本交換、ミッション関係の部品代が¥60000弱で

全体的なオーバーホールに必要なガスケットセットとして、¥30000弱。

最低限の部品代で¥90000位ですかね・・・。

工賃に関しては、STD状態じゃないので、工数の限りじゃあございませんが

概ね、メーカー標準工数で計算されてよろしいのではないかな、と。

各種調整時間も含めて10時間以上は必要だと思います。


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まぁ、腰下が組み上がればエンジンスタンドに移動して

一気に組み上げていきます。

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無事完成、後は車体に積んでしまえばオッケイ。

調子よければいいですけど・・・。
 
仕事そっちのけで、レース遊びは出来ないので

メインビジネスを優先してまいりましたが

ようやく、テイスト強化月間作業が出来る状態となりましたので

手始めに、#75号車のエンジンオーバーホールから。



春のテイスト以降、ギアから囁く程度の異音が発生し始めました。

前回のミッション補修からは2年経過して、4戦の戦歴ですから

タイム的にも仕方ない範疇として、必須ルーティンと認識します。

ミッション交換を含めたフルオーバーホールです。

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ヘッドの分解や、クラッチ廻りなどの整備はエンジンスタンド上で作業出来ますが

クランクケースの分解やミッション周りの作業には不向きなので

この際だからと、油冷クランクケース専用のアルミスタンドを製作。

これがやたらとサクサク進んで上機嫌なのです、はい。。。

時としてシリンダー分解しないまま、ロアケース外せるので、非常に便利。

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そんでまぁ、オイルパン外したらこんな破片が有った。。。

やはりミッション不調でした・・・。

大事に至らなくて良かったと思う反面、メンテナンスパッケージの見直しです・・・。

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現状確認でダメな所を見つけます。

動きが悪い所が何箇所かありますねぇ・・・。

シフトフォーク単体で見て取れる症状でございます。


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シフトフォークは、スレ当たりが酷い、カジリもある。

この症状はシフター装着による弊害が多いと思います。

通常使用でも傷付きますが、ここまで酷いのはあまり見た事無いですねぇ・・・。

シフター外せば、部品の痛みを回避出来る事も有りますが

装着メリットも多いから、両立する方向で調整するのが必然です。。。

そりゃあ、クラッチ握らずに点火カットだけでギア入力するのだから

何かしらのダメージは当然蓄積します。

しかし、タイムは短縮するからやめられない・・・。

ライダーの心理上、相反する問題ですが、メンテナンスで対応出来るのであれば

実戦投入が正しい結論なので、「個性」としましょう。。。


もともと、サーキット走行を視野に入れてるバイクじゃないのに無茶してるから

その都度、自己責任で対応しているだけのオハナシ。

原因解明を含めて、バイクがダメな訳じゃ無く、シフターがダメな訳じゃ無く

ただ単に組み合わせと、対策ノウハウの構築が間に合っていないだけです。

同じ様な症例は結構多いので、ご参考までに。。。



次、ミッション交換編

 
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