SD-ALTISの主観
[15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25]
やっぱり、気になってしまいます、メインハーネス・・・。

アース線追加なのに赤色線とか・・・。

2Pカプラ新規に設置してるのに、赤色線2本とか・・・。



abb70028.jpeg

ギボシダンゴはまずいべ・・・。

しかも、端子の向きが逆だったりする場所が多数ね。

万が一、走行中に外れたら、ショートして走行不能になったり、壊れたり・・・。

運が悪ければ、炎上したりで、ろくな事ないですよ・・・。

だから「ちゃんとした配線で」とうるさく云ってんのね、ぼくは。。。

「汚くてゴチャゴチャな配線だけど、一応実働してます」より

「綺麗ですっきりで、安心感のある配線」が良い。

「じゃ、SDAだべ」がモアベター。。。

d2471faa.jpeg

メインハーネスは、たぶん'87のR1100。

スイッチボックスとの接続メモ的なマスキングテープのちぎり紙・・・。

エレクトロタップも大挙されてますし、やばいね・・・。

ウズウズしちゃうね。。。

1322b349.jpeg


簡単には対策修正は無理だし、逆に面倒だからさ、やり直しすっぺ。

オーナーにも現状をお伝えし、了承を頂きましたので

心置きなく「油冷カタナ用ハーネス」の制作開始でございます。。。


元々の車両制作は、二輪屋カスタムショップじゃなくて、多分車屋らしい・・・。

車屋が「バイクもいじります」的な事、珍しくない昨今でございますが

個人的に思うに、「大雑把な仕上がりの車両が多い」と感じます・・・。

職業柄なのか、メカニックの人間性かどうかは知りませんが

「動きゃいい」的な仕上がりのカスタムバイクをよく見かけます。。。

まぁ、一部の二輪店や、頭でっかち素人衆でも同じ事は言えますから

すべてとは断言できませんけど・・・。


立場上、色々なカスタム車両に触れる事が多いですが

「電装系はビミョーに手抜きカスタム車両」っての、後絶ちませんねぇ・・・。

リプレイスパーツ頼みの旧車系カスタムショップでも論外店ありますからね・・・。

「電気解らないから・・・」じゃあ、良し悪しすら判断出来て無いじゃん。

配線一本からハーネス製作出来る技術を、皆は望んでいないと思いますが

最低でも「リプレイス電装の良し悪し」程度は認識出来ないと

根本的な解決できないから「電気系は難しい」って事なのかも、ね。。。

責任感と安心感と請求額は比例しますから、ある程度は出費を覚悟下さい。

だって、自分だけの「個性的なカッコイイバイク」がお望みなのだからね。。。

「走る方向」でのカスタムを第一に考えて頂きたいとおもっております。。。

d9515479.jpeg

テープ剥いて、ベタベタする糊を洗浄して準備完了でございます。

洗浄しながら、一本一本の痛みや断線の確認します。

カプラ類は全部新規制作するので、現状は気にしないです。

f9971f5a.jpeg

取敢えず、車体に這わして位置確認開始から始めます。

油冷系とZ系に関しては、個人的に楽な部類ですが、気は抜いていません・・・。

毎回違う配置だけど、補器構成は同じなので半分は流れるイメージなのね。

さて、後戻り出来ませんので、集中でございます。。。

人間の体も早期発見と早期治療で生き延びる率高いしね。

オーナーの英断を生かすのがボクの務めでございます。。。
 
やはり、点火系はウオタニなんだな、と再確認。

悪意が無くも無い、そんな記事なんですけど・・・。

ちゃんとしましょうね、っつー事で。。。


1b459c7b.jpeg

車両設定は無しなのでGS1200SS用を流用します。

その場合、ユニットハーネスとしてXJR用が必要なのです。

理由は端折ります。。。


んで、キャブ交換してるので、純正TPS使ってないから

GSF用SPⅡでもオッケイですよ。。。


若干、配線色が違うのでマニュアル参照にて取付くださいね。

持ち込みの場合、ばっちり装着させて頂きます。。。
 
 
まずは位置確認でゴザイマス。
 
え~イナズマに取付けは非常に面倒なのです・・・。


 
281dad99.jpeg

なにが面倒って、専用コイルの置き場所に困ると・・・。

純正のコイル位置にはすんなりとは収まりません。

上の画像は、コイル底部とアクセルワイヤータイコとの位置関係。

チョーギリっす、現状でも・・・。

熱的に純正の位置にはあまり置きたくないと思いつつも

知恵の輪の如く装着できたので、一旦は良しとします。

(画像は無いです。位置関係はご想像にお任せします・・・。)



df132403.jpeg

プラグコードも新規に接着して準備万端。

いつものNGK製を使用します。

で、プラグターミナルにネジロックで固定。

油冷は緩むのね、ペンチでギュっと締めても。

高回転域での振動が原因なので

飛ばす人は特に注意くださいね。。。



e11637cd.jpeg

ゴムキャップも穴拡大して装着します。

左が加工前で、右が加工後。

拡大しないと、NGKのキャップに入りません・・・。



なんだかんだで油冷機に使用できる現存する点火システム

全部試したようなもので、その結果は心にしまう。。。


面白いですね、各社のセールスポイント。

決して安くないカスタムですが、体感できるのも事実。

どれがいいかは、アフターと耐久性に尽きると思います。

やはり、ウオタニが抜きに出てるかな。。。

コイルはキライだけど・・・。


一通り確認完了しましたので、残すは通常ルーティーン。

今回も無事にテイスト参戦出来そうです。。。

5d3882fa.jpeg

’11ファイナル仕様。

毎回スペック変更しながら「熟成」してきたとします。

個人的にやり残し作業が二つ。

fcef7e77.jpeg

一つは「オルタネーターの撤去」です。

オルタカバーの制作には外注加工も絡んでしまったので

タイミングを見計らっていましたが、無事交換終了。

もう「ビュンビュン」です。。。

取敢えず、前日練習でバッテリーの容量確認して見ない事には

何とも言えませんけど、まぁイケるクチでございます。。。


残る作業はあと一つ。

その加工を行えば、ボクの中でほぼイメージ通りのレーサーとなります。

仕様変更は継続して行いますので、その類じゃゴザイマセン。。。
さて、はやいモノで11月。

今年も残り61日しかゴザイマセン。。。

出来る事を忙しなく送る毎日に

ご迷惑をお掛けする事もシバシバ・・・。

早速参ります。。。

6489f515.jpeg

慣らし走行を無事行いまして、復旧の確認となりました。

で、ヘッドを開けて各部確認とボルトのトルクチェック含めた再調整にて

次回は全開オッケイでしょう。。。

ん~、エンジンが汚いのは愛嬌でございます。。。

009.jpg

今までは純正のダイヤフラム式クラッチシステムで走行してまいりました。

ドライブは純正で「ドリブンプレート№2x3枚仕様」が既存。

150PS位までならコレで一応オッケイでした。

が、最近は容量不足なので「前期コイル式」に交換で対策します。

滑り対策するのに年式をたどるのもおかしな話ですが

信用できる強化型クラッチディスクに対応しているシステムが

コイル式にしか対応していない現実的対策なので

その為の下準備も兼ねているっちゅー事で。。。

5735ed22.jpeg

各部の確認していたら、SPⅡのコイルプレートが割れていました。

装着して5年位、都度三回目の交換になります。

ストリート仕様ではあまり聞かないトラブルですので

サーキット走行限定での振動トラブルと認識してます。

でも、壊れる事前提ではおもしろくないので

次回は振動対策も考慮した上での、電装系を煮詰める事にします。
 
設定無しなので同系種シリーズの GS1200SS用を配線加工で使用します。



しかし、装着スペースがほぼ無い骨格形状でゴザイマス・・・。

純正コイルの取付場所に、工夫しないとSPⅡコイルの装着出来ませんね・・・。


SPⅡ本体とメインハーネスを繋ぐKIT配線は

「XJR1200用がいいからそれにしておきます」とウオタニシャチョー。

でも、防水カプラのピン数合いません・・・。

「合わないです」と電話したら

「専用じゃないからカプラの変更は必要です」だって・・・。

まぁ、専用設計じゃない物を取付けるってんだから苦して当然ですね。

bd129247.jpeg

ウオタニ製SPⅡに関しては、やはり「専用コイル」がキモでゴザイマショウ。。。

車両装着には「性能の為に必要な儀式」でございます。。。


今現在、知りえる点火システムの中で

「総合的に優れている」と個人的に思っています。

信用性や性能は勿論ですが、アフターケアが重要。。。

その辺、今の所不具合の無いです。。。

油冷との相性は良いですが、GV系R1100のフルパワー車両だと

あまり変化を感じ辛いかも・・・って印象も有ります・・・。

ただ単にGV73系のフルパワー純正イグナイター

「性能悪くなくね?」って事で自己解決してるだけなんすけどね・・・。
 
まぁ、あくまで「通常使用」前提でのオハナシ。。。

やはり「性能優先」でチョイスするならばストライク製品でございます。。。
 


TOT・F-ZERO参戦中、西澤選手仕様のGSF1200レーサーへ

ハラショースクリーマーサイレンサーを装着します。

まずは装着前の画像でも。。。

某アップタイプフルエキゾースト装着済み。

かな~りのかち上がりっぷりにボク脱帽でゴザイマス・・・。

fa3d63ed.jpeg

まずはそのままのセンターパイプへ挿入したらばこんな位置。

う~ん「長過ぎかな?」と個人的に思います・・・。

見た目優先な位置への取付加工には、賛否両論有ると思いますが

やはり、もう少しショートな位置に取付け加工したいと思います。

スミマセン、エゴイズム丸出しで・・・。

2ea05195.jpeg

で、約15cm程カットして、角度調整してみました。

やはり、見た目重要、加工前よりカッコイイと思います。。。


性能的に、集合部分からセンターパイプ後端までを短くはしたくないんですが

この程度のショート加工ならば総合的に影響は無いと思います。

それよりなにより、サイレンサー交換しただけでも性能効果ありますので

結果は上々なのです、はい。。。

ぜひ、お試しください。。。
 
破損が見受けられる既存ヘッド君は

「今までオツカレチャン」、引退して頂いて

新たなシステムへ変更して復旧作戦でございます。。。

しかーし、時期的に部品の流通やら外注加工やらで

新規エンジンの制作は難しい状況なので

有る物を上手く組み合わせるベガー仕様にてご機嫌伺います。。。



新しいヘッドドナーはエンジン牧場から「程度の良さそうな物」をチョイス。

中の部品は全部新品が基本ですね、使用途からすると。。。

そういった「比較的に安い内部パーツ」は在庫有るのね。。。

外観はアルミ地シルバーのままで「適当炭火」。

94ebb3ef.jpeg

ピストンはワイセコのφ81GSX-R1100用を使用。

既存仕様は同じワイセコ製でもGSF1200用のφ81。

破損したのは一個だけなので「リペアピストン買って組み直すべか?」でした。

けど、国内在庫がゼロで入荷タイミングもギリって状況なのでSTD仕様も検討。

さすがに「純正エンジンじゃツマンネーべ」って事で

しゃーないからボク個人的車両に準備していた

φ81仕様シリンダー系をアッセンブル借パクホルモン。。。

(一度組んで慣らしは完了しているから都合良いですねぇ・・・。)

既存カムシャフトも、ちと歪んでいるっぽい(なんとなく・・・)ので

広大なカム牧場にて会議開始。

したら、よーく見るとカタカナで「ヨシムラ」「GSF」って打刻されてる

X66カム発見。。。

じゃ、これでいいや。。。

8812cddb.jpeg

何気にアルミ地シルバーの腰上外観って

「’90年代カスタムブーム真っ最中仕様」じゃね?

色落としもブラストじゃなくてリムーバー仕上げの素地仕様。

ベガーな雰囲気満点で草レーサーらしくて良い。

見た目悪くてもいいんです。

無理な時間調整で練習時間を台無しにするより

実戦派らしく「走るバイク」風優先で。。。


まぁ、シーズンオフに別の本番エンジン製作しましょう。

そんで、素地タイプは練習用スペアって位置付けで。。。

無事エンジン始動でなにより。

後は細々とした仕様変更しながらメンテナンス重視で本番へ。。。
エンジン始動しない状態を確認するためにチェック開始です。

セルモーター単体ではギュンギュン回るのでエンジン内部に元凶有りと。

まずはプラグ外して、クランキングでもと思いましたが

#3プラグが抜けないっちゅーか、ネジ山がナメテテ抵抗感が有りすぎる・・・。

外したプラグの先端はツブレテいます・・・。

「何かが#3の燃焼室に有るね」

って事で分解開始です。



カムかじりもなく、綺麗な状態なのはオイル管理等の賜物ですが

オイル管理だけではトラブルは防げませんね。。。

026.JPG

で、#3シリンダーのIN側バルブスプリングがもっこり・・・。

027.JPG

うん、あきらかに他のバルブヘッド位置と違う。

028.JPG

はい、折れています。

030.JPG

ガイドも折れてショートタイプになってます・・・。

029.JPG

ピストントップにも打痕や傷痕あって再使用不可ですね・・・。

欠けて粉砕したバルブ片がポロリと・・・。

不幸中の幸いで、シリンダーに噛んでいないのがラッキー。


バックストレート走行中に一瞬、レブが飛んだと。。。

点火はSP2でレブ縛りを行っていますが

レブリミッターが効かなかったからかは判りません・・・。

まぁ、転倒しなかっただけ良しとして

新しいエンジン作りましょう。。。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sda
HP:
性別:
男性
職業:
SD-ALTIS 主宰
自己紹介:
実験・開発車両
・GSF1200
・GS1200SS
・イナズマ1200
・GSX-R1100
・GSX-R750
・TL1000S
・ZRX1100
・GPZ1100
・GPZ1000RX
・GPZ900R
・W650
・イナズマ400