SD-ALTISの主観
[10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20]
四輪部品の加工紹介。

ドリフト業界では今更説明する程でもない定番アイテム。

車両の操作性において最も重要なハンドリングポイントです。


私の弟やら後輩がね四輪で遊んでましてたまにお手伝い。

 以前より開発制作やらを地味に行っておりましたが

ここ最近、ヤフオク等で安売りの危険な物の持ち込み修正や

試作制作依頼が多い為に「ネタ認定」させて頂きます。



まずはS13対応ナックル。





まずは純正ナックルにて位置関係寸法確認。

治具制作の為には必須な作業。

(治具画像は後程)


加工内容としてはほぼ定説になっていますが

タイロッドの取付位置を加工します。



タイロッド位置を変更する為に必要なデータとして

純正の固定位置が基準ですのでキッチリ計測します。

この場合どこを基準にするかで今後が変わってきます。

今回は加工する場所がタイロッド一択なので

位置をアジャストできるような治具を考慮します。



この加工は切角と角度も同時に変更しますので

アッカーマンアングルとロールセンター補正を

同時に行う事となります。

車高が下がった状態でのロアアーム角度につられて

タイロッドにストレスが掛かりますので

コレも同時に加工して補正するスンポーです。

正常な動きを妨げずによりナチュラルな動きになれば、と。





 

コレは中古で持ち込まれてそのまま廃棄扱いとなったB品扱。

純正ベースの加工品なのでウチとコンセプトは同じ。

ただし左右で加工位置がずれてるオクナックル。

ウチの治具上で計測したら寸法が違うと判明した訳です。



計測の結果、加工済みタイロッド固定位置だけがダメで

アクスルやキャリパー固定位置ダンパー固定位置は無事。

ならば、折角なので試作制作の作業用ドナーにします。


(余程酷い状態でない限り、再加工できる場合が有る)







溶接作業はTIG溶接。

鋳造製品の場合は専用の溶接棒を使用します。

しかし手持ちの肉盛り用がφ1.2だったので

二本ツイストして簡易φ2.4にてヴィードイン。

きちんと溶け込ませ強度を確保させてます。

今回の条件は
ガラスレンズ#7
セリタンφ2.4 突出し6㎜
パルス無し100~110A







SDA製クラッチクローナックル片手仕様

試作なんで溶接痕そのまま無地無研仕様。


んで、テスト走行後のインプレでは超グッドらしい。

すっ飛ばせる位置になったみたいでなにより。。。

あとちょっと3㎜程度修正して完成やね。




一応、下記詳細

・加工前提の純正ナックルを当社まで元払い発送して下さい。

(加工済み修正の場合、別途¥5000-加算となります)

・到着確認後、検品検査を行い問題なければ加工作業を行います。

・作業期間は1~2週間前後となります。

 ・取付車両によっては個体差が見受けられますので

ナックル装着による干渉等が発生する場合は

実車に合わせて対策が必要な場合が有ります。

・走行会専用製品ですので一般公道走行禁止です。

・無地無研仕様 ¥20000-

・モールディング仕様 ¥24000-

・ウレタンブラック焼付仕様 ¥30000-


人並みに年末年始と過ごさせて頂きましたが

暇なのはキライ?なので身の回りを片付けたい、と。

で、気分転換にFTRをちょっとだけ。



このシリーズは完璧に主観マックス。

223をメインに進行していきます。

(250は別アプローチ中。。。)


基本的にホンダ車を避けるSDなので特別扱いです。







本物のFTR250が2台、FTR223が1台。

今回は実働のFTR223を考察します。


この223、良くありがちの加工がされてます。

いわゆる一世代前のストリート系ってやつ。


なんらカスタム?と言えないレベルなんだけど

業界の活性化には不可欠な個性を持つ事が宿命なのか

アレコレと適当にイジラレてしまっております。


今度は私がイジリますのでお互い様ですね。





まずは社外製品の変な外装捨てて

ダサいシート捨てて

ダサい小型メーター捨てて

ダサい小型ライト捨てて

程度の低いスカチューンをやっつけます。


まずは配線処理からツボっていきます。。。






バッテリーがお亡くなりになっておりますので

手持ちのショーライで一番ちっさい奴にてセル始動確認。

うん、エンジンは問題無さそうだけど

純正キャブは要セット変更って所でなにより。


しかし、セルリレーからセルモーターまでの線が細いね。

アース線も同様に細い・・・。

コレで社外製パーツってんだからある意味スゴイ。

BATもリレーも固定しないフリーダム。

無責任な自由、見つけた。






本来ライトケース内でまとまるはずの配線達は

変なタンクの内側で迷ってらっしゃる。。。


ココも自由。






私も自由が欲しいので早速間引いた。

取敢えず、点火系のセキュリティ配線を全部。


一応、モザイクかけとくね。

コレはコレでリスク有るからさ。

良い子は真似しちゃだめですよ。



あとフロント廻りの交換は絶対にやる。

車格に見合ってないピッチやタイヤサイズが

操安性に悪影響だと決めたから。
先日の記事でご紹介した新春観覧プレゼント企画。

エブリイ62Vリフレッシュ企画でサス交換作業時に取り外した

純正のサス前後一式をプレゼントします。

しょぼいですが、一応ちょっとした譲渡条件が有ります。

以下詳細等

・中古購入の場合¥5000~程度の相場品と同等

くるま屋ユウシンさんちでネオチューン施工前提

(その場合の送料や施工費はご負担ください)

・取付等はゆうしんさんで別途ご相談ください

・受付期間は今月12月一杯で来年度早々に発送いたします

・受付は当ブログカラム内の【sda report mail】から

・当社エブリイ諸元 H14年式 LE-DA62V-EGAJ-P4 NA4WD

(上記以外の車種に対する適合は不明です)

・当選してもノークレームノーリターン


要は
純正サス差し上げますから自腹でネオチューンしてね!
って事、、、オケだったら連絡ください。

該当者ない場合はヤフオク行き。。。

物好きな方、よろしくね!
きまぐれ企画

私の日常の足である【エブリイ62V】のメンテナンス。

現在の走行距離は14万㌔程で、あちこちガタが来てますが

コレはコレで愛着も有り、手を加えていこうと思ってます。。。


まずは乗り心地をリフレッシュする事から始めようかな、と。

なら必然的に#51松田選手施工のネオチューンサスへ変更します。





今回は純正のアブソーバー一台分を中古で用意して

くるまやユーシンさんちにお届けして施工して頂く作戦。


「ダンパーの減衰復活させてもバネはそのままかい?」と。

ならばバネは新品のローダウンバネでゴザイマス。。。

ただ、いい歳したオジサンが軽をローダウンする行為には

ある種の「痛み」を伴う事が非常に多い・・。

まぁ、やり過ぎなければオッケイとします。。。






で、ダウンサスはエスペリア製ダウンサスを使用します。

対応車種が細かく設定されていますがESS-704を採用。






フロントサスの比較。

バネが遊ぶことも無くしっかりしてます。






リアのバンプラバーは純正を30㎜程カットして底付対策。

作業画像は割愛、おおよそ1時間も有れば組み換え可能です。



試乗した感想は「ベリーグッド」でゴザイマス。。。

今までが最低だったから比較するのも酷ですけどね。

いままでガッシャンガッシャン、ギッコンバッタンしてたのに

しっかりと走ってくれます。

ネオチューン最高でゴザイマス。。。




【プレゼントのお知らせ】

私のエブリイに元々装着されていた純正サスが一台分有りますので

観覧プレゼントしたいと思います。

詳細は後程。。。

月末の再入荷製品、在庫ラスト一本となります。

即納できます、この機会にどうぞ。。。





【スクリーマー】チタン製レーシングサイレンサー
・材質:チタン
・エンドバッフル付き
・インナーサイズ:50.8→42.7テーパーパンチング仕様
・差込径 Φ60.5
・価格:¥60000-
前回の記事からひと月ほど経過しタイミングはズレていますが

作業続き作業をネチネチと陰湿に紹介します。



毎回毎回、私の考察がクレーマー気質に思われる節が多々あるので

今回私の主張は少し封印し、代理店のアドバイス通りに装着する事にします。

(装着実績の多い協力店推奨の方法らしいので・・・)


では、思い出しながら愛をこめて。。。








まず、エキパイ固定ボルトを緩めてダルダルにしておく。

で、サイレンサーを仮装着してステーの仮固定。

各部分、ダルダルだからこそ成せる技?

これでようやく付属のステーが装着出来た。

んで、様子?を見ながら?、ボルト類を締めていく・・・。

「これって元の位置に戻るだけなんだけどな・・・」

と思いつつ、各部分を本締めしていきます。







で、やっぱりこうなる。

結局、元の状態と同じ位置(当然だよね)・・・。

ステーが歪んでキッチキチになった案件追加・・・。



代理店曰く、「今まで全てそのやり方と同じ状態です」との事。

なので私も「わかりました」なのです。


つうか、この製品の現状形状だとこれ以外に方法はない。

だから、「コレで正解」と見なす意見を優先します・・・。








ひとまず「サイレンサー固定の解釈」は乗り越えた?ので

ウリである「サイレンサーエンドとカウルとのチリ関係」を見る。


カウルの取り付け位置を変更しながらようやくこの位置まで

固定による修正が出来たけど、やはりチリは合っていない・・・。







サイレンサーの差し込み部分の角度を修正すれば

ものすごくいい位置に来そうなデザインなんだけどね。


ちなみにエキパイのボルトを固定しないでダルダルなまま

カウル取り付けてみると上下の位置は良い感じに合う。

しかし、外に向けた出口位置とカウルエンドの位置は

やはり合っていない・・・。








正直、現状の部品構成だとこれ以上はどうにもならないので

チリ合わす為にカウルをカットして調整する事にします。

ココから外装屋らしい作業に入ります。


カットする場所はマスコキテープが目安。









V字にカットして






グイッと押し込む。

あら、チリバツじゃね?

コレで行こう。

裏側からパッチ補修で強度確保します。








カウルの固定穴位置がずれていたので

後部二箇所と下部二箇所を位置修正。






材質がドライなのでエポキシ補修します。

形状追従性の悪いオープンエポキシ補修。

別にポリでもいいんすけど折角なんでね。

本体の特性を引き継いだ補修がベストですから。






穴位置のズレ補修も裏側からパッチ当てて補強しておきます。

端材有るからこんな時には優先的に使います。









ハイ、カウルの位置修正オッケイです。

外観は合格点だと思います。

もう終わりよければヨシ、とします。



多分ですが「このR1対応製品はラストかも」との事。

「お手軽なスリップオンサイレンサーと

専用のカーボンサイドカウルとのマッチング製品」。

別々に機能してれば互いに相互干渉無しなので

もっとすんなり勧められた案件でしたが

ウリが「エンド位置の造形」に集約されてる感有るので

そこがダメなら意味ないじゃん、とね・・・。

そこに拘って紆余曲折した作業でございました。


縁あって当社にて有終の美?を飾ったわけですが

私以外の方ならもっと上手に装着できるかもしれません。

その時は偏屈な私をあざ笑ってやってください。




ちなみにこの製品含む某海外メーカーは廃業されました。

これと同じ新品製品が如何程存在するかは把握してませんが

「製作者の声が直接聞けない製品の怖さ」を痛感しました。

今後二度と関わらない製品ですが

何かしら得た物が有るのも事実です。


で、代理店さんの対応が良かったのも救いですね。


私の個人的感情は小さな抵抗。

正解の落とし所を争いたい訳じゃなく

「ハード部品はチキンと装着できなくちゃいけません」

と外装屋は嘯いてみる性格なのです。。。


さて、週末の走行会に合わせてサイレンサー交換でもしましょう。

こちら側のセンサーはうまく外れた。






エグザップワイヤーは外す事で対応するらしい。

見えないように取り回しされてるけど、スマンね・・・。







交換するのは廃番になったばかりのテーラーメード製。

お客さんに言われるまで存在すら知らなかった。

代理店の対応は良かったです。







で、仮装着したんだけどさ・・・。

なんか違うんだよね・・・。











予想よりタイト過ぎて干渉しまくりなんですよ。

予想よりナナメってるかち上がりっぷり。

腹下タイコ型でかち上がってたって意味ないじゃん、って・・・。


諸々の位置関係が潰されてるので、固定できません。







サイドパネルとの一体感を売りにしてたルックスなのに

チリすらあってない現状に言葉も出ません・・・。






単純にこの角度が悪いんじゃね?って気がするけど。

まぁ、このままじゃどうにもならないのでカットして再溶接して

再組み立てがFAだとワタシは思います。

ただその場合のコストは誰が負担するの?って大人の事情です・・・。

明日代理店と緊急ミーツで打開策を見つけたいと思います。



つか、え?なんか取付ミスしてるかな?

現行R1には未対応ってオチは無いよね?・・・。


【スクリーマー】チタン製レーシングサイレンサー
・材質:チタン
・エンドバッフル付き
・インナーサイズ:50.8→42.7テーパーパンチング仕様
・差込径 Φ60.5
・価格:¥60000-





 

【スクリーマーデュアルエンド】チタン製レーシングサイレンサー
・材質:チタン
・差込径 Φ60.5
・価格:¥85000-



共に在庫有り即納可能
お問い合わせくださいませ。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sda
HP:
性別:
男性
職業:
SD-ALTIS 主宰
自己紹介:
実験・開発車両
・GSF1200
・GS1200SS
・イナズマ1200
・GSX-R1100
・GSX-R750
・TL1000S
・ZRX1100
・GPZ1100
・GPZ1000RX
・GPZ900R
・W650
・イナズマ400