SD-ALTISの主観
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何故かZEP100のスイングアームを流用している。

ボルトオン交換出来る寸法じゃないので何らかの加工済み・・・。

信用出来ないので現状確認が必須なのは当然でゴザイマス・・・。

で、サス外してもスイングアーム自体が固着してるかのごとく

「ギィ~」って感じの動き・・・。




ピボットの動きが超悪いけど、ビックリしないよ。

原因探して対策すればいいだけですからね。





で、その原因はエンジン後部との干渉でした。

当たり場所、干渉でエグれてる。

よく取付けたねぇ・・・と感心するよ・・・。

と、もう一つ




スイングアーム両端のピボットカラーが付いていません。

フレームとオイルシール側面が当たっていただけで

まさか、固定すらできていない状態とは・・・。

前作業者は基本的な事を理解していないらしい。

何故「これでオッケイ」と思ったのかが知りたいです・・・。


お客様の交遊関係を崩してしまう事になりかねない記事ですが

その大事なお仲間のバイクを適当な作業で済ましてしまうなんて

濡れ手に粟では本末転倒じゃあゴザイマセンか・・・。


あのね、ボクは世直しがしたい訳じゃ無い。

他人様の作業にケチ付けて上げ足取りたい訳じゃ無い。

バイクを人並みに好きなので、おふざけがキライなだけ。

ちゃんとしている対策事には共感すらしていますから。

ボクはプロとして一線を引いているだけなんです。

命預かる意味も込めて「ダメな物はダメ」と言ってるだけ。

それで恨まれるのは筋違いだと思ってるしね。

悪口と感じるのならば、感じたヒトは図星なんでしょう。

業者でも素人でもトンチンカンな輩、沢山居ますから

無駄遣いにならぬ様お気を付け遊ばせ。



で、愚痴はココまで。



今後もZEP1100のスイングアームを使う方向なので

ちゃんと計測して必要な加工もして、ZEP750に対応致します。

業者なら何処にでもある「スイングアーム計測器」にて採寸します。

ドコの業者に持って行っても恥ずかしくない様な対応をしたいです。


本来はきちんと装着されている事前提で作業していたので

納期が大幅に変わってしまいご迷惑をお掛けします・・・。

当初感じた「一事が万事」、やはり疑わしきは罰する方式で。

ソコソコ見抜いたつもりでも、上には上がおりました。。。

明日の「ロードライダーフェス」、天候不順ですねぇ・・・。

日中通して雨予報、さてどうしたものかな・・・。

まぁ、この時期のイベントなんてこんな物、天候は仕方ない。




ではZEP750のFスプロケ交換でも、とまずは現物確認から。

ん?装着されてるFスプロケ、切削加工されてるし#530だね・・・。

純正は#525、オフセットスプロケ採用の絡みで加工されたっぽい。

何故敢えて#530なの?


「知識の無さが招くパーツチョイスミスはダレの責任編」


チンプンカンプンなDIY的前作業者の呪いは始まったばかり・・・。





このスプラインカラーって純正じゃ無いな・・・。

試しに外そうにもピクリともしない・・・。

これまた嫌な予感・・・。






試しにスプロケット取付けると、ワッシャー入るスペースも無い。

この時点で純正の訳も無く、後から制作した寸足らずカラーなり。

嫌な予感は的中で、#530のオフセットスプロケを使うに当たり

場当たりで寸法合わせる為に、いらん作業を繰り返した結果ね。

ナニが「いらん作業」かは端折るけど、現状困った状態なのです。





預り当初から疑念が有った個々の一部だったので純正のカラーを手配済み。

現状の「後制作カラー」と差し替えればすんなり行く筈だったんですが

やはり上手く行かないのは「DIY精神」なのでしょう・・・。

「ダメなインチキ作業を喜ぶ」ドM精神が漲っております。。。


「寸法間違ったけど作り直すのは面倒なので無理やり差込んだら

圧入チックになってしまい、ガッツリ固着してしまった仕様」

って形容します。



 

このカラーを抜かない事には先に進まないので、余計な準備から・・・。

カラーの外周に同径の管パイプを溶接してT字型にした引っ張り君制作。

スプラインシール交換するつもりで作業開始します。

だが、大ハンマーでガッツンガッツンぶっ叩いてもノーリアクション。

場所柄、あまり大きな反動は与えたくない場所なだけにさじ加減で。

以下、同じ作業

①「叩いて引っ張る」

②「引っ張り君破壊」

③「再溶接」

④「①に戻る」


もう全然抜けてこない・・・。

集中力が切れた頃ってヤバいよね・・・。


⑤「叩いた引っ張り君が反動で回転し右手の親指強打撲」

この作業、一旦中止の方向で心折れました・・・。


適当作業はしたくないですが、前作業者のケツ拭く事に疲れた。

何はともあれ、一度前任作業者に仕様確認しないとイカンな、と。

オーナー経由で「ナニしたの?」と確認して頂きましたが

「元から付いていたから知らない」らしい。

ではダレのせいでも無いのでこのままで行きましょう、と。

安価目的での妥協案件模索は避けたい所ですけどね・・・。


いつの時代も泣くのはオーナーなのですよ、こういった事例では。

納期も重要だけど、作業内容が伴っていなかったら本末転倒。

正直ね、後補修出来る事と出来ない事が有るんです。

いや出来ない訳じゃ無いけど、正直カネが掛かる。

「適当な作業」に対する対価とそれを「補修する対価」

簡単に天秤に掛けて答え出ませんからね。。。

だから「餅は餅屋」なんですよ皆様。


で、今後を見据えた解決策はミッション交換です。

作業委的には何気にアッセン交換が一番なんです。

金銭的にはオーナー大変ですけど仕方ない・・・。

まっ、色々な意味でね。


次、マジで?パート2・スイングアーム編・・・。
地味な進行でオーナー様をヤキモキさせてる企画

「ゼファー750・総合的にリフレッシュ計画」。

エンジンとフレーム以外は手を付けましょうと

ひっそり進行中でゴザイマス。


まずはステップでもお色直ししますか、と

ブラックアルマイト仕様へ処理変更します。

使用している製品なので、若干の傷などは有りますが

比較的状態が良いので、仕上がりも期待できると思います。


物自体はWR'S製、適度に安価で人気あるステップですね。

定期的にペダルセンターの可動部ブッシュを交換するのが吉。

他社製の高額な「ベアリング内蔵式」に比べると

ガタが多いのはたまに傷ですが、総じてコスパは中々でしょう。





アルマイト処理は「コーケン」にて。

納期も仕上がりも問題無いので非常に助かります。。。


部品点数が多いので忘れない内に組み立てますかね。

 


今の所、それなりに順調な「ZEP750リフレッシュ計画」ですが

足回り編に突入している水面下では微妙な感じ・・・。

自己問答にダイブしてます・・・。
現状のキャブはFCR。

キャブセットのご依頼でしたが、ご相談の結果

この際だからとTMRへ交換してみる事に。




使用中のFCRはφ37。

アクセル操作が激重なので、調整も含めて考慮していましたが

この際だからと、TMRを使用してみたいとの事で変更になりました。





採用したTMRはφ38MJNのファンネル仕様。

仕様はオーナーの好みなので、何をチョイスするかは自由です。

操作系は軽くなりましたが、アクセレーションはどう思うかしらね。

自分仕様にセットする事は必須なので、現段階での比較は意味無し。

これから楽しんで頂けたらと思います。





ついでに純正風のアンダーカウルを装着。

元々空いていた取付穴が出鱈目っつーか、意味無い位置だったのと

フレームサイドの固定ステーなど無い状態だったので

全部新規に位置関係を攻略する事になりましたが

まあまあ良い位置にセット出来たのではないかと思います。

クイックファスナー固定でレーシーさ満点でゴザイマス。。。




 

この季節、外は豪雨で雷もなっている悪天候だったり・・・。

こんな時だけガブチンは工場に避難してきます。

昼間は居ないのでジャマチンですが、まぁ仕方ない。

夏です、暑いですねぇ・・・。

仕事も含めてスイッチオフ気味です、ボクは・・・。

社会人としてあり得ないですが、仕方ない・・・。

何もしない訳に行かないので、営業シフトは「サマータイムシフト」。

営業時間を深夜枠にチェンジして対応してます。


で、先日とある雑誌ライターの方との雑談。

TOTに参戦すると「箔が付く」らしいと小耳に挟みました。

「良いカッコしたいのは解りますが、身内ランキングに拘るっての

どうなの?あまりカッコ良くないのにねぇ・・・」とかさ。

まぁ、男は雑念だらけなので、解る気もします。

各自色々な目的が有ってよろしいですが、「守る事」も重要です。

遊び場の提供があってこそ、居場所を得ている事を自覚して

面倒な胡散臭い輩戦法は程々に自粛頂いて

クリーンな後半戦へまいりましょう。





Z1100R・モンスターレーサー仕様でゴザイマス。

内容は「レギュ内」なので目を見張る事項等は無いですが

まだまだカスタムの可能性が有る「Z系シリーズ」ですので

多少のオリジナリティは出せていると思っております。。。


今後はオーナーと「走るイメージ」を作っていく作業です。

楽しければオッケイなんですが、楽しみには上限が無い・・・。

上手く調整しつつ、今出来る事で見出したいです。
作業途中、材料入荷の段取り違いで後回し。

ブイマと作業入れ違いでしたが、コチラも無事終了の報告です。





まずはサクッと仕上がり画像。。。

諄くない様に、サラリとしたイメージで製作してみました。




サイレンサー角度もう少し付けても良いんですが

タンデムステップ装着車だとしつこい外観になる気がするのね。

なので、王道の「サスカネ位置」でセットしました。


カツカツ配置よりもゆったりセットする方がZには合うかな、と。

ビレットパーツもZには似つかわしくないと思ってるので

なるべく「手作業風味」を打ち出しつつ固定はしっかりとね。

サイレンサーステーもアルミ板の切り出し材を二枚用意して

外周溶接サンドイッチモナカ形状なので何気にクール(主観)。





この位置に’80sサイレンサー合わせる為に

タンデムステップはコッソリ小型化加工してます。

そうそうすんなり「付け替えてる」訳じゃあゴザイマセン。。。

巷の「ビレットパーツのボルトオン仕様」とは一味違う

カスタムオヤジの「手風味」だと思ってます。。。


まぁ、さじ加減っちゅーかなんちゅーか・・・。

上手く行ったら自称「燃え尽き症候群」なので

違うモチベーション見つけないとマズイな・・・。


春先、お天気も良く絶好調です。。。
古き良き部品ですが、今は生産中止で手に入らない物。

残念ですが、「売れない」っちゅー事で淘汰されるのは現実なので

手に入りそうな時には何とかゲットしたいモノです。

レア度が上がって高騰する事もシバシバな時代ですので

「ソレを欲してる自分」に諦めて何とかご褒美下さい。


APのクラッチマスター「3125-5」も絶版。

ブレーキ側はまだ販売中だけど、やっぱり左右揃えたい。

鋳造ボディが古いバイクに良く似合う。

消耗品は高いですが、パーツチョイスで群を抜く要素も有り。

「いつまでも有ると思うな親と金」

有るならゲットの精神で。。。






タンクが割れたので交換するべく

国内の正規販売店に注文したけど、共に欠品。

う~ん、待つしかないな・・・。


ただ、待ってる間バイクに乗れないってのも何なので

それまでの場繋ぎで「フランド」投入すっぺ、と。




協調性はこの際ムシして、コレはこれで「ランコスパ」正常値。

有りっちゃあ有りの選択じゃないかしらね。。。

サイズはφ15を採用。



じゃあついでにオペレーション分解して掃除しましょう。





クラッチフルードの変色は常にチェックしておきましょう。

すぐ真っ黒になるのは特性上なのでコマメに交換ね。

まずは掃除して現状確認。


う~ん、芳しくないねぇ・・・。





 

シリンダー内のこの傷、芳しくないねぇ・・・。

今の所漏れてはいないけれど、今後はどーかな・・・。

APのリペアパーツが届いたらコチラも一緒に交換が吉。

ボクから交換の提案をしておきましょう。



良くあるのが取付部分の欠損。

プラリペアで再生するのが常套手段ですね。

欠損部分と同形状の型が必要なので

破損したカウルだけじゃ元に戻せません。




個人的にJ系が好きなので今後の為に外装は新品を持ってます。

そのテールカウルから固定部分を模写すればオッケイ。


「型取君」っつー再利用可能な樹脂が出番。

温めて押し付けて元の形状を再現します。




 

このように形状記憶。


で、カウルの欠損箇所にあてがう。




 

左右共に型は作る。

これで、欠損部分が見受けられるじゃない?

ココにリキッドとパウダー流し込んで形状形成する訳ね。







黒いパウダー使ったから判りやすいでしょう。

やすりで成型して、色塗ったら判りません。



これでしっかり固定できるので延命処置完了です。


今回はここまで。

塗装した方が良いですけど「サーキット専用」外装ならば

割れ傷も標準でいいんじゃね?って思う。

転倒の度にいちいちしっかり補修してたんじゃキリが無い。

そこは適度にケースバイケースでいきましょう。

本番用外装は別の製品使ってキッチリ用意すればオッケイ。


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