SD-ALTISの主観
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暫定的に完了しました。

大掛りな部品の変更は、入庫当初より行っていませんが

交換している部品の取付精度は全て補修済みでございます。

今後は、車体のセットアップ作業にに移りたいと思っています。





シート下は、補器類の移動設置で「パッツンパッツン」です。

なので「小物入れは無し」っちゅー男らしい仕様でございます。。。


結線にはハンダ処理を多用するワタクシでございますが

結束作業も非常に確実な方法として認識しています。

「圧着結束」の方が通電性が優れているとも言われていますしね。

そんな補足作業を報告いたします。



①ジェネレーターからの3本線、共に「カッチコチ」でして

ちょっと折り曲げると「ポッキリ」です。



②状態の悪い場所は配線のバイパス移植?手術風ですね・・・。

画像の「スプライス結束」は純正でも採用されている手法で

簡単確実といえますし、面倒くさくないのが素晴らしい。。。



③こんなやつ、二種類を常備。

ナニゲに高価です、このチッサイヤツ・・・。



④代用品として、FMG端子のクランプ部分だけチョン切って使用。

ベガーチック&リーズナブルで絶好調でございます。



⑤結束場所をずらして施工するのは常識ですね、こういった場合には。

収縮チューブ等で絶縁処理しますので配線自体が一回り太くなってしまい

繋いだその場所だけやたらと「モッコリで窮屈」状態を防ぐ為だったり

万が一のリーク時にも干渉を防ぐ為だったり。。。



補器類の移動が有ったので、全体的な見直し作業となりましたが

その分、今回も具合の良いハーネスが出来上がりました。


配線の処理・加工といっても大して難しいものじゃ無いです。

所詮、プラスとマイナスの二種類しか無いしね。。。


線が繋がっていればいいんです。

繋がり方が重要で、ソコが地味な作業ポイント。

方法も一つだけじゃ無いので工夫しながら

「最短距離で確実に」が基本です。

なんでもかんでも「ギボシで接続」はプロの仕事では無いと

思いますので、その辺拘るのが「マイルール」です。
そんな「ナンカイ製」のチェーンカッターを使用して

Z1100Rへ新品チェーンを取付けました。



ホイル周辺のベアリング類を含めた軸系をリフレッシュさせたお陰で

チェーンを張っても押し歩きが非常に軽快でございます。
ひとまず、完成となりました「修正ハーネス」でございます。

後は車体に装着して、各補器類との帳尻合わせを待っている次第です。



⑥純正ハーネスをベースに「修正」した訳ですが

「リプレイスハーネス」を絶対使用しない訳ではございません。

たまたまなんでしょうが、ボクが相対した「対策ハーネスの類」は

全てにおいて「装着には是正作業が必要だった」っちゅー事実がねぇ・・・。


まぁ、電装補器類の移動や移設が必須作業となる場合が多いので

その際には、純正を再利用しようがリプレイスを使用しようが

結局「剥いて帳尻あわせ」するので、ならば必要ねーじゃん、ってね。

まぁ、純正流用だからって、痛んでいる線は引き直していますので

クオリティは高いですよ、純正以上に、ね・・・多分・・・。



⑦今回の作業で戦力外通告な「捨て配線」がこの位でした。

人間の体から「神経系統」を同じ位引っ張り出してしまったら

とてもじゃないですが機敏性を失うと思うんですが

Z1100R君は「ビンビン」でございます。。。

今回も「電気の気持ちで紡いだ結果」に満足でございます。

愛を持って担当してるから、良いに決まってるじゃんね、テヘ。
今現在、同時に三台のハーネスを製作中なので

頭の中が、イロイロとまとまり悪いです。

メイン進行なのはZ1100Rなので、ブレないうちに区切りつけちゃいます。




①メインスイッチの250カプラは6極なんですが、実際は5本です。

ボク的には3本で充分と判断していますので、2本はメインハーネス内で

内内に処理して、250-3極カプラ使用で少しだけ小型化します。



②スイッチの裏側ケースを外して2本の線をちょん切ってしまいます。

この線の役割は「ポジションランプリード」と「パーキングリード」の兼用。

今時、停車中に「パーキングランプ操作」する事も無いでしょう・・・。

カワサキ車は現行でも採用している「パーキングポジションランプ」。

伝統なんでしょうが、他メーカーはやってないからソッチ寄り。



③これで3本仕様に加工終了です。

何度も言いますが、性能アップにはあまり関係はないですよ別にね・・・。

タダでさえ大きい250規格の6極カプラが邪魔だなってのも理由ですが

そういった対応をする事で、見直す範囲も広がるっちゅー事ね。


間伐すると、山が若返ります。

お日様とそよ風と雨露を沢山浴びる事が、健康に良いって事。

その為には、ムダを省く事が必要なんですが、だからといって

なんでもかんでも「間引いて弱淘汰する事」が最善なのかって・・・。

わたしら人間は、他の生物から「選別されない」憂いがございます。

ボクが「その立場」に立てるのであれば

「計画通り」と皆殺し。。。





④ステータハーネスはカッチカチで、ちょい曲げると「ポキッ」ってなる。

かなーり痛んでいますので、全交換する以外は対策しようが無いです。



⑤画像上の黒/黄はアース線で、画像下は新品の線。

線自体に若さが無いですね、黒/黄線は黒ずんでいます・・・。

古い車両の配線はほとんどがこんな状態と認識下さい。

通電性も落ちていますし、何より「ハンダ処理」を受け付けません。

「修正作業には難有り」な状態でございますので、新規引き直し交換です。


ボクは配線制作する場合には、絶対にハンダを使います。

ギボシ処理の部分には特に、絶対にハンダを流します。

もう「絶対」な作業で、それ以外は「暫定仮処理」扱いです。

配線加工のマナー、その一手間を加える事により確実な作業となりますからね。


(画像の一部と文章に曖昧さを残しているのは、自己責任としての表現です。)
出来る男には必須作業として認知されてきましたね(狭い界隈ですが・・・)。

メリットを見出すのでは無く、結果的に「そうせざるを得ない」選択として

ウチでの作業割合では、約30%位の占有率な「配線加工」です。

まっ、性能アップには直結しづらい地味な是正作業なんですが

避けては通れない「対策」ですので、しっかりじっくり対応します。




①ライトケースの中は、カプラと配線が「ギッシリ」詰め込まれてます。

指向癖と、配線硬化は紙一重に等しいですので、要チェックです。



②エンジン周辺の配線は、熱の影響で「カッチカチ」の脱脂状態と

テープ糊だらけの「ベッタベタ」な粘着状態になっているのが通例ですね。



③特にヒドイのが、ジェネレーターの配線ですね・・・。

動脈硬化みたいな状態で「断線」一歩手前ってとこっスカね。

一部、コゲちゃってるしね・・・。



④まずは汚い配線を丸洗いして、小綺麗にしてから「ムキムキ確認」でございます。



⑤ざっと確認したところ、新規製作するほどの痛みは見当たらないので

エコに現状ベースとして、手直ししたいと思います。。。
ツインプラグシステムにて使用するプラグキャップは「DW800」です。

コレ、角度が90度近くまで任意に調整可能なんです。

何故?そのような事が可能でございましょうね・・・。



①チョイ細身のストレート形状が、互いに干渉しないギリギリサイズで

非常に使い勝手のよろしいプラグコードと思います。



②角度変更が任意とはいえ、曲げられる方向があるんですね。

ムリクリ曲げると、拡散防止ストッパーごとガバガバに広がる事も有るので

目視と触診で方向を見定めましょう。



③ゴムカバー外すとこんな感じになっているんです。

イメージしながら「グイッ」っと調整しましょう。



④ちなみに、イジワルして「曲げ」「戻し」「曲げ」「戻し」で

「ピシッ」って亀裂入って、次の「曲げ」で「ポッキリ」でした。

角度の修正は一回で決めないと廃棄処分になる可能性も・・・。

SP-Ⅱコイルだと接着剤固定した後に「ポキッ」ではシャレになりません。

角度の調整後に、接着剤で固定しないと、ね・・・。接着剤・・・ね。



⑤「カーボンコア部分と金具部分との接触部分はドンナ感じなの?」

って事で、金具部分を「ムキムキ」して確認しました。

芯を出して、曲げて接触させているだけで通電オッケイですね。



⑥念のため、カーボンコア芯も「ムキムキ」してみます。

一巻き剥いて、もう一巻き。



⑦さらにもう一巻き剥いて、コア芯の登場です。



以上、失敗した廃棄コードにて「ムキムキ実験」をリポートしました。
小物の収納スペースなどを、端から考慮せずに設計しています。

最低限の必要電装だけを余裕持った配置にて装備しましょう。



①シート下前部はウオタニコイル四個で埋まってしまいます。

コイル自体をもっと互いに寄せる事が可能な隙間なんですが

あえて、ゆったり配置にて傾向と対策の模索を。



②オートバイではあまり見かける事の無い、市販車をベースとした場合での

サードパーティ補器類の規則的な設置方法でございます。

スペースの関係上、どうしても良い所取りが宿命な市販車ですので

比較する事も間違っていますが「小物の収納」コレを考慮せずに

勝手にしたらば「そりゃあ、こうなるよ」って好例でございます。



③プラグコードが「ウェーヴィーでセクシャル」妖艶な流れを醸し出しています。

こんな感じの配列加工が大好きなんですが、性能的な変化は特にゴザイマセン。

何らかの興味が有りましたら、ご検討下されば幸いでございます。
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