SD-ALTISの主観
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最後の工程は「リアキャリア制作」。

悲しいかな、キャリア設定が無いSS君・・・。

加工屋さんがワンオフで対応せざるを得ない部位なのです。

各ショップ毎に値段や製法材質が違いますので

打合せで製作意図をキチンと伝えて制作して頂きましょう。







ちなみに、ウチはアルミ製です。

大量生産じゃ無いので製作する度に形状が違うスタイル。

「気分やさんの気まぐれ風」と認識頂きたい。。。






カウルはウチの物を使って傷ついてもオッケイ仕様にて。

各パーツの精度を見ながら現車合わせで仮組立していきます。





で、今回の気まぐれ気分でこうなった。






色塗って完成。

*参考耐荷重は2㎏ となります。




納車は昨日の大雨の中、ご苦労様でした。。。

メインハーネスの間引きやら数点気になっている部位が有りますので

今後ご縁が御座いましたらもう少し煮詰めたい所存でゴザイマス。。。
サイレンサーを【ハラショー・スクリーマー】に交換です。

目的は「性能アップ」でゴザイマス。。。





現状は某社のフルエキを小型サイレンサーにてセットされてる。

容量不足で決して良いサイレンサーとは言えませんが

この手のサイレンサーをチョイスする方々は確実に居られる。


現状「それなりに走るから良いべ」っつー感じ。

部品の良し悪しをきちんと理解しないとダメです。

無駄遣いを色々とするハメになりますからね・・・。



 

使用中のサイレンサー、所々変色してるのは

グラスウールが無くなって焼けてしまった証拠。

シャシダイにて「キャブセット」名目でブチ回すとこんなになる事有る。

こうなったらセット見えないしウルサイし、無駄作業ね。

きちんとした物を良い状態でセットアップしないと見えません。





そのまま差し替えると見た目が延び過ぎてカッコ悪い。

ちょっとセンターパイプの加工でセット位置を見直しましょう。


「見た目優先じゃダメなんじゃね?」とか

突っ込みどころ有ると思いますが

一応ね「論より証拠」を今まで行ってるしさ。

サイレンサー交換でも体感出来るから問題無いのよね。

本来はハラショーフルエキ装着がベストだけどさ。。。





んで、こう。

センターパイプを約10cm詰めてショートに装着。

油冷エンジンとの相性はバッチリでゴザイマス。。。



この車両に対するプラン残す所あと一回、リアキャリア制作です。

もう作業は終わってますので報告にてフィニッシュです。



で、ボクの近況。

久々に重度の腰痛なので今月は作業出来ません。

バイクの出し入れも出来ませんから打合せも無理です。

まいったね、何故か夏に発症するし年々長引く。

下半身が痺れまくってるのでゴロゴロするだけ。

「じっとするだけ治療」にて安静中でゴザイマス・・・。

シート下の加工。

いわゆる「スカチューン」処理です。





SSに対して過去数台同施工しましたが

KIT化するほどの反響は無いので都度制作させて頂きます。





サクッとこんな感じになります。

画像だと分かり辛いですが、所有力はオーナー特権なので良し。



 
GS1200SSの細部カスタムですね。

系統は「電装編」かな。

ワンオフ作業のオンパレードですが、大袈裟じゃないので

「小さく纏まってんな」でオッケイ。。。


ボチボチと紹介します。





まずはメーター周辺、仕上がってます画像。


作業内容は大まかに「カウルステー加工」。

「ナビのステー制作、ETCアンテナステー制作、油温系設置」ね。

持込時点でかなりカウルステーを加工されていたので

元に戻しつつ、歪を取りつつ、強度出しつつ、シンプルに、と。

一旦同様の作業を以前行っているので、焼き直しなのかね。


ナビはメーター面と合わせて見安い上位置に新規ステー設置。

ETCアンテナはインジケーター一体式なので見やすい位置と

アンテナ感度を考慮した位置に新規ステー設置。

油温系もメーター面と合わせて設置する為に

カーボンプレートを制作してちょいとヤッツケ感を排除しました。




真正面からの見付き。

SSはカウル内が広いので設置場所の自由度が有って助かりますね。

それなりにコンパクトに配置して纏めてみました。


補器類の位置関係はボクの独断です。

補器類新設作業なんかは一旦形にしないと良し悪しも無いからね。

まず配置してから使い勝手を煮詰めるのが吉です。





メーター下にカーボンプレートを設置したのは狙いなのです。。。

一型は特にカウル内でメーターの小型っぷりが目立つので

「カーボンプレート広げて大風呂敷作戦」な訳でね。。。

敢えて一回り大きくデザインしています。


制作に当って、メーター裏の形状やら固定位置やらの模索などの

面倒な作業が必須なので、自作せずにこのパネル買ってね。。。

油温計の設置出来るだけしか能が無いけどさ・・・。



まずはメーター編終了。

明日はスカチューン編。
#75・GSF1200Sレーサーの補修作業。

前回のテイスト前練習で、派手にハゲチラカシタ#75車。

ひとまず暫定的補修でテイスト当日は参加しましたが

要所要所はみすぼらしく、復活へ向けて足踏み状態・・・。


ほったらかしていても自然治癒能力が無いですから

「仕事の合間」っつー魔法の言葉で何とかするしかねーんだな。

(本来ならば無い時間を無理やり調整してるのだよ・・・)

世のレース関係ショップは皆忙しくしておる訳で

ウチも例外じゃ無くせわしい訳ですよ。

「実戦っちゅー貴重なフィールドで作業のテストをして頂く」

まぁ、これも製作者冥利に尽きるっつー事で

たまにの転倒も良しとします。。。






テイスト当日、決勝はリタイヤ(原因不明)なので

その原因解明もしなくちゃならないけど

一気に対策出来る訳も無く、まずは「見てくれ優先」っつー事で

歪んだシートレールとバキバキのカウルを補修します。



 

右上方向に捩じれてるシートレール。

幸いメインの歪は無さそうなのでシートレールのみ補修。


特に基準値が無いので、見た目優先で補修する事にしますが

一応、どれくらい曲ってるか数値で解釈できる場所は

取敢えず計測して、基準値の一つとして控えてみます。


ざっと計測したら

右方向に40㎜程度、右上方向に20㎜程度ですかね。






左右を繋いでいるシートプレートが湾曲してます。

左側からの転倒入力に対して右が踏ん張ったせいで

真中に応力が逃げたっつースンポーね。


左右のシートレールパイプが4本。

それを左右に繋いでいるメンバーパイプが1本で

シートプレートが1枚で構成されてる現状。

かなり強固になってますね、純正ってばさ。

そりゃあ、二人乗り対応(150㎏ 位)に相当する入力を

しっかりと受け止める強度が必要な部位ですから当然ね。


で、ウチは油圧で何とかする装置は無いです。

「引っ張って直す」とかはその道の専門家に任せて

ウチは「切って短くしちゃう作戦」なのです。


試しにレール後部に鉄パイプ差し込んでみたけど

オッサン二人で鉄パイプ差してドーニカなる訳が無い。

んじゃあ、ストレスが掛かってる場所をぶった切る。





 

パイプを切断すると歪んだ分が元に戻る症状が垣間見れる。

捻じれが戻ろうとする場所を把握してチョップしていく作戦ね。


本来ならばフレーム単体で全体的に補修するのが正解なので

今回のやり方はちょいと邪道ですかね。

あくまでも「それなりに戻している」ってニュアンス。

一旦伸びた鉄を元に戻せる訳も無くその場凌ぎっつーかね。

まぁ、それが許される状況なので選択した手法って事ね。

何だかんだで帳尻合わせて見ます。



ある程度補修して、先日のロードライダーフェスタに展示したけど

一旦この辺で#75号車は保留する事にします。

色々と時間調整して、また作業時間作らないとさ。


やはり、お客さん優先で。。。
続き。

オーリンズリアサスのオーバーホールと小変更。

現状、年季が感じられる傷み具合でゴザイマス。

ホース類の外皮もボロボロで、どうせ交換するならば

タンク位置の変更を目論んで短いホースに交換してもらって

純正とは違う取回しにしてしまう作戦。





GSF対応としては最初期モデルの46HRCSらしい。

最現行製品と内部パーツやらの互換性が無いらしく

何かにつけて「ASSY交換」になるそうで・・・。

まぁ、仕方ない。

キチンと直るのだから非常に助かる。





で、綺麗になって帰ってきた。

想像以上の仕上がりでラボに感謝でゴザイマス。





新しいタンク位置はキャブ後方に並べて設置。

概算指定だったホースもバッチリ、収まりも宜しい。。。





リアサスオーバーホールとタンクステー変更。

スイングアームペイントとスタンドフック設置。

リンク類ベアリング・カラー総取替。

タイヤ交換、チェーン清掃フッ素処理にて

リア足回り編は完了でゴザイマス。




フロントも同様に作業いたします。





オイルは綺麗だけど、組み方がチト違かった・・・。

バネも変わってる風ですが、身元諸元不明なので

ハイパープロをベースに踏まえて、組み直してみます。


インナーチューブに点錆が発生しておりますので

今後はコマメな清掃と油脂含む吹上げで現状維持が望ましいかと。


全バラで清掃してから、アウターはペイントします。






で、組み上がったフロント足回り。

フォークオーバーホール。

アウターペイント。

スピードセンサー位置変更。

タイヤ交換にて完了。



残る作業として

・油圧ホース類の全交換。

現状がアルミ製ヤング仕様なのでコリャイカン、と。

SUS仕様に変更します。


・キャブのオーバーホール、セット変更。

汚れ(大)なのでガスケット類は全交換でしょう。

現状確認でPS見たら開度1/2って・・・。

清掃後に初期調整してから見直しですね。


・車検

車検取得に対応した整備が別途必要なので

通常よりお時間が掛かるかな?と。


まぁ、残り作業もボチボチなので

納車は来週末かな?と思っております(予定)。




最近、作業をまとめてしまいがちなので

「ちゃんと仕事してる?」と疑問を生じておりますが

ブログ更新しないからって遊んでいる訳じゃあゴザイマセン。


催促の電話はキライなので、見守ってね。。。
一人作業の限界を感じつつ、日々に追われております。。。

何分「ボッチ」なので予定通りいかないことだらけでして・・・。

一応、小出しにするわけじゃあゴザイマセンが現在の作業状況など。



GSF1200足回りメンテナンス。

小奇麗にして、キチンと稼働する事が基本でゴザイマス。







汚れを落としてベアリングの交換。

ガタや変形は見当たりませんので最小限の手入れで済みます。




 

カラー類には段付きや打痕が見受けられます。

グリスが足りないと当たりがキツク残りがちですね。

今回は全部交換します。





リンク系のベアリングも全部交換します。

全バラメンテするからには、折角ですからね。





洗浄して新品パーツ組立の終わったリンク。

サクサク、スルスル動いて当然の部位です。

余計なフリクションを少しでも軽減できる様に

対価以上の念を送りながら組み込みます。





スイングアームはフック設置とリペイントして仮組完了。

リアセクション、残るはリアサス。

装着していた最初期モデルのオーリンズをOH。

GV系対応として数回の仕様変更による消耗品の相違が有るらしく

若干手間掛かったけどバッチリオッケイ。

多少の修正やらを踏まえて次回装着します。

シートカットやらポート加工などの加工後はスチーム。

同等の威力を発揮出来る「家庭用」は無いので洗車場へ出向く。


ついでに車も洗うけど、設定間違えるので

決してきれいになってる訳じゃあない(車がね)・・・。






温水スチーム 5分/300円。

重曹混ぜてウェットブラスト風にするなら

マイケルヒャー購入して施工しましょう。







ピストントップの汚れは均一に粘っこい。

シリンダーにも傷無いので清掃のみで行きましょう。


で、オーナーさんと雑談しながらヘッド組んだんだけど

バルブステムシールが一つだけ足りなかった。

そのせいでヘッド閉められなかった・・・。

「おかしいなぁ、30ヶ位有った筈なのに・・・」。


あっ、10日前に予期せぬヘッドOHしたからなのね・・・。

すっかり補充忘れてたのは、記憶力が散漫なせいでしょう。

ちょっと自戒を・・・。

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