SD-ALTISの主観
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
続キャブレターのオーバーホール作業。


タンクの中も若干異臭するから

ガソリンは腐ってると思う。

フロートのドレンボルトも詰まってるので

やはり分解洗浄が必要のようです。








 

まあでも、そんなに酷くない。

キャブ全体をドブ漬けする程じゃないですが

ジェット類は全部バラシて洗浄剤に浸す程度でオッケイ。







それにしたって洗浄汚れ交じりのクリーナー液。

臭いから服についたら最悪なのでさっさと処分。


キャブ本体もさっさと組み立ててしまいます。







ちなみにプラグ見たらやたらとオイリー。

放置車両あるあるなので特に気にしません。

新品プラグに交換して始動確認します。







純正のエアクリボックスは元に戻すのが面倒なので

このままファンネル仕様で進める事にします。


扱いやすいCVKですがセットパーツが少ないので

妥協セットになりがちなのがデフォですが

昨今、情報過多のようで出来るだけ頑張ってみます。


取敢えず暫定でSJを#38へ交換して

JNにワッシャー追加で0.5㎜程濃くしてみた。

新品バッテリーに交換して新品のガソリン点滴して

無事エンジン始動しました。




さて、どうしようかな・・・。

入庫時の現状で販売出来たらその方が楽ですが

色々と気になってしまい整備してしまった。

手を掛ければ良くなる症状に目を細めてしまう。



さて、困ったものだ・・・。


このフレームは重くて好きじゃないので

絶対切り刻むことになるだろう。

この外装も好きじゃないので

絶対交換するだろう。


日本人は純正然としたカスタムを好む人種なので

コスプレ含む外装交換系は招かざる傾向にある。

だがしかし、私は外装屋で創造家である。


車名はフレームに宿る。

よし、見た目が変わったGPZにしよう。


頭の中の完成図が出来上がった時点で

車両も八割がた完成したようなもんだ、と

何時も途中で飽きてしまうから

今回はやり捨てしないで最後まで頑張ろう。


「ストリートデフォルメ仕様」

SDコンセプト決定。。。

数年乗らずに屋外放置していた車両を整備します。

個人的な車両は休日作業で進行します。。。


取敢えず現状で分かっている事は

・エンジンが始動しない

・タイヤバルブ破損によるエア抜け

・前後ブレーキの固着による引き摺り

・クラッチフルード枯渇

・フォークオイル漏れ

・ステムベアリング固着

・アクセルワイヤー固着

・キャブレターOH

・ガソリンの腐敗

・ガソリンタンク内サビ除去

・ラジエーターパイプの腐食による水漏れ

等々、もう立派な不動車でゴザイマス。。。


まぁ、補修しつつ細かい所は随時補填していきます。

まずは車検取得できる程度に復活させます。






前後パンクしてるのでリフトに乗せるまでが大仕事。

取敢えず、バルブ交換から始めてみます。

通常業務や臨時作業の時には車両移動できるように

個人的車両でリフトを占有する訳にはいかないからね。







ゴム材質の経年劣化だろうけど怖い・・・。

立派な消耗品なので定期的に要チェックです。


ココからエアが漏れたらそれはパンクじゃないです。

対策はタイヤ交換と同工程なので出先補修は無理よね。







フロントタイヤのバルブ交換作業ついでに

キャリパーの丸洗い清掃。


昔は洗剤で手荒れなんか起きなかったけど

今は指先が荒れるから手袋着用です。







ブレーキホースの亀裂発見、要交換です・・・。

アルミ製フィッティングは強度的に脆いのが難点。

総合的にステン製がベストと云えますが

場所によって使い道を考慮するのがモアベター。



作業の流れとして、フロント周辺を攻略したいけど

フォークのOHは補修部品が無いので次回。

その時にステムベアリング確認する予定。



なら次はキャブ廻りでゴザイマス。。。



 

ご存知「スタック対応メーターパネル」です。

なんだかんだで固定車種を一巡した感が有りますが

懲りずにダエグ対応のスタックパネルを制作しました。


ちなみにナップスさんからのご依頼。

ワンオフ制作だと制作費経費計上が馬鹿にならないので

開発費を抑える為、内々に試作制作を行いながら

ようやく完成形のご報告となります。



レーサー制作の基盤となった当社製カーボンパネル。

過去他車種に渡り、自由に展開させて頂きましたが

今回は諸々の制約が有るので悩んだ末の完成形。

成るべくして成った形状位置関係です。

制約無視すればもっと自由に出来る要素も有り。


「ラストカスタムはメーター交換」


ダエグでどうでしょう?






今回制作にあたって留意したポイント。

・インナーパネル内に収める

・純正メーター取付部分と同位置で固定

・ウチらしい意匠形状


ウチのSTDタイプよりも小型で制約が多い為

スタック以外の補器類配置には想像力が必要。

しかし制約無視すれば自由度は広がるシステム。


何でもかんでも装着したがる方には向きませんが

メーターカスタムを楽しんで頂けたら幸いです。


If you imitate my intellectual property you will be punished
ZRX1200Rへハイスロを装着します。

同時にスイッチボックスも変更になります。

ではいってみましょう。。。





純正キャブにハイスロ装着します。

まずはタンク外して、干渉しそうなものは外して

エアクリズラしてキャブ引っ張り出したり、と。

で、純正のアクセルホルダー外して準備完了。



 

ハイスロキットも車種専用品じゃなく汎用品なので

仮付けしてワイヤー長合わせたり

取回し考察したりで、小一時間。。。






ホルダー側はこれ位のセット長。





汎用品らしいセンターアジャスト部分。

ただただ邪魔くさい固形物なので取り回しには注意が必要。

引き戻しのセット長はこんな感じ。





キャブ取付部分。

ナット固定できない差込型なのでこんな感じ。

ワイヤーガイドに角度が無い汎用ST形状なので

ただでさえ狭いフレーム内での取回しは結構重要。

配線や他パイプ類との干渉に注意して装着しましょ。




個人的には中間のアジャスト部分が嫌いなので

タイコの位置を新規製作してシンプルにしたいですね。

ただその場合、予算は上がりますので

ケースバイケースにて対応致します。



イチイチ小言を言う面倒なモラハラ親父が

当たり障りのない「持込製品」を

普通に取り付けてみた、でした。。。
GPZ1100レース対応アッパーカウルです。


以下、レースカウルとして形状の変更点

・ライト部分は埋めてます

・ポジションランプ部分は埋めてます

・ウインカーホールは埋めています

・サイドダクト部分は貫通していません





¥40000-(税抜)。


 

サイドの固定部分を若干大きめに造形しています。

強度を上げる為の措置です。



今回の製品は型の制作に難儀しました。

補強に何日も費やしましたが

おかげで良い製品が出来たと思います。

純正カウルと同様のエッジ処理に拘ってみました。


SDA的希少車両救済規格

以後お見知りおきを。。。



「在りそうで無かった物」として

GPZ1100対応のアッパーカウル制作開始です。

と云っても、ウチらしく「レース対応製品」です。



シングルシートは制作しているので

「対になるアッパーカウルは無いの?」と

過去幾度となく問い合わせが有った案件ですが

車両自体の希少性や人気度も踏まえて

なんとなくスルーしていた事実。


はっきり言えば

「どうせ売れないじゃん・・・」って理由ね。

商売上必要な判断なんですが

「貴方が欲しい」と口説かれて

嫌な気にならない心理、これ事実。

ある意味、初期洗脳。


零細なので立ち回り優先で行くかな・・・

では、張り切って開始します。







お客様に提供されたカウルがドナー。

まずはドナーカウルの形状確認と純正回帰から。


レース対応の製品になるので一部加工します。

型製作上の制限だったり、没個性だったりと

多少は形状の変化を付けるつもりですが

基本的なシルエットはこのまま。





左下の取り付け部が欠損してますので純正回帰。

内容は

①きちんとしたカウルから固定部分の模写をする

②ドナーカウルに当てはめて複製する




 

コージ選手のGPZから型取ったステー部分の粘土。

ココにプラリペア流して形状復帰させます。




 

で、こうなる。

バリ等の整形してオッケイとなります。


同時に

・ヘッドライト部分の埋め

・ウインカーホール部分の埋め

・ダクト部分の形状変更

等を経てマスター型整形作業に入ります。


では、テイストに間に合いますように。。。
三か月以上放置?していた当ブログ。

コレにはいろんな理由を当てはめていますが

ほぼ単純に人が嫌いになったからでして

要は「五月からの中二病」ですね。

いやいや、47歳の不貞腐れ方はタチが悪い・・・。

まぁ、結局何も見つからなかったし

何も解決していない。

ただただ無駄な遠回りだったので

金輪際求める事は辞め、人生諦める事にします。


イージーモード開始です。





久しぶりの更新はレーサー制作に必要な

始動系の配線処理について。


今回の車両は、機関的に純正状態のままなので

間引きする配線処理は最低限とします。


キャブ交換時にはレーシングハーネスを推奨しますが

純正インジェクション残しだとあまり手を入れません。

大して出来る事が少ないので無意味だと判断してます。







コチラはサイドスタンドスイッチ配線の処理。

スタンド戻し忘れ発進時にエンジン停止する為のスイッチ。

レーサーではスタンド撤去なので結線して対策します。

点火系に「常に戻してある」と誤認識させておく処理です。

つまり導通処置をしています。





コチラはクラッチスイッチの配線。

ニュートラル以外の場合にクラッチを握らないと

セルモーターが廻らなくなる為のスイッチ。

導通処置をしています。



レバーを握らずにセルを廻してしまったら

ギアが入っていた為に車体が飛び出したり

立ちごけしてしまったりとかを防ぐ為のスイッチ。


レーサーとはいえ安全上は残しても良いスイッチですが

余計なトラブルを防止する為に外しておく箇所の一つです。







簡易的ですが絶縁処理を行います。


後は保安部品系の配線と

スイッチボックス系の配線を間引けばそれなりでしょう。



配線処理とは大袈裟ですが最低限にする間引き行為です。

いらない配線をたどっていけば分岐点が現れますので

そこで切ってしまえば良いだけの単純作業です。

配線図を見ながらDIYでも行けるでしょうが

メーカーが安全意識を高めた措置を損なう作業です。

場合によっては始動困難になる場合が有りますので

当然自己責任の上で参考程度にして下さいね。
フォークOHとキャブの同調します。


キャブレターはオーナーがOHした後

同調だけ取り直す作業。




外装脱着は面倒なので

経費節減も含めてオーナー任せ。





OH後、目検討で組み立てた負圧値。





同調とって終了。

エコ整備でお互いメリットありました、と。。。
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sda
HP:
性別:
男性
職業:
SD-ALTIS 主宰
自己紹介:
実験・開発車両
・GSF1200
・GS1200SS
・イナズマ1200
・GSX-R1100
・GSX-R750
・TL1000S
・ZRX1100
・GPZ1100
・GPZ1000RX
・GPZ900R
・W650
・イナズマ400