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二台目のF号車D型はエンジンのトラブル。

焼付いてしまい走行不能状態です。


今回はOHじゃなくて載せ替え補修を選択しました。

車体の走行距離が約82000㌔で

ドナーエンジンは17000㌔。

冷却系も新規変更して延命処置とします。





作業前のF号車。

ツーリングメインの使用なので純正状態がデフォ。


今回はラジエータートラブルによるエンジン損傷ですが

ボチボチとスターター系にもトラブルの兆候が出ていたので

色んな意味で「適齢作業」とも言えます。。。

遅かれ早かれ、同様の決断に迫られたはずですから・・・。



出先で止まってしまい、レッカー移動となってしまいましたが

高速道路上の走行中に事故などを誘発せずに

回避出来たのは運が良かったのかもしれません。



まずはカウル類やエンジン補器類を外す事から始めます。



そこで、今回一番確認したかった事項として

トラブル元凶「ラジエーター」を外します。



 


で、クーラントを抜いてみたらこんだけでした・・・。

途中途中で水を補充しながら延命処置走行したらしいけど

ほぼ冷却液としては機能してなかったね・・・。

そりゃ焼付くよ・・・。






分解作業は特に面白味も無いので端折ります。。。






ダウンチューブ、ラバーマウントのダンパーチェックですね。





上が使用していたダンパーで下が新品。




新品は28.34㎜



 

既存は27.24㎜


外径で約1㎜減っています。


たかが1㎜、されど1㎜。

折角なんで交換します。

乗り心地が激変しますよ。。。



で、エンジン降ろしたら車両を入れ替えて

今度はドナー車両の分解。


 

K号車に外装や補器類の移植を行ったドナー車(私の名義車両・・・)

から今度はリアサスを外します。





そのドナー車には長期在庫のGPZ1100E用オーリンズを仮装着。

そのまま付きませんからお気をつけて下さい。




E型とD型のリンク廻りをアレコレと帳尻合わせて装着です。

車高が20㎜程上がってしまったが、まあいいでしょ。。。

ワタシの車両は後でゆっくりセット致します。






で、もう一度車両を入れ替えて今度はF号車のリア廻り分解。

サス交換するにはインナーフェンダー外さないとダメなので

何気に大掛かりになる作業です。





上がドナー車のリアサスで下がF号車サス。

ドナーサスは汚れてはいるけど抜けは無し。

既存サスは、もう捨てるレベルですね・・・。

抜けたオイルが汚れを蓄積させてコキッタナイです・・・。


OHして使用したいですがそのまま再使用。

どれ程持つかは知り得ませんが

今までと比べたら十分マシじゃね?って。。。





でまぁ、エンジン載せて無事始動確認オッケイ。

負圧調整してバッチリでゴザイマス。。。






動画でドウゾ。



ちなみに、現時点で納車は終わっていまして

オーナー様はプチツーにて、補修確認して頂きました。

今の所問題無いようですので、何よりです。。。


来月に皆でツーリング行くから準備よろしくチャン。。。

ワタシのD型、間に合えば良いですけど・・・。



次の3台目D型。

症状は電装系フルリフレッシュ作戦でゴザイマス。。。

では。。。
あいにくの天気です・・・。

諸々の事情で、納車が少し延期となりました。

お届けするのも楽しみなんですよ。。。





元々はエボニーだったのに外装一式変更で

キャンディレッドに様変わりしたK号車。

新しい門出に、こんな天候では縁起が悪いです。


改めてお邪魔致します。。。
先日のD型記事において

「純正キャブにおけるチョークワイヤーと

ラジアルマスターとの干渉対策」として

「チョークワイヤーを移設した」と有りますが


そのチョークワイヤーはコレ。


ベースは某車両用純正。






やはりっつーか「ボルトオン」じゃ有りません。

インナーワイヤーが長いので、タイコ加工が必要です。

幸いワタクシは「ワンオフ・ワイヤー制作部品」を所有してるので

サラリと対策できちゃったりしちゃいます。。。

(たまにしか出番が無い補修キットなので有り難い。。。)


ただ、車種別専用在庫品じゃないのでご理解の程を。。。
昨年からの引き継ぎ業務でD型の復旧作業を二台請けています。

一台は転倒車両なので主に外装と足回り系が破損(以下K号車)。

もう一台はエンジンブローなので機関系の破損(以下F号車)。



今回のレポートは文字が多めです。

オーナーさんへの報告向けですのでご理解の程を。。。




K号車の場合

現在、新品で外装系を揃えると軽く50万円~でした。

しかも色目は選べるほど無かった気がします・・・。


オクで中古外装探そうとしてもなかなかタイミングが合わない。

丸ごと一台ばらしてる業者がいるけど、素性がどうも・・・。

転倒車両なのに「転倒無し、曲がり無し」とかでハズレ引くし・・・。

偽り過多の無責任なゴミ市場だからね・・・。

過去散々な目に有ってるから、あくまでも素材で購入ならオッケイ。

だがしかし、予算は膨れるだけなので芳しく無い手法です。

「間違いない中古外装一式」って揃え辛いですね・・・。




F号車の場合

エンジンブローは、勿論全バラでフルOHでしょう。

金額的に最低60万円位は見ないといけません。


オク等で中古エンジン購入はベースEGとして考えるべき。

「間違いない中古エンジン」ってのはそうそう無い。


だが、有る所には、有る。

共に必要な部位が違う事が幸いしてる訳でして。。。



ご存じ「実働中古車両」である。

要は「実働のドナー車両」を購入して部品取りにしてしまう。

贅沢ですが、コレが一番確実です。







その栄えあるドナー車両がコレ。

縁有って、ご近所のバイク屋さんから購入してきました。

車検付き実働車両で、走行距離30000㌔程度。

一応、ワタシはこう言います。


「コレを仕上げて乗った方が安上がりですよ」と。


でも、K号車とF号車、共にオーナー口々に

「乗換は嫌だ」と、おっしゃる。

「自分のバイクを直したい」と。

うん、わかりますその気持ちは・・・。

バイク乗りは損得無しの部分が有りますからね。


でも、このドナー車は生きてるバイク・・・。


う~ん、じゃあ、オレ乗るかな・・・。



しかしね、ドナーだから色々と使われてしまうので

最終的にはフレームだけのドンガラになる訳・・・。


まぁ、手元にある部品と残骸やらなんやら

うまくやりくりして何とかするべ、と。。。

自分のは逆に気兼ね無しなのでお気軽仕様でいいべ、と。

まぁ、ボチボチ進めて見ます。


なので、【三台を三台に起こし直す】計画のリスタート。





まずはK号車に必要な部品を全部外してしまいました。

残されたコレが、ワタシのD型です。。。




で、復旧作業自体は難しい事ナニも有りません。




はい、K号車完成です。

しかし、軽度とは言えない転倒状態だったので

実働状態にしないと試乗できない上に

「もしフレームに不備が有ったならば大変だぞ」と

判断が後回しになる怖さを踏まえての復旧作業でしたが

無事試乗にて、問題無く何よりです。。。



「転倒箇所の復旧作業」としては

外装類と灯火系補器類の全移設。

フォークのOHとインナーチューブ交換。

ステムベアリング調整と注油。

左右のステップと前後ホイルの交換。

ハンドルSWボックスや電装系の補修とメーター交換。



「点検復旧整備と部品の追加交換」として

オイル・エレメント交換やタイヤ交換。

ラジエーター系洗浄とクーラント交換。

バッテリー交換して、新規で別体式ETCを設置。

プラグ交換にフルード交換。

無線系の本体ステー制作と通話スイッチ装着。

シートアンコ抜き加工とステー修正。


ついでだからと車検整備以上に整備を行っています。

今後も調子よく乗るためにはドコかで必要な重整備です。



で、折角なんで左右共にフランド製ラジアルマスター装着。

コレが予想以上に面倒な作業なんです。

なにしろ、部品の相性が悪い・・・。



ブレンボ製やニッシン製でもラジアル系の装着に際し

全般的に云える事例になりますね・・・。

その理由は、位置関係・・・。

マスター下部に有るホース取出し口とワイヤーとの干渉。


まずはブレーキ側。




純正のアクセルホルダーのワイヤー位置と

ラジアルマスターのホース出口がビンゴ。


良く有る対策は、薄型スイッチボックスにして

別体のアクセルホルダー装着する事で環境整える作戦。

少しだけアクセルホルダーをズラして装着する事で

ワイヤーとブレーキホースの干渉は避けれました。

ホース類は新設しないといけませんけどね。。。

ブレーキスイッチ配線も新設補修しました。。。





ウマい事避けれてオッケイです。。。



次にクラッチ側。




クラッチ側はもっと面倒。

チョークワイヤーとホース出口が干渉します。

スイッチボックスを少し回転させれば良いってレベルじゃないので

クラッチワイヤー外して移設する事にします。


TDMRに交換するのは超イケテル対策ですが

今回は見送ります。。。



三本ほど、他社含めてチョークワイヤー買ってみた結果

一番加工が少なくて済む物を発見。

D型に収まり良くて何よりです。。。





ケテルの無線をお使いなので

通話SWをクラッチレバーの上に設置。

単体だと収まり悪いので、アルミ板でベース作って固定。

握り込んでもPASS.SWと干渉しない位置にセット。

軽くて実用的なクラッチシステムになりました。。。


まぁ他にも現物合わせ加工したり新規製作したりしてますが

そういった経緯は端折りまして、完成報告となります。




次はF号車ですが、何故か新規でS号車も仲間入りの模様。

都合よく、このS号車は電装系のトラブルなんだよね・・・。

コレで、【四台で分け合う計画】になりそうです・・・。

まぁ、追って報告します。
D型対応のスプリンターキット、ようやく形になりました。

クライアントの方々、大変お待たせ致しました。

残りはタンクカバー類を制作して納品となります。。。



通常販売戦略のカケラも無い「ワンオフ製品」扱いですね。

販売価格は要相談です。


久しぶりの「自問自答製品」でゴザイマス・・・。







純正フレームやタンク等の必要備品をオーナーさんに用意して頂きました。

この場を借りて感謝いたします、有難う御座いました。

タンクカバーは型を制作してから、製品版を作成しますが

今後「D型用タンクカバー」を制作する事は無いでしょう・・・。

インナータンクの展開図も残していません。

二個目を作るならば、全然違う形状になると思います・・・。



試作では10ℓ程度だった容量も数度の仕様変更を経て15ℓまでアップ。

今回は試作品が納品製品になるべく、一粒種でゴザイマス。。。

良い区切りが出来たこの辺で完成と差せて頂きました。


折角製品化したのでHPにも記載しますかね。
お馴染スプリンター仕様のZ1000レーサー@#27号車。

形状変更しているインナータンクを少しアップデートします。






練習用外装のガルフ仕様。

お陰様で好評なルックスとの評価いただいて居ります。

しかし、元ネタは「ガルフ」さんち・・・。

「オマージュしたガルフカラー」なのです。。。




ハナシが脱線しますが、最近騒がれている「パクリ問題」。

ウチの外装製品にも見受けられる「パクリ形状」。


ボクも「何らかのデザインを個体に合わせてイメージ制作」しています。

一応「その車体に無い物を新規で制作」していますが

その物を持ってきて「型取る」事は立派な犯罪だと思ってます。

原作者に対する侮辱行為ですね、許せません。




ならば「一部分だけ形状変更すればオリジナルなのか?」ってーと

困った事に多分、オリジナルの範疇だとも云えるでしょう。

それを良しとするかどうかが、製作者のプライドだけどね。

(今現在の一般的な外装制作手法がコレに当ると思う。

メーカーデザインの外装類を材質変更して販売とかね。

暗黙の了解なのはメーカー側の余裕が成せる業でしょうね。)




カラーリングに関して、色目はパクリですかね・・・。

単純にコピーペーストで完成させた訳じゃ無いけど

「ガルフカラー」って呼んだら認めた事になるんすよね・・・。

他人のフンドシ巻いた時点で、原作者の存在は表裏一体。

「ガルフ」とゆう固有名詞を使う事に尊敬の念を抱きつつ

「オマージュ」した「ガルフカラー」と呼ぶ。

ボクのオリジナル配色じゃあ無いから応用した「オマージュ」。

限度を超えない程度にリスペクトする気持ちが重要なんだと思うけど。





で、製品仕様のインナータンク容量は7ℓ程度の超スプリント仕様。

さすがにツクバサーキット練習一本分ギリギリ燃料な現状・・・。

練習でガス欠なんて如何な物かな、と。

せめてクールダウンチャージ分、もう少しだけ増やします。





裏面に追加容量として500ml程度の追加工。

ちょっぴりですが、こんな程度でも効くと思います。


本来ならば全体的な形状変更見直しを行うのが一番なんですが

作業上の事情が絡むので複雑な形状での制作は断念してます・・・。

作業内容と制作形状と手間単価との都合を合わせた結果なのね。


「もっと燃料追加仕様が欲しい」ならば別注扱いにしてます。

他に無い物だから自由に制作出来る反面、キリが無い作業なので

完了線引きは独断と偏見で決めています、はい。






燃料コックを今までのTZ式からワンタッチへ変更しました。

メンテナンスにおける脱着作業の優位性に際立つアイテム。

デメリットはパッキンの劣化によるガス漏れ対策。

まっ、コマメに交換すればいいだけ。

レーサーならではの質実剛健スタイルには気配りが必要です。
ハラショーサイレンサー装着済みの車体を一部変更します。


サイレンサーステーを新規に制作します。

現状でもしっかりしたステーが付属していますが

オーナー様には完成寸法がキッチリ出ていらっしゃる。

なので、ご希望通りの制作パターンになります。





色々と手間暇かかった車体とお見受け致します。

「イメージ通りに詰めたい」そんなお手伝いです。





もう少し内側にサイレンサー軌道を変更するイメージ。

具体的には「15㎜程度」との事。

「角度はそのまま内側に」って事です。





寸法がキッチリ指定されますと、仕上りがブレてはイケマセン。

現状のステーを元に、位置合わせの治具取りを行って作業となります。

いつもの如く「たまたまウマくいったかも・・・」ではダメね。





使用するカラーも段付き形状に加工した物を採用。






右側が従来品、左が今回製作部品。


パイプも直線じゃ無くてS字ベンドした物を採用。




 

今回製作したステーは総合的にブルジョアタイプとなります。

ちょいと工程が増えた分、クオリティは格別でゴザイマス。







で、番外編。

比べてみたシリーズ。

前々から噂には聞いていた現物をジロジロと確認。

違うっちゃあ違うよ、そっくりだけどね。

たださ、そうゆう事じゃ無いんだよなぁ。

言いたい事は山ほど有りますが、まぁいいや・・・。


ボクのプライドはこんな事じゃへこたれません・・・。
900Rレーサー作業の続きです。


私の尊敬する「アインシュタイン」の格言に

「ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ」とあります。

私もそう思います。






「シンプルなハーネスは貴方に幸福をもたらすでしょう」


別に宗教染みてる訳じゃ無いですが、欧米風に云うとそんな感じかと・・・。






シート下は新設したバッテリーケースにリレー類を隣接させるレイアウト。

今後も考慮した設計を行ってみました。


欲を云えばシートレールの形状変更を行うと効果有です。

シングルシート固定に特化した形状にて、より一層雰囲気が変わります。






メーターはAIM製に変更。

至ってシンプル。

必要な情報は詰まっております。




 

シフト機構にレーシングアイテム「PICシフター」を装着。

当社は取付推奨販売代理店なので今の所「一択」でゴザイマス。


「機械接点式の安定度は貴方に恩恵をもたらすでしょう」


調整範囲が広いのも特徴で、必ずベストな位置を探求できると思います。

ただ、タイミング調整を失敗するとウマくシフトアップできなかったり

高回転域で失火現象が起きて頭に中が「?」状態になります・・・。

まぁ、多少の技量が必要なのはご理解頂きたいアイテムです。。。





もう一つ交換したアイテムがHRCコア交換。

当社ではお馴染みの作業となります(一部に好評)。

「大は小を兼ねる」

男の持論でゴザイマス。。。





ラジエーター交換パックにリザーブタンク設置も。

カウル内に配置してチョイチョイ確認ください。


一旦終了、進化の途中作業でございました。。。
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