SD-ALTISの主観
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整備ついでにZZR1100C型のリア廻りを移植しちゃいます。。。

「何時か使うだろう」と思って数年間も寝かしていたパーツを

「このタイミングで使わなきゃ、この先無いでしょ」と思いまして・・・。

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アクスルとハブのベアリング類、オイルシール類は全部新品交換します。

ホイルペイントするから邪魔だし「¥500円ぽっちの重要部品、けちってどうする」と。

まぁ、交換しなくちゃって程度だったから全てにおいて「ついで作業」なのですね。。。

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リアブレーキ周辺もC型純正のまま採用します。

このシリーズ全般、ベアリングのスラストガタが出やすくて本当にキライ・・・。

一応、フローティング式ですが僕は嫌いなのでリジット式に変更します。

でも、リジットカラーの製作圧入とかはせずに、純正のヘッポコニードル機構のまま

固定方法だけをリジット式って事でチープ対応なのです。

ナンチャッテリジット式ですが純正と強度は大差無いので今回は拘りません。。。

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キャリパーは多分ZX-10のリア純正だと思います。

C型とは色違いなだけですね。

ニンジャとかゼファーとかとも共通のピンスライド2POTでございますが

エアフリーの位置が違うので「下装着」ならばコチラの方が望ましい、と。

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これも4年前後は放置なキャリパー。

その当時から、ピストン固着だったので嫌な感じ・・・。

案の定、ビクともしません。

面倒なので、ラスペネ漬けで一晩放置しました。

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エアーで「ブシュッ」っと攻撃、ピストン「ぬるっ」って出てきた所

何気なく持っていた左手中指に「ドッゴ~ン」って挟まれて流血です・・・。

出てきたのがうれしくて、ついついエアーマックスな原因でございます・・・。

まぁ、分解できたので良しとします。

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とりあえず、リアホイルとハブとキャリパーとサポートのペイント準備完了しました。

残る塗装準備部品はスイングアーム本体とフロントホイル。


これでも、仕事の合間見て作業しています。。。

だって、このバイクは個人的車両なんです、今の所。

この先、良い巡り合わせがあると面白いんですけど。。。


タンク内の錆取完了したけど、保険の意味を兼ねて

タンク内もコーティングする事にします。

二液性素材ではエポキシ系が主流で、製品も多種有りますが

安定して使いやすく、効果も期待できるのは

ワコーズのピカタンとタンクライナー。

ちと、高いコンボですが間違いない施工が可能なので、僕はコレ使います。

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タンク内に送入したら、液体の流れをイメージしながらグルングルンするんですが

まんべんなくコーティング事が基本なので何度も何度も繰り返し作業します。

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隅々まで行き渡ったと思える位の作業を終えましたら

一所に集まるようにタンクを傾けて余計な樹脂を回収します。

今回、200g用意して120g回収でございます。

きちんと回収しないと、タンク内で固まってしまい非常に厄介です。

そんな失敗コートタンクの再補修は出来ないので気を付けてください。


次はFZ750改良タンクを施工しましょう。。。


キャブをばらして、パーツごとドブ付け丸々洗浄。

洗浄液は温めてありますので、洗浄力アップでございます。

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綺麗になって良かった。。。

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でも、ジェット類は芳しくないので、廃棄。

PSのリングとワッシャーを洗浄液の中に紛失してしまったので

部品取りのキャブ牧場からフルパワー仕様をドナー検証します。

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輸出仕様のGPZ1100用CVK、なぜかPSがアルミ栓でメクラ処理。

2㎜ドリルで揉み取って、PS開度の現状確認したら

#1と#4が全閉で#2と#3が1.5回転戻しでした。。。

国内仕様に準じながらも現車合わせで調整します

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同調ばっちりでアイドリングチョー静寂。

で、ボクのデジタルゲージ液晶に白い点々が日に日に酷くなってきてる。

メーカーに電話して「念の為、検品してください。本日発送します」と。

「では送ってください、調べます」とメーカーさん。

しかし、送料はどっち持ちなの?とベガーな疑問がありまして・・・。

一向にメーカーさんもその事にスルーされています。

メンドクセーから「じゃあ、着払いで本日送りますね」と。

したら「着払いは・・・」とか言われちった。。。

「故障していたら、無償修理するし送料も持ちますが・・・」

「見なくちゃ判らないものを受け付ける訳には・・・」って事らしいけど

白いゴミみてーのが画面にチラついてるのはボクのせいじゃないと思う。

購入した問屋さんを通した方が煩わしくなくていいんですが

時間が掛かって厄介なのよねぇ・・・。

まわりくどいのはだめです・・・。


GPZ1100・走行距離5000km弱ですが、3年以上不動状態の車体。

訳あって車両牧場から引き上げたまではいいですが

ついつい、保管中の汚れが気になってしまい洗車。

ついでに始動確認したくなってしまい、じゃ軽く整備開始でございます。。。

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まずは、キャブでも掃除するかな、と確認したらスッゲー汚い・・・。

ガソリンが腐って悪臭立ち込めてしまった次第です・・・。

チマチマとキャブクリーナーで洗浄してもラチあかないので

洗浄液にドブ漬けした方が手っ取り早い作戦です。

じゃ、クリーナー液を沸かして湯煎準備しますかね。。。


早速、お取り寄せ。

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ラジエーターで隠れてしまうのが勿体無いですが、それも所有力でございます。

フルエキ取付に当たっての車種毎調整として、冷却系との干渉が考えられます。

純正の冷却システム対応か、社外の冷却システムかを選択出来ない現状なのが

多種多様な昨今のニンジャ事情にまつわる面倒な部分でも有りますので

「性能優先の取り回し優先」なフルエキと認識くださる事がポイント。

冷却系と干渉したらば、都度対策出来る環境が望ましいかな・・・。

せいぜい、オイルライン取り回しが要調整って感じかな?と思いますけどね。

すべての車両に「完全ボルトオン」っちゅー訳にもいかない事を御理解下さい。

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集合部分はエンジン真下の「センターコレクト」です。

オイルパンとのクリアランスもカッツリきてます。

性能・機能においてぬかりありません。


「うそつきは泥棒の始まり」って事は泥棒はうそつきなのです。

「貴方の心を鷲掴み」シリーズ。

じゃあどろぼうじゃん。。。

でも、ウソつかない・・・。

良い物紹介してるっしょ。。。


ちなみに、N/RダウンチューブとN/Rアンダーカウルとの相性もバッチリなのです。

 
 

フロントフォークを変更します。
 
ニンジャ用ホワイトパワー製倒立キットから、 オーリンズの正立フォークへ。

ステムはZRX1100を流用。
 
オフセットは30mm。
 
リアの車高を考慮すると丁度良いんです。 

ただ専用製品じゃないので細部の調整が必要ですが微々たるものよ、そんな事は。

ストリート仕様なのでメインスイッチの取付とか、ハンドルストッパーとかがソレ。

セパハン仕様なのでトップブリッジは社外製品に交換してすっきりとね。。。

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最近良く使うウエスっちゅーか、クリーンワイパー。

1枚サイズが小さいのでがっつりとしたウエス代わりにはならないけど

使ってみると非常に便利なんですね、贅沢ですけど。。。

ケバ立たないからキャブの清掃とかメーターの中を分解清掃したりとかに最適。

ベアリングのグリス充填時にはみ出たグリスのふき取りとか使い切りでばっちりだし。

バイクのフレーム上に置いといて「ササッ」って使うのがトレンディ。

使い方次第ですけど、今の所は常備中。


熟成中にかなーり汚れてしまった・・・。

これから綺麗になるので敢えて掲載なのです。

準備していたパーツもボチボチと揃いましたので、作業開始でございます。


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スイングアームは加工前に洗浄して準備完了です。

フローティング仕様からリジット仕様へリアブレーキシステムの変更。

まずはトルクロッド取り付け部分の設置作業です。

ブレーキパーツを仮組して位置確認してから溶接。

一体式のキャリパーサポートならばロッドピロはM8でいいけど

元が?なフローティング機能のサポートにはカラー圧入でM10ピロが無難ですね。

で、溶接終了後サンドブラストしてから黒にウレタンペイントがプラン。

ピボットベアリングも新品に交換して組み立ててばっちり完了です。


純正のスイングアームを加工していく場合と、社外製品で賄う場合とで

その後の選択肢が変わりますが、性能的には大差ないです。

「取り換えた感」が欲しかったり、ショップのセールスに乗るのは自由なのです。

けど、あまりセールスに乗っては駄目なのです・・・。

なんとなく思ってみたのです・・・。


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ホイルはマルケの5R。

5本スポークの鋳造マグ愛好家な僕にとっては

いつでも買えるマグタンなんかよりも、よっぽどコレの方が好きなのです。


ダイマグしかり、鋳造マグホイルの装着車両を貶す輩が一部おられます。

「鋳造じゃいつ割れるか解かった物じゃないからやめときな」と。

「今の主流は鍛造だからさ」とも。

おっしゃってる人は何を根拠にしてるのでしょう・・・。

持ち主に失礼な事をおっしゃったり、不安がらせる様な言葉を浴びせるのは

いささか、配慮に欠けていると思いますよ「何様なの?」ってね。

そんなデコレーション・センスにはボク追いつけませんけど・・・。


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アクスルはニンジャ純正のφ17仕様ですがφ20仕様変更します。

ベアリングサイズとカラーサイズの確認の為に一旦ばらすのですが

計測後に元通り組みなおして、装着するのは一手間なんですね毎度ですが。。。

地味ですが、愛着持って良い状態を維持していけばいいじゃない。

ちょうどいいベアリングも有ったし、新規カラー制作の図面も出来たし。


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キャリサポのフローティング機構に使用されていたカラー類。

リジット変更の為に採寸してみました。

ちょっとだけ寸法違いの為、リアキャリパーの片減り誘発していたのね。

原因解明と同時に「次はそうならないよう」にね。
 


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【新商品紹介】

量産型としてリニューアルです。

マネシンボの追従を許さない本物ならではのリアリズム。

性能に関しても某社より10%以上は上がりますから、さあ大変。

クオリティと性能が両立しているニンジャ用マフラーはコレだけでしょう(キリッ。

原田消音器製品・北関東正規代理店のSDアルティスがお送りする

今なら先行販売5セット分、チョーサービス特典あったりでこれ大変。。。


ニンジャ系最速マフラー、満を持して販売開始でございます。
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