SD-ALTISの主観
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新製品の紹介です。

ZRX1100・1200の純正カウル対応のゼッケンプレートとなります。

形状はシンプルな曲面構成にて、全体的にライトを隠すタイプとなります。

固定はスクリーンボルトと共締め固定。

・黒ゲル仕上げ

・定価¥4980-(税込)。





(画像製品は着色ペイントしていますが、通常製品は黒ゲル仕上げです。)
ボディとの同色もやりすぎればただうざいだけです。

Fフェンダーはカーボン仕様なのがデフォ。

「フルカーボンは金がかかるので、一部だけカーボン仕様で」

って言われても、悪い気はしませんので安心下さい。

どうせウチの外装類は、ほとんどが受注生産です。

多少のわがままは言ったモン勝ちってな調子でございます。


「形状はZRXが好きなんだけど、フォークはZZR-D型なんすよ。」

「うまく取付できればありがたインすけど・・・。」


じゃ、対応させましょ。

で、コレ。↓



なんでもかんでも加工できるとは言えないけれでも、ね。


「妥協と所有力は反比例」をモットーに日夜製品開発してます。

他社製品との比較の上で、良いと感じてくれたウチの製品には

びっくりするほどの仕掛けが有る訳ではございませんが

ボクらしいコダワリが満載なんです。

ソレを感じていただけますと、制作冥利につきるのです。
ニンジャレーサー関係の作業が継続しているのは何故でしょう・・・。

コチラもSTDEG使用による【Fゼロ】レギュレーション対応車両です。

来月のテイスト・オブ・ツクバへ参戦する訳ではないのですが

来年以降、参戦する可能性を踏まえた上でのセットアップです。



いくら「草レース」とはいえ、ふと思い立った所で

参戦する決意や準備には労力と割り切った判断が必要だと思います。

行き当たりばったりで、上手くいく事も有るでしょうが

やはり、それなりの準備を踏まえる事は最低限のモラルだと思います。

なので、ちょっとずつでも準備すりゃいいだけのお話ですね。

時間ばかり掛かって参戦する決意が鈍ってきたら

所詮、そんな程度の気持ちだったッちゅー事で片付けましょう。


で、ナイトロレーシング・アンダーカウルを装着します。

ダウンチューブはアクティブ製なのでボルトオンでは御座いませんが

現物合わせで切った張ったは必須作業ですのでお見知りおきを。



旧ノジマ製エキパイとの相性は、残念ながらあまり良くないかな?・・・。

最初期の頃のノジマ製エキパイは形状の関係で仕方が無い対策といえます。

(だからって、現在のノジマ製は試してませんので未確認ですけれども・・・。)

これも、ナイトロアンダーが専用設計ゆえのバンク角優先形状だからです。

それでも、現車合わせ作業によるそれなりの収まりには問題なしでございます。

なんか「逆輸入」な感じの作業でございましたがこれがベストです。
取り合えず、僕の担当作業はほぼ終了いたしました。

レーサーに仕上る作業は、割と好きなので、可も無く不可も無く。





残すは、アンダーカウルのフィッティングと外装ペイントと。

あっ、オイルキャッチタンク完成してるので

引取りよろしくちゃん。
極一部で繁殖中な、レーシングハーネスの制作です。

エコに目覚めたボクは純正ハーネスを解して制作。



保護テープを剥していくと残糊がベッタベタして気持ち悪いので

ふき取りながらの作業ですので、結構な時間が掛かりますが

こんな時こそ、エコなボクには自分を見つめ直す有意義な時間でもあります。



使用する線のみをチョイスして、大雑把にカット・準備開始です。

各補器類の設置場所との兼ね合いで、スマートに帳尻合わせていきます。



「自分、不器用デスカラ・・・」的な、レーシングハーネス。

使用目的が限定されればされるだけ、無駄が排除されてしかるべき。

他車種との差別化を図るのが理由ではなく、それが必然の如く。


どう、一本いっとく?
シングルシート装着でニンジャレーサーって思える佇まいになってきました。



この外観はウチのシングルシートが独自性を持っている証でございます。

他業者の販売している純正形状延長型シングルシートでは無理なんですね。


ちょっと脱線して、ニンジャ用シングルシートの秘話。

思い起こせば1999年8月号だったと記憶しています。

「ゴーグル誌」にて、ニンジャの記事を扱って頂きました。

その時点では、全国初のシングルシート装着のカスタムニンジャ。

(当時はウチのシングルシート形状も純正形状延長型でした。)

「ゴーグル誌」に掲載っちゅーのが納得行かなかったのは事実ですが

(これが間違いの開始だとボクは思っていますけどね・・・)

まぁ、どんな媒体であれ良い物はヒットするはず、とも思っていました。

それ程の自信作でもあった訳でございますが、世間は甘くもありません。

実際問題全然ウケませんで、ひやかしも無い、泣かず飛ばずな現状でした

たった1回の雑誌掲載(しかもゴーグル誌・・・)程度では仕方ねーかな

なんて三ヶ月も経過した頃にようやく問合せの連絡。

九州地方のあるカスタム屋さんから電話がありました。

「非常に興味が有りますが、ニンジャでは始めての製品形状な物ですので

イメージ出来なくて、お客さんも二の足踏んでるのが現状です。

もしサンプル的な物など有りましたら形状確認させてもらえませんか?」

なんて言われちゃあ、待った甲斐が有るなって事で、のこのこと

「じゃあ、サンプルで1セット送りますから検討下さい。」ってぼく。

送ってすぐには商談も決まらないでしょうから1ヶ月は待ちました。

翌月に連絡したら「引きは有りますが、なかなか難しいですね」と。

で、焦らずにもう1ヶ月位待ってから再度連絡したらば、別の方が

「担当者はヤメテしまってるので何の事だかさっぱりですが?」だって。

「では、工場の中にニンジャのシングルシートが有ったら

ウチからのサンプル貸し出しなので探してもらえますか?」とボク。

「それが綺麗さっぱり片付けて行ったので跡形もありませんよ・・・」だって。

その店は2人で共同経営な店舗らしく、互いの仕事にはノータッチだったらしい。

残ってる代表にやめてしまった担当の連絡先を聞きました。

で、直接電話掛けたら「あーはいはい、アレね、」だって・・・。

「調度、連絡しなくちゃいけないなァなんて思ってたんだ。」・・・。

「取り合えず返してくださいよ、一刻も早く。」ってぼく。

「いや、迷惑掛けたので買い取ります。いくらでしょう?」

なんだ、話せば分かるじゃん、って思って

入金先を教えたら、数日後に振り込まれました。

まぁ、人生色々あるねぇと一件落着と思いきや

それから数日したら、シングルシート本体も送られてきた・・・。

なぜ?と思い、発送先を確認したら明記されていたのは先の共同工場・・・。

「サンプルで送っておいて、金を請求する方法は詐欺にあたるよね?」と・・・。

「弁護士の先生と相談した結果、そう受け取る事が自然で望ましいので

必要の無いシートカウルは返却する。大至急返金しなさい!」だって・・・。

なんで、ボクが詐欺師なの?どこでどうなったら?

もう、店の名前も当人達の名前も思い出したくない程の嫌な思い出。

九州には一度行って見たいと思っていますがこの二人には会いたくないです・・・。


そんなこんなで、ニンジャの外装には変なトラウマが有るのでございます。

今では、数社より純正延長形状風な製品ばかり発売されています。

いつのまにか、ニンジャにはシングルシートも有りって時代です。

ボクも当時の形状その物を販売する気はさらさらございません。

ただ、外せば良いって事でもないので難しい所ですが

自分がカッコイイって思えるものならば妥協した製品よりマシって考えです。

そんなわけで、SDA式ニンジャプロジェクトは微妙に進行中でございます。
昨日、ライダー好みに合わせて乗車位置設定をしましたので

アッパーカウルの位置とシート位置も決定となりました。

個人差が優先するポジションセットなので、適当に勧められないポイントを

先に調整しておかなければ、後々のスケジュールに支障をきたすかな?と。

まぁ、ほんの5分くらいの確認で大袈裟ッスカね・・・。

でも、残りの作業はボクのサジ加減なので有りがたいっちゃあ、有りがたい。


で、「大事の前の小事」ッツー事で、ちょっと小物の加工を先に。

まず、純正タンクキャップの加工。

予定では、レース当日はスプリンター武装なアリス号ですが

取り合えず、純正タンクは準備して練習使用するつもりです。

電装はレーシングハーネスなので勿論、キーレス。

ならば、タンクキャップもキーレスへ加工しました。

鍵絡みはセキュリティ上、細部の加工方法はシークレット。



分解してシリンダーを外せば良いだけですが、チカラ技は厳禁でございます。


徐々にレーサーへ仕上がりつつある、アリスちゃん。

練習時間ネーけど大丈夫なのでしょうかねぇ・・・。
アリス号・スケベ椅子風ハッスルペイントがその気にさせます。



ビシッとトップブリッジ下にハンドルを設定するので

アッパーカウルとの位置関係を修正します。

ハンドルと接触する部分をガシガシ切り刻んでいってしまいますと

カウルサイドの面積が非常に少なくなってしまい

バランスの悪い造形になってしまうと個人的に思いますので

カウルステー自体を下げて多少の数値稼ぎを行っておきます。

したら、現車持込時点で、少しさげてあった。



しかーし、これまた適当なやっつけ加工でございますが

アルミでカウルステーをワンオフしている時間はないので

純正をベースに手直しする予定でございます。

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