SD-ALTISの主観
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縁あって、特急仕上げのお手伝いでございます。

車両はGPZ900R・ニンジャレーサーアリス号。

F-ゼロクラスのレギュレーションに準ずる加工を施します。

エンジンはすでに製作中なので、機関レスシャーシにて入庫。

ボクの担当は外装と電装と若干のフレーム補強とその他工作。



外装はスプリンターHZパック・フルキットの使用予定・・・。

電装はレーシングハーネスとダイナ2000に各補器類。

フレーム補強は適度に行いつつ、純正ダイアモンド式で試走。

最終的にはクレードル式に落ち着くとは思いますが・・・。



ベース購入時から、それなりのカスタム車両ではございますが

サーキット走行やレースに向いている車体とは限りません。

社外部品が付いていても敢えて交換する事も多々有ります。

シンプルで質実剛健なオートバイを目標にしましょう。

ボクの持ち時間は4.5.6.7の4日間。

まずはポジション合わせの為に準備開始です。

短期間なので集中連載のつもりでレポート予定です。
新製品の紹介

ウチで展開しているニンジャプロジェクトにも絶対条件の一つとして

心強いニューアイテムが登場致しました。

制作はご存知原田消音器にて。

巷に溢れる、ZX後期系EG搭載ニンジャへのピンスポット製品とし

カスタムの完成度を高める為の、マスト・アイテムです。

無限の組合せが有るであろう、ニンジャの冷却システム類や

ダウンチューブ形状による形状規制が有る中で

きっちりとまとめるセンスには脱帽でございます。

車両はダブルスピードさんちのカスタム車両をベースに展開。





レース用部品 公道走行不可

 材質:チタン
 音量:105db
 価格:¥294,000(税込)
 受注生産(納期2週間程度)

※本製品はZRX系エンジン搭載を前提とした専用設計品です。
  GPZ900Rノーマルエンジン車輌には適合しません。
※製品の仕様及び価格は、予告なく変更する場合がございます。


いままでの流れでは、この手の後期EG搭載カスタム車両に対して

懸念されていたのが、マフラーとの相性がありました。

ZRX等のリプレイスを加工して装着使用するのが大半でしたが

専用品が無い「そうせざるを得ない」からの脱却です。
ご無沙汰してます、ニンジャ用スプリンターKIT。

インナータンクの形状修正による遅延中ですが、作業自体は進行中であります。



今出来る事をしておく、って事でカーボン仕様タンクカバーです。

ウチのニンジャ用シングルシートもカーボン仕様にて制作しますが

残すアッパーカウル製品はウチでは開発していません。

フルカーボン外装にする為にはカーボン仕様アッパーカウルが無い訳ですが

ニンジャ用としての製品形状はつまる所、純正形状だと思ってますので

ボクが制作しなくても他所で販売してる物でいいんじゃないのかな?と。


まぁ、引き続きニンジャプロジェクトは細々と進行していく予定です。
新製品の紹介

ウチのレーサーを含めてお世話になっているハラショーこと

原田消音器製フルエキの新作完成のご案内です。

下記、引用スペックです。

レース用部品 公道走行不可
材質:チタン
音量:105db
価格:¥294,000(税込)
受注生産(納期2週間程度)



製造手法や形状についての説明は今更不要ですね。

理論を理解した上での職人作業には、ただただ脱帽でございます。

派手な展開などせずとも、良い物は民へ浸透するのでしょう。

きちんとしたマフラーにはそれだけの意味が有るのです。



(画像のフルエキは試作品ですので市販製品とは仕様、形状の変更が有ります)
せっかくマスターを新品で装着したので

クラッチマスターもついでにフルード交換。

ほぼ一年前に購入したこの車両でございます。

購入時に「油脂類は全部交換しておきます」と、言っていた

購入先の某カワサキ販売店のスタッフ。

トップキャップを開けて、ちょいビックリでございます。

一年でココまでの変色はないだろう、と思いつつ

でも、クラッチフルードは劣化が早いしなーとか思いつつ・・・。

まず、上から抜き取るべ、と作業開始でございます。



全部抜き取ったらカップの底にはヘドロみてーな残留物が有りました。

うーん、一年でこんな固形物は発生しなくね?

間違いなく、水分と反応したフルードがドロってね?

中古購入したお客が後々のメンテナンスを

全部自分の店に依頼する保障は無いでしょうに・・・。

そんなばれるウソ、つかなきゃいいのに・・・。

だからボクみたいな他所で検証されてしまうのですね。



まぁネタが出来てナニヨリとする事にします。

で、清掃して新品のフルード注いでからオペレーションにて

エア抜きと同時に循環させてバッチリでございます。



このままウチでの納車前整備を終了するのもアレですし

なんだか、うそ臭い販売店の納車前メンテなので

リアのフルードも疑いましょう。

うーん、やっぱりキタネーじゃんか・・・。



ただ、リアフルードには変質した固形物は無かったので

タンクの清掃のみで新品のフルードにて循環させます。

空っぽみたいですが、綺麗な新品フルードが規定値まで入ってます。



バイクを通して、せっかく知合った友人です。

楽しいバイクライフを共用出来れば尚の事。
フロントブレーキマスターをニッシン製ラジアルへ変更です。

今回はディトナ製を使用しました。

ZRX1100との相性はイマイチとの噂が有りますが

ホースの取回しを考慮すれば問題ないです。

対策部品みたいなチョイホースが販売されてる意味が分りません・・・。

純正ホースを使用する事が前提であれば、そりゃ必要でしょうけど

対応出来るホースのパッケージで回避するのがお役目ですので

うまく、取り回し出来れば良いのでございます。



↓コチラはボクのGS1000Sに取り付けている

ZZR1400純正のマスターシリンダーです。

微妙な形状違いは大人の事情でしょうかね・・・。

共に、タッチの変化違いは無く、同じ様な物として認識を。



で、使用するのがこのブレーキホースキットでございます。

プロト製のスウェッジライン・プロ(ステンでスモーク)です。

車種毎セット物ですが各ホース長の変更可能なので

出来寸法を想定してラジアルにもバッチリな長さにて納品されます。

よほどの事情が無い限り、最近はほとんどコレ使ってます。



ブレーキキャリパーはニッシン4PでパッドはRK・MA-Xをセット。

余裕を見てジクーのシンタードですね。

よほどの事情が無い限り、この組合せで不満は無いはずです。



*よほどの事情とは、「好みの問題」っちゅー事でしょうか。

まぁ、個人的見解を含めてますので・・・ね。
純正のトキコ製6Pキャリパーは大人の事情だと思います。

パッドが減りましたのでキャリパー交換します。

このキャリパーに依存する事は無いと思ってます。



替わりにニッシンの4Pを使用します。

これはスズキ系細目ボルトですので、同時にブレーキシステム

全部を総取替えする事になった次第でございます。



通常使用では、可も無く不可も無く。

シビアな動きや強度は若干落ちますけど

パッド選択での使用途を選べばまだまだ一級品だと思います。
宮本選手のZRX1100がターゲット。

程よくやれてきた感の有る1100市場ですので

リフレッシュ作業に効果有りな個体でもあります。



中古で購入する時には大概がオイル交換は行われるハズ。

でも、その時の作業は未確認が多いハズ。

ですので、管理記録を改めてリセットしましょう。

今回はオイル交換とエレメント交換を同時に行いました。

マフラーをずらさないとエレメントが取れません。

センターパイプをコレクト部分から外して無事終了です。



お次にリアキャリパー清掃とピストンのモミ出ししてフルードの交換します。

パッドの残厚は平均して2.5mm、ちょっと片べりしてるのが気になりますが

スタンド上げた状態でのホイル空回しで引きずっている様子もないので

使用途を踏まえた結果、今回は続投の判断です。





チョット思うのがこのリアブレーキシステムはリジット固定です。

ですが社内流用の性なのでしょうか、キャリサポはニードルベアリング入り

となっていますのでフローティング対応サポートで御座います。

ZZR1100-D型と共通部品ですが、だから何?って感じ。
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