SD-ALTISの主観
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参加クラスは「HERCULES」。

車名は「TC-02」。

今年から新しい構想と共に車両制作のお手伝いをさせて頂きます。


クロスプレーンエンジン搭載のR1から色々と拝借して

オリジナルフレームに搭載する「ワンオフマシン」ですね。






車両自体は過去のTOTにも参加しているので

ご存じの方はいらっしゃると思います。

現状で係わっている方々の邪魔にならぬ様、地味に展開します。





目玉は同爆キャブ仕様。

あくまでも「TOTらしさ」を踏襲しましょうと。。。

その「らしさ」ってのが曖昧だから解釈に相違が生まれる・・・。

マナーともモラルとも若干違う「価値観」です。






年式違いの増量コアをステー加工にて装着。

同一車種用なので本体を無加工装着が理想でございます。

当初準備していた「加工済みHRCコア」は採用しませんでした。

冷却系部品は軽量で繊細な部品なので

「二度目三度目の追加工」は収集が着かなくなる場合が多いです。

なので、安全上使い回し加工は避けます。






でもって、「ハラショーレースペックサイレンサー」装着です。

既存でかなり規制の有る取回しですが、収まりが良くて何より。


キットラジエーターを避ける為のカウル加工や

カウルステーの修正、アンダーカウルステーの新設やらで

サーキット走行への対策兼、多少のアップデート完了。


「テイストに新しい文化を」がキーワード。

まだ、第一段階。

まだまだ継続しそうです。。。
今回のエンジントラブルはミッションの破損。

エンジンの腰下なのでクランクケース分解です。






過去、幾度となく多様なミッションを分解見てきましたが

ギア面における虫食いの無い状態は半分半分でしたね。

ほとんどの場合、今回と同様のトラブル時には

ギア面に虫食い痕が有るのがほとんどでした。


今回のミッションは見た感じ「とても綺麗な状態」ってのが本音。

でも、綺麗なのは表面だけ。


破損してるのは手前のドライブシャフト右端の二枚。



 

2速と5速のドリブンギアドッグ破損が原因。

コレではドライブギアから伝達されませんね・・・。





2速ギアのドッグは全滅してます・・・。

破片の一部はオイルパンに落ちてたけど

その他は一体ドコまで砕けたのか?ってーと






そのドッグは5速ギアの当たり面にめり込んでいました・・・。



シフトフォークにも無茶な痕が残っております。

部品はウソをつきません、貴重なデータでゴザイマス。

今後の対策は、アレでアレならゴニャゴニャゴニャ・・・・・。






本来ならばエンジンスタンド上で全部組み立てる手筈だったんですが

日常業務内で自由に時間を使える訳でも無く時間オーバー・・・。

予定は未定でして、仮組エンジンを一旦車体に載せてから

もう一日作業時間を費やす事になりました・・・。





で、あくる日の深夜エンジン実働確認出来た、と。。。


そのままツクバでナラシしましたが

まぁ、サスがに絶好調でゴザイマス。



仕様変更やらモチベーションでどうにかなるのもレース。

使える物は常識的の範囲で行使しましょう。。。


今回もTOT参加する方向で参ります。
訳有って総合メンテナンスに突入した#75号車。

エンジントラブルでフルオーバーホールなんですが想定内かな?

「同等の部品を採用してスペアエンジンでも準備しとくべ」

なんてと、昨年から繰り返して来た共通ワードでしたが

有言実行する前に、いつもの有事と・・・。

準備不足に託けて行き当たりばったりなのです・・・。





過去のエンジン系トラブルから学んだ事を実践管理しつつ

単純に予定よりも使用時間を超えて酷使したせいによる

エンジン損傷ッつ―事なので、愚の骨頂ですかね・・・。

遅かれ早かれなんですが、トラブルは未然に防ぐべく

キチンとしたローテーションを組む事で回避出来た事例。。。





「スペアエンジン製作予定」だったので部品は揃っている状態。

まぁ、なんちゅーか「不幸中の幸い」かしらね。。。


車体からエンジン降ろして、EGスタンドに乗せて作業開始です。






全バラなので各部、確認しながら分解していきます。

ヘッドカバー開けてヘッドの状況確認。

なかなか、オイル管理が行き届いている内部です。

オイル管理タイミングが適切で「汚れや焼け」が少ないのは吉。

良く有る「カムかじり」は皆無。

細かい配慮が功を奏する典型とも云えます。。。






で、色々と端折りましてオイルパン内部に有った蓄積物。

ギアドッグ破片とオイルポンプシム、サークリップ。

そして、 M6ナット・・・。


ギア系の破片は覚悟してたけど

オイルポンプシムやらナットは?ん?って感じ・・・。




 

ナットはクランクケースの接合ナットでした・・・。

クラッチハウジング内のヤツね。


「こんな所が緩むんだ・・・」と覚書。






ポンプストレーナーの網にちょっとした亀裂が有ったので交換します。

この隙間から無駄な異物が吸い上げられたら冷却系全滅だしね。。。






カムチェーンガイドのテンショナー部分にキツイ当たり・・・。

こ~なった原因はね、把握していますので今後対策します。


「アレがアレなんでアレだからアレでアレすればアレじゃね?」

って、レーシングチーム気取りの輩風に言うと秘密っぽいね。。。



その②へ
通常メンテナンスのご紹介。

元気一杯福山号ですが、経年劣化には勝てません。

今年のシーズンも沢山走るでしょうから

今出来る準備を、と。。。





フロントフォークOHとEGオイル交換です。


と、ついでにアラ探しでもしましょう。





フォーク抜くのにカウル外して作業します。

カウル装着したままとかで工夫すれば出来るらしいとかは無視。

急がば回れの精神で、確実性優先でゴザイマス。。。


ついでにEGオイル交換とフィルター交換を敢行する。

やはり、カウルがない方がやりやすいので吉でございます。


エンジン始動したらナニやら鼻に付く匂い・・・。

ラジエーターパイプ周辺からクーラントが若干漏れてる模様。

滲み程度だけど、過去からの漏れ痕も発見。

一旦クランプ交換で様子見ましょう。




 



交換する為に外したシールやメタル類。

ダストシールが緩くなってゴミや水分がオイルシール上に溜まり

シールストッパーリングが腐食して張力が無くなってる状態です。


余程の事が無い限り、走行中にオイルシールが抜ける事など無いですが

早め早めの対策が「安全性と走行性の両立」に繋がります。。。








この車体ではフォーク初管理なのでメタルも交換します。

まぁ、深い意味は無いです。

「全バラ清掃フル交換」っつー結果論が安心感を生むからね。

インナーやスプリングは問題無かったので無交換です、はい。



 

乱雑に見えますが、きちんと「L/R」に分けてます。

洗浄して、乾燥させて、組立の準備。






使用するフォークオイルはエルフ製のベースブレンド対応。

一口に「#10オイル」っつっても各オイルメーカー別に粘度が違う。

なので少し面倒でもベースオイルからの調合が都合良いんです。。。


「何処のメーカーが良いフォークオイル」ってのは特に無し。

セット変更するならば同一メーカーが基本ってだけで

「そのバイク屋の事情で異なっている」って感じよね。




 

ホイル周辺の回転系チェック。

メーターギア内部ってグリス切れる事多いからチェック。

オイルシールをそっと外して中確認。



 

ついでにタップリとグリス充填します。

グリス切れによるギアロックしたっつーオハナシはあまり聞きませんが

ワイヤーへの負担が強くてメーターワイヤートラブルとかは誘発するかも。

見ちゃったからこれも対策整備。



年式からすると概ね良好なD型ですが

スターター系のトラブルは忍び足で見え隠れだねぇ・・・。

リアサスもヘタってるので荷物乗せる連泊ツー前には

対策しておきたいポイントだよねぇ・・・。




規制掛ければ済むのは役人の書類であって現実は無視な現状。

モラルの範囲でカスタムするのは何でも一緒なのね。

その最大公約数をどの辺に位置付けするかがセンスなのでしょう。


そんなセンスと無縁なオッサンはマルイの電動ガンが大好き。

そんなモラルは何に対して?ってオハナシ。








最近ね、カラスが工場に居ついた。

床に点々と鳥糞が多いので何でかな?と思ってたら

何故だか、くつろいでいやがった・・・。


「ふ、」と先日、目が有った黒いカラス。

何気ない日常だったけど、いた場所は工場の中・・・。

そのまま何もなかったの如く、トットットッっと外に出てった。

「あれっ?なんかおかしいな?」って・・・。



それからほぼ毎日会う事になった。

2mまでは近付けるようになった。



しかし、鳥糞だらけにされる筋合いは無いので

居心地良いかもしれないが強制撤去開始。






生き物に対してBB弾を発射するのはどーかと思うので

空発連射音で威嚇する事にした。

カラスにとっての非日常的な「炸裂音」で追い払う事にする。

「あれっ?この場所ってヤバくね?」って思わせるのね。


しかし、純正のミニバッテリーじゃ電圧降下が早くて持ちが悪い・・・。

ボクのP-90は規制前の非人道的メカチューンでは無いですが

それなりのカスタムなのでその影響かもしれません・・・。

以前は容量の大きいオリジナルNI-MH9.6V3000mAh程度を

バッテリーケース加工して使用していましたが

今は手元にないので、ならば、と。





ミニバッテリー並列にて増量作戦。

(コネクターがラージなのは以前の名残です。)


無茶かな?と思ったけど、チョー調子良いですwww

一応、マネしちゃダメですよ。




ハイスピード&ロングディスタンス。。。


やっぱ、パワー優先じゃね、って。。。


今度、コネクター変更してケースの収まり考慮しようかな。




で、肝心のカラスは撃退できた。


けど、入れ替わりムクドリ番が今年も来た・・・。


田舎だからかな?野鳥が多い。

工場裏には雉の番が住んでるし・・・。

変な工場だよ・・・。
マキタ製の充電式ドリルドライバー。

各分野で仕様率No.1を誇るパイオニアでゴザイマスね。


今まで使用していたDF440のバッテリーがご臨終。

粗悪な大陸製「互換電池」などで誤魔化す気は有りませんし

安心純正のバッテリーを2ヶ用意すると2万円以上なので

新し物好きな気性を素直に受け入れまして

ならば本体毎新品に入替しましょうと、新型機導入しました。




「電動製品はマキタ製じゃなくちゃダメ」との思い込みが

電動ツールオヤジコミュに若干見受けられる風潮でゴザイマスが

安定感と拡張性は抜群ですので致し方無いチョイスです。。。







何だかんだで、使用遍歴掘り下げると

左・初代320(開業当時1999年に購入)

中・二代目440(2007年頃購入)

右・三代目470(2015年購入 今ココ)

バッテリーの寿命による買い替えが原因ですが

ほぼ8年周期で交換しています。


初代はオノデラに押し付けて

二代目が現場要員で

三代目が現役と。

間違いない布陣で新年度は参りましょう。。。

カーボン製メーターパネルの応用編。

スタック製タコメーターじゃなくても制作オッケイな事例ね。

「多機能メーターをカッコよく取付けましょう」企画です。。。

制作依頼ですが、好き勝手にやらせて頂きました。。。







装着車両はZ1R。

ステムはギルドデザイン製でトップブリッジマウント。

メインの一体式小型メーターはエースウェル製。

補器類はヨシムラ製のデジマル。

このメーター、多機能パッケージングなメーターですが

その「小型化」されているが故に個人的に思う事として

もう少し「インパクト値」があっても良いかな?と。

で、カーボンパネルで一回り大きめにプレートを制作しました。

ついでにデジマルも装着してカスタムチックな演出もラップして。

直付けしたり、無機質なステー固定も良いですが

「ちょっと一手間加わってる風」な造形にしました。

まぁ、この辺はパネル製作者としての個人的な主観なので。。。






ちなみに、Z系純正のキーシリンダーを装着する場合には

カーボンプレートに追加工を施して対応致します。

パネルの固定場所もトップブリッジにM8ボルトとなってますので

通常のパネルとは強度の求め方が変わってきます。

そういった「追加工」に関しては車種毎に相違しますので

作業の都度、見直しながら制作する場合が有ったりします。

製法上、「安価に」とか「適当に」とかは通用しませんので

ご理解の程、宜しくお願いしちゃったりして。。。




で、もう1パターン。

お馴染みの「スタックパネルシリーズ汎用型」からのワンオフ制作。





 

バンディット400リミテッド対応のスタックメーターパネル。

コチラはZ系に装着する某社製「カウルKIT」への対応となります。

現状、車体に合わせた訳じゃ無いので位置関係に不安が残りますが

その辺は後々対策も出来ますので都度対応でゴザイマス。。。



では、風邪を治して仕事頑張ります・・・。
ステムベアリングの注油調整後、フォークのOHへ移行。

この車両にとっては今回が初OHとなります。





左右のフォークから抜いたオイル、汚れていて量も少ないですね。

オイルシール不良からのOH作業なのでもう少し早いタイミングが吉ね。





フォーク左右共にクランプ部分に線傷が見受けられますねぇ・・・。

しかし、曲りは規定値内だから今回は続投と致します。

次回のOH時には新品交換した方が宜しいかと思いますね。。。






交換するシールとクリップ類。

全て純正品です。





外したシール類。

勿論再利用はしませんから廃棄でゴザイマス。

「交換したよ」ってアピールね。。。





洗浄して組み立て開始です。。。





で、サクッとフロントメンテ終了でゴザイマス。。。

ついでに「イカリング仕様」にてイメチェンでも。。。

純正とのレンズ交換は一部の切削加工にて可能です。


さて、明日車検に行きましょう。

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