SD-ALTISの主観
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購入した時の状態が最善ではないのが、流用カスタムの流儀です。

修正作業の結果、冷却系部品も同時に加工せざるを得ない事に、と。。。



①加工っつったって、そんなに大袈裟じゃないです。

新規で制作したステーに合わせた取付方法へ変更する対応ですね。

画像は、作業が終了して「取り合えず」な、状態とします。



②転倒で取付部分が歪んでいるオイルクーラー。

取り出しのフィッティング部分も削れているのはイタダケマセンね・・・。

経年破損でオイル撒き散らす事にならぬ前に部品の対策しましょうね。



③ステーの取付部分と干渉して傷の付いているオイルクーラー。

フィンの潰れは仕方無いですが、コア通路まで潰れてしまってるのは

これまた、イタダケマセンね・・・。



④クーラーステーに追加ステーを設置し、固定方法を是正します。

鉄製のステーがダメじゃなくて「ヤッツケなステー」がダメなんです。

見栄えも重要な要素ですので「質実剛健」を狙いましょうね、多少は・・・。



⑤今までのホースの継ぎ部分です。

非常に残念な「チョーデタラメ作業」でございます・・・。

ワンサイズ細いウォーターラインのこのラジエーターは「ZXR400用」っすかね?

なんか「ラウンドだから良いじゃん」的チョイスが元凶でございます。

「細いパイプに太いパイプを差し込んで帳尻あわせ」ってのは

やっちゃいけない作業だと思うんですけどね、製作者としてね・・・。

結局、クーラントが漏れてるしね。



⑥アウト部分も同じ処理で「差し込んで帳尻あわせ」工法です。

やはり、二重差込のせいできちんとした締込が足りていないからでしょう

クーラントがコチラからも滲んでいます。



⑦テキトーでいい加減な手法ですので、真似しちゃだめですな。

参考にすらなりませんけどね。



⑧パイプサイズと角度を合わせて、取り出し部分を修正しました。

ついでにキャップ部分も切り取って埋めてしまいました。

シンプルな上に整備上の不満も解決出来たと思ってます、一応ね・・・。



⑨ラバーマウントによる防振対策にも効果的でございます。


結果的な報告としまして、各サプライヤー数社より発売中である

「ニンジャ用ラウンドラジエーター」をキット購入した方が

スマートで頼りになると思いますよ、実際にはね。

修正作業もバカにならないですし、万が一のリペアも大変ですからね。
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