SD-ALTISの主観
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縁あって、ご近所になった高梨選手の12R。
ご用命が有りましたら、迅速対応でございます。



タイヤ交換と車検一式。
サイレンサーの消音処理に少し難ありでしたが
なんとか、継続オッケイでゴザイマシタ。。。
次回は、サイレンサーのグラスウール交換が必要ですね。




使用するタイヤは、ミシュランのパワーピュア。
キャンペーン期間なので、通常より割安にて提供させて頂きました。
大排気量車両にとっては、タイヤを含めた消耗品費がちと高い・・・。
たまにやるキャンペーンに、おつき合い頂ければ幸いかと、思います。




で、今回交換時に気になった事ですが、そろそろアクスル系の
ベアリング交換が必須かな?って状態ですね。
ハブベアリングはオープン式なのでグリス浣腸しておきました。
プレイではワセリンが基本ですかね。

集合マフラーに交換すると

アンダーカウルの装着に不具合が発生します。

「有った方が良い」とはオーナー弁。

ならば、取付に知恵を出してみましょう。






交換したフルエキマフラーはビート製。

調べたら、「アンダーカウル装着対応ステー有」と。。。

中古購入だから、未付属・・・。


ならば、現物合わせなのです。



こんなステーをアルミ板で製作。



で、こうなる。



干渉部分は、削って削って現物合わせ。




作業時間は、一時間ちょいで無事装着。




バランスは宜しい。

この方が、カワイイ。。。


基本的に、無い物は製作してご希望に合わせる事が

僕のビジネスなのです。

サクッと対応出来るものから

メンドクセーものまで多種多様なのね。

まずは、相談から始める事。

それが最初の踏み出しなのですね、はい。


 

初代から数えで、17年経過している人気車種シリーズ。

ボチボチと各部痛んでいますので、都度対策を施します。

まぁ、基本的に、「動く場所は素直な動作」が基本でございますので

準じた対応をするだけでございます。


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48000㎞走行の車体に対して、リフレッシュ対策。

フロントサスのオーバーホール
ステムベアリング交換
前後ホイルベアリング交換
ハブベアリング交換
タイヤ交換
オイル交換
操作系の油脂類補充を基本として

目に付いたら都度補修で行きましょう。


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まずは、フロントフォークから。

ダストシールは交換されてるけど、分解は初めてな個体。

いたって通常使用時における汚れ程度なので洗浄確認でオッケイ。

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抜いたオイル、チョーキッタネーし、少なくなってるし。

ビシャビシャと抜けていた訳じゃ無いけど、地味に減るんですねぇ・・・。

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現状での作動性当たりが出ている部位も有りますが

今回を機に「整備の節目」とすべく、インナーパーツは新品で組み直します。

使い続けて、ブッシュとガイドが減り過ぎてすっぽ抜ける事も有ったりするから

やはり、適度な交換は必須だと思います。

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エアエレメントも新品交換で、もう臭くない。

汚れたマスクで息吸いたくないからね。

効果は有るけど、体感は微妙・・・。

見てしまったら、ほっとけないっしょ。

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交換するタイヤは、ダンロップのGPR200。

使用途がツーリングメインなのでチョイスしてみました。

初使用なので、ライフグリップ等、どんな程度なのかちょっと気になります。

 
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最終型かな?ラジアルマウントのジュウニアールにバックステップを装着。

P-LAPも取付けて、サーキットも謳歌する仕様なのです。。。


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純正状態から変更。

使用するのは、ストライカー製でございます。

しっかりした製品が多くて助かります、はい。。。


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ブレーキ側は、マスタータンクの配管変更が必要なので、ちと大袈裟になる。

外装外して、タンク浮かして、と、面倒な作業じゃないです、一応・・・。

ただ、なんだかんだで、左右合計二時間弱の作業になってしまうのです。


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純正のヒールプレートを装着して、と。

コレで、収まりがよろしいです。。。

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P-LAPセンサーはこの位置に設置です。


いやいや、いかついバイクでございます。。。
 
  1Z1000ZzzzzzⅠ型対応のアンダーカウルを、Ⅱ型への装着確認。

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「多分、付くだろう・・・」ってのが、いままでの定説だったけど

僕自身で装着した事が無いのは、けしからんよね・・・。

きちんと情報収集です。


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何気に鉄フレームなんですね。。。

エンジンはⅠ型継投なので、問題無いと思いますが

すんなり装着できた方が望ましいので、加工箇所の確認を含めた実例検証。

マフラーはハラショーフルエキなのです。。。

タイトパイピングなので、カウルとの干渉が無い宜しいスンポーでございます。


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Ⅰ型用の取付ステーでほぼ、オッケイです。

構造上の若干の干渉が有りますが、取付位置自体は共通でいけます。

干渉部分も把握できたので、「Ⅱ型に付ける」場合には対策ステー準備できます。


ただし、マフラーとの干渉は現物合わせなので、都度対応願いますけど・・・。


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ビシッっとタイトに装着されまして、非常にセクシャルでございます。

「やはり、タイト」が年末のスローガン。。。

「パッツン系」で忘年会三昧でございます。。。


いやいや、貴重だべ。。。


  
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根強い人気のZZR1100D型に対応するリアフェンダー計画。

一体式で、大きくて整備性が悪くて収納性も良くない・・・。

手始めに、整備性の実験などSTDフェンダーで実験です。


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「こんな場所から分割式にしてみたらどうよ」作戦。

上部二点での固定には、強度的に若干の不安要素が絡みますが

まっ、そこは実験なんで、こんな事も有る。。。

短期決戦ですね。。。


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後部をカットして、延長プレート設置。

スペース的に許される処理なのかは取付けてから判断しましょう。

最終的には、容量の増加と電装系の再配置も含めて、いまさら新商品開発。

それこもれも、D型の存在が生きてるからこそ、な予定・・・。
先日のラジエーター加工の追記。

最近の1000RRコアは溶接し辛い・・・。

アルミの純度が低いっつーか、不純物が多い気がする・・・。

気のせいなら、ボクの溶接が下手って事だ。

スズキ系とカワサキ系の冷却コアは上手くいくんだけどな・・・。

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加工後は当然、リークチェック。

水入れて、パイプはフタして、1.5㌔まで加圧する。

「オッケイ、漏れてない」と、水抜いて胸を撫で下ろすも

ついでならばと、空加圧してみる。

すると、溶接部分の石鹸水から泡発生・・・。

すっごいチッサイ巣穴発見。

再度、溶接し直して、空加圧。

まだ、微小な泡がぶくぶくしてる。

試しに水入れて加圧すると、水は出てこない不思議。

まぁでも、その内、時間が経過すれば、じわじわ滲むのは目に見えてるので

空加圧優先で、チェック~補修~チェック~補修と4回目で密封確認。。。


よかった、練習に間に合いました。

もっと上手になりたいです。。。

テイスト間近に控えて、局面の動きなど報告です。

#51号車・コーイチ選手のGPZ1000RXレーサー'12下半期仕様。

多忙ながらも「自腹レーシング」健在でございます。。。



エンジンは、先の選手権で不調発覚した為、現地にて下ろしました。

その為、車体整備にはもってこいの状態で、なによりなのです。。。


ナニやるかってーと、「SDアルティスってなにやってるの?」と思われてるので

名義貸しじゃなく、ボク的に携わってるのよねアピールすっぺかな。。。


まぁ、こんなご時世ですから大人の事情も絡みつつ

関係者一同でバックアップするのがダンディズムレーシング。。。

このバイクをドナーにして、皆で思い立った事してれば答え出るべ作戦。。。

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基本的に、この#51号車はノーマルフレームです。

ステムやピボットの位置は変更していません。

調子に乗ってイタズラに手を入れても、総合的に偏ったバイクになります。

それってば、「限定されたライダースペシャル」的な、エキセントリックな代物ね。。。

レース限定ならそういった「局地的仕様車両」も有かもしれないですけど

なんでもかんでも机上通りにやればいいって事でも無いのは周知だし

「ソコから得たデータを元に・・・」なんて言われても嘘くさくね?ってね・・・。

「ダレでも同じ物を造れますよ」って、逆に凄い事なのを少しだけ気付いてね。。。


で、#51号車、純正フレームとの大まかな相違点について。

リアサスの取付方法が変更されているのと、各種不要ステーのカットとかのみ。

で、シートレールと電装ケースをワンオフで製作している位です。

ソレに伴う小変更は多数有りますが、現物合わせの帳尻調整程度です。


まっ、基本ノーマルって事で・・・。



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タイヤ交換時のチェーン置き場対策はこれね。

冬のトレンディです。。。

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冷却系の要、ラジエーターですが、コアからクーラントが漏れてまいりました・・・。

交換対応なんですが、ボルトオンじゃないので都度取付加工が必須なのです。

今後を見据えて、なるべく加工箇所は少なく工夫する任務です。。。

物はHRC製のCBR1000RRレースキット用ラジエーターコア。

欲しい時にいつもある訳じゃ無いから、常に在庫する。

夏に5個用意しておいたけど、残り2個。

今回1個使うから、残1個・・・。

心許無いから、在庫足すべね・・・。


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いやいや、コレが一番冷えるっぺね。

以前、違うRXレーサー車両に装着した際に、コア自体の加工はしませんでしたが

今回のレースキットコアの場合は、加工が必要なんですねぇ・・・。

違いは、ホースの取り出し位置。


ちょっと憶測。

もしかして、「パイプの取り出し位置が違うのは理由が有ってこの方が良い」

って事ならば、知らずに加工してしまったのは失敗なの?・・・。

どっちだろ、今後実験です、はい。。。


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オイルクーラーのステーも真中からポッキリ二分割・・・。

コアの取付け固定には、グロメット併用にて振動対策済みですが

使用方法がアレなので、耐久性的に仕方が無い事例です・・・。

取敢えず割れている所を溶接して、暫く様子見ましょう。。。



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取付けるとこんな感じです。

新品はいいね。。。

コア自体はレースキット使用だけど、加工しているので「鈴王仕様」で。。。


仕上がった車体は、先程、コーイチ事務所にデリって帰宅。

アライノリオ・トランスポーターが活躍。。。



次はZRX1100対応のボルトオン作るので、ご期待ください。。。

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