SD-ALTISの主観
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このRX、かれこれ20年以上の付き合いでございます。。。

その割には、今回が初タッチです。

過去のオーナー達も知らない中じゃございません・・・。

巡り巡って、現オーナー様より整備委託でございます。。。

ほぼ身内系なので、アゲアシ車検整備の始まりです。。。

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ほぼ純正っつーか、90年代初頭のセンスのまま生き残ってるっつー感じ・・・。

言い方変えれば、二世代前のプチカスタム。

なんだか、ろくに整備もしないまま、だましだまし乗ってきた証がチラホラと・・・。

残念ですが、愛情がこもっていません、見受けられません・・・。

でも、バイクは悪くない・・・。

これから現オーナーが大変なのは仕方ないのかしらねぇ・・・。

まずは洗車して小奇麗にしてから始動状態でも確認しましょうと。。。



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まずはプラグ交換すっぺと・・・。

いきなり、「ダストカバー無し仕様」でゴザイマス・・・。

プラグホールにゴミがたっくさん入っておりました・・・。

交換する事は悪いと言わないけど、ちゃんと対策しとけって・・・。


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プラグ交換してセル回しても、火が飛んでいません・・・。

なんでだろ?と・・・。

プラグコードからコイルにたどってみたら、「ビリッ」ってリークした・・・。

ん?プラグコードがすっぽぬけてるねぇ・・・。

はい「ただ差し込んでいただけ」仕様です・・・。

しかも、スズキ系の圧入式コイルを流用している。


こんなやり方正しくないです・・・。

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コードの差込口、サビと汚れがたっくさん・・・。

よく今まで通電して、始動していたのね・・・。

ある意味感心します・・・。

当然、廃棄しますよこんなもの。。。


まったく、余計な事すんなって・・・。



早速、始動確認すら出来ない始末・・・。

なんだかなぁ・・・。

 


長い事預かっていましたが、「身内は最後」的扱いで単なる「放置車両」でした・・・。

なにやら、廻りも賑やかになってきた時期なので、ぼちぼち作業スッペと。。。

秘密主義者でもないので、たまには何かやってるっぷりでも報告して、と・・・。


まぁでも、リフトのオレンジ天板と、良くお似合いなのはマイッタ、仕方ない。。。

リニューアル後の初作業は#51号車ってのも縁起がよろしいね。。。


今回の作業内容は「補修」がメインです。

ある程度完成されている車体ので、方向性をガラリと変える意味も無くも無い・・・。

ただ、時間的関係から今回は、ハーネスの見直しと、各部クラック補修など。

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ハーネスは、レーシングタイプに変更していますが

保険の意味合いで、各リレーを設置していました。

それが昨年、トラブルの勃発と相成った訳でして・・・。

通常使用途とは特異な車両なので、人一倍ナイーブなのですよ。


トラブルの発生を抑えるための「レーシング仕様」なんですが

その仕様にあわせて、メンテナンスは都度必須なのは当然ね。

まっ、ただのメンテ不足だったので逆に残念でしたけど・・・。

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今年からは点火系だけ独立させた仕様となります。

レーシング系なのに二系統のライン。

シフターの絡みもあっての対策です。。。


全体的にカプラ部分は新規で製作し直してあります。

結構断線しかけていた配線が数か所あったので、早めの対応ですね。


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で、リニューアル繋がりで、#51号車のリアレーシングスタンドも補修ペイント。

レーサーボディと同じキャンディ・オレンジ同色で揃えてみました。

いいね、「走るバイクの保管」っちゅー佇まいが素敵なんです。

ただの「ツルシスタンド」じゃ醸し出せない雰囲気っつーの?

こういった「一手間作業」が文化を構築していくんです、多分・・・。

ペイントがメンドクサイんじゃあ、マテリアル次第ですけど

まぁ、いろんな意味で余裕あってのオハナシダカラネ。。。


あとは横にカーボンプレート付けて完成だけど

その作業はオーナーに委ねましょうかしら。。。

ドラッグマシンのウイリーバー的要素がボクの目論みでございます。


あっ、フロントどーすっぺ・・・。



 



電装系はすべて新規で制作でございます。

っても珍しい事をしてる訳でも無くて、いつもの事なのね。。。

使用するバッテリーはショーライのLFX14A2.。

Z1000に対するメーカー推奨とは違いますので参考にしないで下さい。

意図有ってのチョイスなので、怪我は自分持ちなのです。。。


まずは、バッテリーの搭載位置を決める事から始めます。

良かれ悪かれ、ナニかしないと次に繋がらず判断も出来ません。

制作のやり直し覚悟で、まずは「ココで」って決めつけましょう。


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レーサーなので取付けのスペースは沢山有りますが

ゴチャゴチャとステー新設しても逆に意味が無いので

抱き合わせ制法にて、いつもの「オイルキャッチタンク一体型」にしました。


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取付位置はこの場所に決定。

無事、やり直す事も無く収まり良く出来ました。

っても、この状態にするまで丸二日要しました。。。

決してのらりくらりしてる訳じゃないんですが

「新設」っちゅーのは、ある意味ハードなのです。。。


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キャブ後方にオイルキャッチタンク。

ホースも短縮できて、整備もしやすい。

固定方法も、すべてグロメット仕様で防振対策済み。

ゴムのワッシャー挟んだ程度じゃ、あまり意味無いですよ。

しっかりと「フローティング仕様」じゃないと、防振じゃない。

こういった所が拘りなのです。。。


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良いね、いかにも「創りました感」があって。

リアサスのピギータンクとの位置関係もばっちりなのです。

必然なのですね。。。


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サイレンサーは勿論、「ハラショー・スクリーマー」でございます。

相変わらず、意匠侵害風製品がオクやらアレやらを賑わしていますが

パチモン作ってるヒトや、使ってるヒトには理解出来ない

「リアリズム」は大切にしたい気持ちなんですよ、本当に。

良いトコ取りしか出来ないんじゃあ、ダメですねぇ・・・。


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電装プレートはこんな感じから始めます。

設置する補器類は「イグナイター」と「レギュレーター」だけなので

三友メカ好みの位置に配置して頂きます。。。

勿論、固定方法は「ラバーマウント」にて、抜かりないです。。。



まっ、粗方がこんな感じの作業でした。

仕上げは三友メカにお任せして、そろそろシェイクダウン準備です。

走行して見ない事には不具合が発生しませんので

今後も継続した対策にて、次回「走行編」なのです。。。

 


ボクの担当作業も、ほぼ終盤を迎えました。

今回はチーフ三友メカ主体で進められているプロジェクト。

制作作業の指示がある程度段取りされている状態での作業なので

一から妄想するよりも楽に進められているメリットを感じつつも

兼ね合いによって、進行状態はいつものギリギリ・・・。

いやいや、ご迷惑をお掛けしつつも、楽しい作業でございます。。。


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フォークは最近のデフォルト「FG R&T」を採用。

ニュージーランドからの購入じゃなくて

SDAタイ支部からの購入となります。

ちょっと今年は、国外に目を向けてる訳で、そのお話はまた今度。。。


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ステダン設置場所は、最近のSS同様場所で利にかなっている手法。

ダンパー固定部分は新規に制作設置しますが、段取りは三友メカがばっちり。

使用部材や治具なんかもしっかり準備されているので、ボクは溶接するだけ。

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で、装着状態はこうなる。

多分、純正車両では、対応できない加工だと思います・・・。

いろんな部品同士の兼ね合いと、発想心による提案なのでございます。。。


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スイングアームエンドには、エンデュランスフック仕様を装備。

通常のフックも使用出来るので、使い勝手の幅を持たせた仕様なのです。。。


次、電装系です。。。



なんか、記事が反映されていなかったので

失敗したなと思ってたら、サーバーエラーね・・・。



 
地道に作業スタートしていましたが、そろそろ作業報告でもどうかと・・・。

同時進行している車両が有りますから、タイミング合わせて展開してますので

放置プレー気味な場合も有ったり無かったりはご了承いただきまして、と・・・。

まずは、リア廻りの加工内容でも。。。




リアサスはオーリンズ製TTXを使用。

Z1000対応ではなくて、流用なのです。。。

基本的にピギってなくちゃいけないんですねぇ。。。

そうすると、シートレール周辺との干渉有ったりは当然なのです。

では、スマートに対応いたしましょう。。。


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結局は切ってしまうんです。

シートレールをチョップしてループさせて、ショート加工。。。

シートレール左右の連結パイプやら補強プレートなどは、この際潔く撤去して

新規製作のレーシングタイプに変更させていきます。

一応、「質実剛健なZ1000レーサー」制作プロジェクトなので

使用途限定での創り込み出来るのがメリットなのです。。。

ただ、参考になるかは別として「行き過ぎない」ように気を付けています。
 
賑わいを馳せている「ZZR1100対応オイルキャッチタンク」。

K-Ⅱさんのご協力も有りまして、地味に浸透中でゴザイマス。。。


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C型対応製品がコチラ ¥24800-


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D型対応製品がコチラ ¥24800-


ご贔屓の程、宜しくお願い致します。
GPZ1000RX対応インナータンク「スプリンターキット」

久々の制作でございました。。。

ホームページ紹介画像とは、若干の形状変更が有りますので

現状仕様のご紹介でございます。。。



内容や詳細の変更は有りません。

インナータンクの形状や使用部品の変更が主な理由です。
【新商品紹介】

ZZR-1100C型対応オイルキャッチタンクでございます。

販売開始、注文お待ちしております。

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ココっちゅー場所に「ビシッ」っと隙間見つけて、ボルトオン仕様です。

やっぱりこの位置が、リアルなイメージ通りの所有感を刺激しますね。。。

製品の詳細はD型対応製品とほとんど同じです。

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装着すると外部確認が全然出来ないのが非常に残念。。。

「付いてるぜアピール派」には無縁アイテムです・・・。

「付けてるぜ、マナーだし」的な大人の方々には好んで頂けるかな?と。。。


時間的制約ある中で、オーナーさんには忙しく動いて下さり感謝です。

お陰様で良い物が出来たと思います。

本日、試作製品兼ねた「初号製品」納品でございます。。。

有難う御座いました。

次回は例のアレで今一度・・・。


これでC型D型問わず、キャブ交換推奨派として任務遂行でございます。

ご機嫌麗しゅう。。。
 
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