新郎のD型をメンテナンス。
来月から「新婚旅行ツー」にお出かけなので
「未然に防ぐ対策を」っつー事で、電装系を一新します。
なんで「電装」かってーと、現地で直し辛いからね。。。
物理的に100%の信頼性は求められないので、ならばせめて
確立を上げる事と、非常時におけるフォローし易さを重点的にね。
外装は全て外して作業開始です。
外はゲリラ豪雨なので、ガブチン、ビビッてる図。
自然現象雷の類、ワンワン嫌がりますねぇ・・・。
そんな時だけ、工場に来ます。
メインハーネスの新旧比較。
左が新品。
柔軟性が有って、カプラも綺麗で宜しいです。。。
右の現状、お疲れちゃん。。。
距離にして、66000㎞の使用。
外部からの干渉における劣化などは見当たりませんが
各線種、傷んでおります。
体感し辛い部品でゴザイマスが、安心感は倍増です。
燃料ポンプ類も全て交換します。
電磁ポンプの痛みってば、判断し辛いです。
ある時いきなりパンクする事が多い。
エンジン始動中は常に「トックントックン」してる。
「疑わしきは罰する方式」にて、交換対策です。。。
アクセルワイヤーx2本
チョークワーヤー
メーターワイヤー
各種ワイヤー類も交換。
各種補器類のユニットやリレー類も新品にして
交換していない線は無い状態にしました。
これで電装系のトラブル出たら、諦められるっつー事にして
追加の作業を進行しましょう。
アクセルワイヤー交換の為にはキャブの脱着。
ダンドラは楽ねぇ。。。
でもって、ついでにキャブ掃除して始動確認したら
プリセット確認でもしてみましょう、と。
負圧値、結構ずれてるねぇ・・・。
バタフライ調整ビス周辺の汚れ掃除して、調整安定しますね。
バッチリでしょう。
旅には通信機器やらデジカメやらの電化製品携帯が付き物。
オートバイ移動なので、充電もバイク電源で行う。
今はUSBポート設置がデフォかしらね。
カワサキにはACCヒューズがジャンクションに最初から有る。
ソコ使いたいけど、D型の場合は常時電源になってる・・・。
なんでか、ってーと、メーター内の時計表示がソレ。
常に表示してるので、ACC線に割り込ませる事はしないで
ON+線にて接続ね。
線には余裕を持たせて、充電作業などはサイドバック内にて。
無事楽しんで来られる事を願って
ボクも行った気になりますか。。。
では、斑鳩にて船盛りやっつけるべか。。。
小傷修正ついでに、カバー色変更。
材質はマグ、スゲーね。
オイル漏れの心配は、「今の所大丈夫」、なだけかもね。。。
消音ラバーで押さえつけられてるし、カバーで圧着されてるからね。
ボルト自体、カバー外した時から付いて無いし
今まで大丈夫だったからオッケイなの?
ボクの仕事の都合とか、部品の入荷に合わせて一旦終了となります。
残りはキャブ交換とリアサス交換。
共にまだ未入荷なので、暫くは現状にて御乗り頂く報告です。。。
今まで装着のアクラに合わせて配置されていた冷却系を
ハラショーフルエキに合わせて取付位置修正。
エキパイとの干渉を含めて、取り回しと取付位置の是正が必須となりましたが
使用する部品を現物合わせで、装着加工するカスタムを
その都度行うリスクともいえますので、ご理解頂きたいと。。。
まずはオイルクーラーの固定。
コア単体で固定できるように配置変更します。
オイルホースラインも最短距離のスッキリラインに修正したらば
オイル抵抗、見栄えも含めて良い事尽くめです。
続いてラジエーターコアの固定方法修正。
コア自体、それなりの経年劣化や以前の加工内容等含めて
すこ~し怪しい感じを受けます・・・。
なので新規コア導入と行きたい所ですが
交換しないとダメになってる訳じゃあ無いので
二次(夏場)に持越し企画となりますでしょうかね。。。
まぁ、しっかり装着されていれば、「あばたもえくぼ」なので
次回への是正ポイントマークと。
続いて、リアブレーキ周辺の修正。
この透明ホースは、フルード耐性無いので、ご使用はご法度です。
早いサイクルでの交換必須ならば、暫定的にいいんじゃねって程度。
一体式マスターへの変更は次回に持ち越しなので
相性の良いホースに交換して、一旦維持です。
ブレーキホースも長さと角度を修正。
上部バンジョーは、位置的干渉を避けるのに、90°に変更してスッキリと。
グッドリッジのやや小型感が最高に好きです。
シート下の配線処理はこんな感じに行いました。
もともとの純正補器類の位置移動はあまりせずに
バッテリーとスターターリレーをきちんと固定。
ETCやジャンクションやイグナイターや無線機などはそのままです。
この辺全部手直しするとなると、お時間がね・・・。
この辺、次回への持ち越し作業としてマークしています。
シート下の、その下はスッキリしてます。
サイドカバー外して乗る事が無いに等しい個体車両なので、程々のスカで。
ガッツリスカリたい場合には、この限りじゃあゴザイマセン。。。
ビシッとスカチューン対応可能でございます、はい。
今現在は納車済みでして、調子よく何よりでゴザイマス。。。
一段落付きましたら、二次補修開始です。
暫くは、今回の作業とハラショーフルエキの性能を堪能下さい。
パワー感が上がったのは、当然の対価なのです。
間違いの無い規格、それが「リアリズム」でゴザイマス。。。
部品の交換が大部分に及んでいる車両でゴザイマス。
ボクの担当は、スタックメーターパネル装着作業。
某量販店経由にて作業を行います。
作業前、現状確認。
アクティブ製のデジタルモニター二基掛け仕様。
追加補器類としてスタックのST200を追加します。
まず準備として、カウル外してライト外してと思ったけど
何故か、ボルト類が付いていないので作業がはかどりました・・・。
なんででしょうね・・・。
いやいや、こんなに有りましたっけ?純正ハーネスってばさ・・・。
使用する配線は微々たるモノなので、まとめる作業が主となりそうです。
しかし、電気ってスゲーね。。。
文句も言わずに、伝える事のみに特化してる。
現状で間引く線として
純正メーターハーネスとたまに見るこの電装・・・。
メーターパネルをEL化して調整するヤツかな?
まぁ、このパーツを付けてしまう心理は何となく理解出来ます・・・。
が、今回は外す方向での作業なので、好ましい限りです。。。
だって申し訳ないが、ボク的にはあまり魅力を感じない製品類なんです・・・。
特に、余計なLEDやらネオンやらを過剰に取付けてるヒトタチ・・・。。。
「小僧系エレクトリカルチューン」に代表される、意味不明な電飾系のヤツ。
一生理解出来ない事って、結構あるね、とゆー事で。。。
で、完成。
車体装着で
今後の発展拡張にも対応いたします。
ひとまずシート下の電装だけ手を付ける理由として
配線のバラつきや、バッテリーケースの不備、補器類の設置が強引だったり・・・。
そんなゴチャゴチャしたヤッツケ作業を、スッキリさせるのがお得意なんです。。。
スチールアングルの土台にバッテリー直置きはダメです。
ネジもサビで固着して取れませんので、破壊して撤去致します。
キャブ交換時の必須製品として、オイルキャッチタンクの設置です。
900R対応チューブ仕様です。
画像では、ホースの固定方法をワイヤリング処理してます。
今まではタイラップを付属させていましたが
これからはサーキット走行のレギュレーションに合わせるパッケージにて。
街中しか走らない車両でも、念を入れた対策が望ましいかもね。
外したスイングアームは、洗浄液にドブ漬け洗浄して加工準備。
リアブレーキをリジットマウントに変更するので
トルクロッドの固定ベースを設置する為と
整備上の便宜を図るスタンドフックベースの溶接を行います。
ただね、リンクの受けがなっていない・・・。
ベアリング抜いて、何故かカラー圧入してる。
しかも、割れてる・・・。
反対側に限っては、面も出ていないし、幅も合っていない。
本来ならばニードルベアリングで保持している場所だけど
使用している社外リンクがピロ式だからオッケイって事かしらね・・・。
荷重に対しての耐久性がどうなのかは判らないけど
要是正チェックポイントです。
何故か、1/2インパクトでビクともしなかったFスプロケ。
チョー固着していて、手持ちの工具じゃ太刀打ち出来ませんでした。
近所の自動車工場で、19㎜の800N.m借りてきてようやく。
まぁ、何はともあれ駆動系も交換出来て何よりです。
タイヤ交換は、ピレリ製ディアブロロッソコルサを選択。
引き続き、タイヤキャンペーン開催中です。