テイスト間近に控えて、局面の動きなど報告です。
#51号車・コーイチ選手のGPZ1000RXレーサー'12下半期仕様。
多忙ながらも「自腹レーシング」健在でございます。。。
エンジンは、先の選手権で不調発覚した為、現地にて下ろしました。
その為、車体整備にはもってこいの状態で、なによりなのです。。。
ナニやるかってーと、「SDアルティスってなにやってるの?」と思われてるので
名義貸しじゃなく、ボク的に携わってるのよねアピールすっぺかな。。。
まぁ、こんなご時世ですから大人の事情も絡みつつ
関係者一同でバックアップするのがダンディズムレーシング。。。
このバイクをドナーにして、皆で思い立った事してれば答え出るべ作戦。。。
基本的に、この#51号車はノーマルフレームです。
ステムやピボットの位置は変更していません。
調子に乗ってイタズラに手を入れても、総合的に偏ったバイクになります。
それってば、「限定されたライダースペシャル」的な、エキセントリックな代物ね。。。
レース限定ならそういった「局地的仕様車両」も有かもしれないですけど
なんでもかんでも机上通りにやればいいって事でも無いのは周知だし
「ソコから得たデータを元に・・・」なんて言われても嘘くさくね?ってね・・・。
「ダレでも同じ物を造れますよ」って、逆に凄い事なのを少しだけ気付いてね。。。
で、#51号車、純正フレームとの大まかな相違点について。
リアサスの取付方法が変更されているのと、各種不要ステーのカットとかのみ。
で、シートレールと電装ケースをワンオフで製作している位です。
ソレに伴う小変更は多数有りますが、現物合わせの帳尻調整程度です。
まっ、基本ノーマルって事で・・・。
タイヤ交換時のチェーン置き場対策はこれね。
冬のトレンディです。。。
冷却系の要、ラジエーターですが、コアからクーラントが漏れてまいりました・・・。
交換対応なんですが、ボルトオンじゃないので都度取付加工が必須なのです。
今後を見据えて、なるべく加工箇所は少なく工夫する任務です。。。
物はHRC製のCBR1000RRレースキット用ラジエーターコア。
欲しい時にいつもある訳じゃ無いから、常に在庫する。
夏に5個用意しておいたけど、残り2個。
今回1個使うから、残1個・・・。
心許無いから、在庫足すべね・・・。
いやいや、コレが一番冷えるっぺね。
以前、違うRXレーサー車両に装着した際に、コア自体の加工はしませんでしたが
今回のレースキットコアの場合は、加工が必要なんですねぇ・・・。
違いは、ホースの取り出し位置。
ちょっと憶測。
もしかして、「パイプの取り出し位置が違うのは理由が有ってこの方が良い」
って事ならば、知らずに加工してしまったのは失敗なの?・・・。
どっちだろ、今後実験です、はい。。。
オイルクーラーのステーも真中からポッキリ二分割・・・。
コアの取付け固定には、グロメット併用にて振動対策済みですが
使用方法がアレなので、耐久性的に仕方が無い事例です・・・。
取敢えず割れている所を溶接して、暫く様子見ましょう。。。
取付けるとこんな感じです。
新品はいいね。。。
コア自体はレースキット使用だけど、加工しているので「鈴王仕様」で。。。
仕上がった車体は、先程、コーイチ事務所にデリって帰宅。
アライノリオ・トランスポーターが活躍。。。
次はZRX1100対応のボルトオン作るので、ご期待ください。。。