SD-ALTISの主観
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見た目上、リアキャリパーはリジット固定になっていますが

キャリパーサポートが出鱈目な制法なので是正します。



アルミ製プレートとカラーの隙間的可動なフローティング?方式は

単なる「隙間を多くとって、その寸法誤差で作動させよう」仕様なんです。



現品の是正としまして、まずはアクスルの締め込み時にガッチリと固定出来るように

意図的な隙間をゼロにして「圧力が掛かる仕様」ならば、取り合えずオッケイ。


凝った造りの割には重要な機能が欠けているカラーなのが残念です。

凝った造りが後の是正・対策を邪魔しているのが現実。

結果、凝ったカラーを頑張って製作しましたが、無用の産物でした、と。

こんな所が'90年代カスタムの名残ッちゃあ名残ですね。
ダイマグホイル内のベアリングチェックを兼ねた回転軸の確認です。


フロントホイルベアリングの交換で分解したアクスル廻りです。

ベアリングはゴリゴリした感触なんで要交換ですね。



リアも同じく分解してみました。

両サイドの圧入カラーに若干の痛みが有りますが

アルマイトリペアでして、再使用します。



インナー・ディスタンスカラーのサイド鍔が、簡単に取れてしまいます。

もしかして、最初にチェックした時のホイル内で「カラカラ」していた

ホットボンドの塊は、コレの固定に使用していたのかな?って推測です。

再使用について、ベアリング左右からの圧力でズレル事は無いので

圧入作業を慎重に行ってさえいれば、問題なしと見解します。

J系スプロケの#50コンバートキットはサンスター製しか無いですよね?多分

そのサンスター製品、設定が18Tのみなので選択の余地が無いです。

なので、互換性の有る物を利用するわけですが使用するパーツは

アファム製のラージスプライン用スペーサーと

ニンジャ用のFスプロケにニンジャ用の廻止めワッシャーにて

コンバートパーツとしてチョイスしています。

*この組合せが参考例①ね。

②はZRX1100用をそのまま使用(16Tと17Tのみだけど)。


で、今回付属されていたスプロケを計算してみた所

6mm相当のオフセットスプロケとなっています。

ダイマグのリアスプロケチェーンライン設定は純正に準じている寸法ですので

机上計算ですと、フロントスプロケが飛び出している試算になりますが

現状の片減り推測だと、もっとオフセットさせないとチェーンラインは出ない

って、スンポーなんですよね・・・。

車両装着状態での目視確認でも、ずれていたのは事実でして

やはり、「オフセットが低いね」っちゅー見解でした。

(リアスプロケから這わせる専用ツールでの検証確認ね)

エンジンがずれている事(J系には多いトラブル?とも言えますかね)

スイングアームのアクスル周辺に、歪が出ている可能性を考慮した上で

オーナーさんとの対策会議っすね、週末にでも。


で、ついでに分解したリアホイル周辺もベアリング交換を含めた

リフレッシュ作業を行いますが、旧型スパイダーでたまに見受けられる

トラブル事項として、ヘリサートのズレがあったりします。

こんな風にスプロケ当り面へ飛び出しちゃってきてます。

スパイダー事態が経年劣化気味なので、リペアを兼ねて補修します。

まぁ、走行中にズレル事は無いので、スプロケ外す機会がございましたら

指でなぞって見ては、いかがなものですか?

御馴染み「S1タイプスイングアーム」ですが

先の時代、同様の製品がゴロッゴロしていました。

各社「ウチが本家オリジナル」やら「S1から採寸したリアルレプリカ」だとか

パチ臭いセールス謳っていましたが、未だに真意は分かりません。

今は無き、横浜にあった某解体屋系ショップなどは

「S1キット」と証し、当時価格¥1150000-(税率3%の時代)で販売。

S1スイングアーム、ダイマグとブレーキシステム前後、アンダーブラケットが

キット内容の付属製品だったと思います。

91~92年頃の雑誌広告にはいつも載っていたので、コゾーなボクは

「ダレが買うんだよ、このボッタクリ価格で・・・。と思っていましたね。

まぁそんなんで、S1スイングアーム自体はドコ製とかは問わずに

沢山見てきましたっちゅーハナシでございます。

(マニアじゃねーから、各部分の制法違いなんか覚えちゃいませんけどね)

まぁ、折角なんで、ベアリングを使用している可動部分は

全部チェックしまして、必要に応じてベアリング交換しましょうと。

そんな高価な物じゃないので、全交換する事による

安心感・満足度数の向上が狙いでもあったりします。

心が満たされりゃァ良いんですよ、ウソはいけないけどね。



で、スプロケ外側が異常磨耗していますのでチョット確認。



交換必須なんですが、片減り原因は探るべし、でもホイルの採寸したら

純正と同様のチェーンラインなリアスプロケ位置です。



じゃあ、フロントスプロケの確認でなんですが、ちょっと混乱。

単なる、#530コンバートで良いだけなのに何故かオフセットスプロケが使用。



しかも、内面に片減り磨耗有りです。

机上ではオフセットは0設定ですが

車体上ではまだ足りていないっぽいです。



うーん、やり直ししてみましょうかね・・・。
随分とご無沙汰な1100R君ですが、それなりに進んではいまして

現在、備品の統一性の為に、アルミ部品のアルマイト準備をしております。

ばらしていくウチにやはりと言いますか、気になる部分が見えてきます。



シート下の配線処理は、純正状態なのですが「ゴチャ」ってます。

もっとシンプルで強化タイプへ是正する事になると思います。

バッテリーもジャンボサイズの開放型なので、小型のMFタイプに変更するに伴い

アルミ製でバッテリーケースと電装プレート新規製作したいと思ってます。



何故?かツインプラグなのでコイルは4ケなんですが

微妙なギミックによって無意味な存在でも有ります。

(分かる方にはわかりますね、アレがアレで・・・。)

勿論、一新させて頂く予定でございます。



ネック周りの配線がブットイのは何故なんでしょう・・・。

何故か、通し方も違うので余計にジャマッチー状態です。

でも、こうゆう状態を見ますと「ワクワク」しますボクは。

早く、剥いて見たいデス・・・。




分解が進めば進んだ分だけ「何故?」っちゅー加工処理が現れてきます。

90年代からのカスタムブームの名残すら感じるこの車体ですが

(その当時に製作されている事は確認済みでございます。)

絶滅しつつある「ヤッツケカスタム」からは、当時の青い「イキオイ」が

見え隠れしている事すら、もはや「時代」なのでしょうかね・・・。

なんとなく懐かしささえ感じるのは、当時はコゾーだったボクの記憶なのでしょう。
秋雨前線の影響でハッキリしないお天気でしたが

16時頃より小一時間程、近所を試乗してまいりました。

個人的には、かなーり久しぶりの18インチですので

感じ方も新たな新鮮さを受けつつ、やはり乗りやすいと実感。

オーナーの求める方向性と車体関係とのバランスを向上させる為に

何箇所かは修正したいと思っています。





新四号線をサラッと流しましたが非常に欲しくなりました・・・。

やはり、ZはJ系(ボク的に)に限ると再確認。

ボクのGSとだれかトレードしませんかね?(結構マジ)。
新品のMFBATと対策レギュを取り付けて始動性が向上した1100R君。

けれども、お天気が悪いので試乗が出来ません。

ならばと回転部分の点検などを行ってみます。

まず、Fアップスタンドを掛けてFホイルの車軸関係を。

ベアリング自体にはゴリゴリ感は有りませんが

若干のローター引きずり症状と変な異音が・・・。

ホイル内からナニやら「カランコロン」と音がします。

なんだろ?って事でホイル外してベアリングを抜いてみましたら

ホットボンドの塊らしき物体が出てきました。

使用途は定かではございませんが、救出?にて一件落着でございます。



で、次にローターの点検でございます。

微妙に振れている原因の解明をしましょう。

よくよく観察してみますと、ピンの組み方に難有りでございます。

ウェーブワッシャー使用ですので「カチャカチャ」とは言いませんが

押せば「グニグニッ」と移動はするはずです。

けど、固着気味なので自力で戻りません。

分解にもちょっと難儀する程度に弱固着なピンをばらしましょう。



後塗り仕上のインナーローター・ピン部分の塗膜を剥して

当たり面の修正にて一時対策完了でございます。

ウェーブワッシャーは裏のEリング側に装着がデフォです。

で、Eリングの差込口はローター外周に向けてセットがデフォです。

回転中に遠心力で外れない処置でございます。



で、タイヤのバランスを見直してFホイル周辺は終了でございます。

次は試乗してステム周辺の把握をするつもりです。
楽しみ、好きなJ系でございます。

若干、くたびれている様子ですのでリフレッシュしましょう。

某所にてナンセンスな適当作業を施される前に撤収。

オーナーの感じる違和感を修正することが基本作業です。



BATが臨終なので現状不動、ピクリともしません。

無理クリジャンプさせてEG始動させるのはあまり良くは無いんです。

なので、バッテリーはMFタイプへ交換して、対策レギュにて制御。

電装系への負担を考慮した補器類の是正が望ましいですが

取り合えず試乗してから色々と思案しましょうか、と。


んで、その後に見積もりしますよ、ぼくならば。

もちろん、見積もり書制作は無料ですからね、ぼくは。

勝手に見積もりして、料金請求するのはダメですよ・・・。

ヒドイ対応がばれちゃうよ、まじで・・・。

イヒ。
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