SD-ALTISの主観
FRP外装製作には必需品のゲルコート。
使用途に応じて沢山の種類から選択しますが
我々がよく使うのは主に二種類。
【型用】と【製品用】
今回は製品用のゲルコートについて考察。
この【製品用ゲルコート】も特性上の分類があり
成分的にイソ系とオルソ系に分かれ、色も沢山ある。
一般的にはオルソ系が使われてる事が多い。
クセも無く安価で入手しやすいのが魅力。
イソ系はお値段が若干お高いけど、耐候性が勝る。
私は個人的な好みからイソ系で制作している。
諸々の相性がいいので採用しています。
安いからダメとか高いから良いとか
そんなレベルのお話じゃない事は確かだけどね。
で、こっからが本題、ちょっとした実験してみた。
まぁ、知りたかった理由は内緒だけどさ。
「ガラス板にゲルを塗ってマットを張る実験」
左から
①某社オルソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
スチレン5%希釈したゲルコート
②某社オルソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
アセトン5%希釈したゲルコート
③某社イソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
スチレン5%希釈したゲルコート
④某社イソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
アセトン5%希釈したゲルコート
⑤某国産樹脂に
黒トナー5%添加して
ゲルコート風にしてみた樹脂
ゲルコート自体は刷毛で適当に塗った状態。
普段はガン吹きしてるので同じ条件が良いかなと
敢えて、スチレンやアセトンで希釈してみた。
塗厚みも薄かったり厚かったり、と
わざと不均一にする事も狙いです。
その状態で一晩乾燥させてから積層する。
食指状態での乾燥具合がチェック1だったり。。。
使用してる樹脂は普段から使用している某国産製品。
さすがに樹脂の硬化透明性は高いと言えますね。
外国産樹脂だと硬化後黄変する物が有るので
カーボン製品に向かず使用できないと言える物も有る。
何でも良い訳じゃ無いので、お気をつけあそばせ。
で、ガラス版から剥がしてみた。
製品で言う所の表側を考察。
①と②はオルソ系で希釈材が違うだけ。
共にガラス型にゲルが張り付いた箇所あり。
ゲルの状態関係なく合体してる・・・。
で、ゲルが薄い所にはチジミが発生してる。
コレは想定内の誘発トラブル。
刷毛で適当に塗ったから当然です。
残りの③と④と⑤
想像以上に良好。
薄い場所にも縮れが発生していないし
見た限り、ノントラブルで硬化してる。
⑤に関しては希釈していない樹脂のまま
ノンパラ積層だから当然と言えば当然。
ちなみに
①と②のオルソ系とスチレンは某通販店A。
③と④のイソ系とトナーは某通販店B。
全体的に使用した樹脂と硬化剤とアセトンは
市内の卸問屋から入手している国産品。
結論
欲しかったデータは手に入りませんでしたが
実験方法に変更を加えて次回もやってみる。
追記
手軽に小売りしてるネット通販店の中には
怪しい品物を扱っている店舗も有ると聞きます。
良し悪しの判断は出来かねますが
小分けしてる材料の使用期限が不透明なのは確か。
疑ったらキリ無いですけどね。。。
使用途に応じて沢山の種類から選択しますが
我々がよく使うのは主に二種類。
【型用】と【製品用】
今回は製品用のゲルコートについて考察。
この【製品用ゲルコート】も特性上の分類があり
成分的にイソ系とオルソ系に分かれ、色も沢山ある。
一般的にはオルソ系が使われてる事が多い。
クセも無く安価で入手しやすいのが魅力。
イソ系はお値段が若干お高いけど、耐候性が勝る。
私は個人的な好みからイソ系で制作している。
諸々の相性がいいので採用しています。
安いからダメとか高いから良いとか
そんなレベルのお話じゃない事は確かだけどね。
で、こっからが本題、ちょっとした実験してみた。
まぁ、知りたかった理由は内緒だけどさ。
「ガラス板にゲルを塗ってマットを張る実験」
左から
①某社オルソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
スチレン5%希釈したゲルコート
②某社オルソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
アセトン5%希釈したゲルコート
③某社イソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
スチレン5%希釈したゲルコート
④某社イソ系クリアーゲルに
黒トナー5%添加して
アセトン5%希釈したゲルコート
⑤某国産樹脂に
黒トナー5%添加して
ゲルコート風にしてみた樹脂
ゲルコート自体は刷毛で適当に塗った状態。
普段はガン吹きしてるので同じ条件が良いかなと
敢えて、スチレンやアセトンで希釈してみた。
塗厚みも薄かったり厚かったり、と
わざと不均一にする事も狙いです。
その状態で一晩乾燥させてから積層する。
食指状態での乾燥具合がチェック1だったり。。。
使用してる樹脂は普段から使用している某国産製品。
さすがに樹脂の硬化透明性は高いと言えますね。
外国産樹脂だと硬化後黄変する物が有るので
カーボン製品に向かず使用できないと言える物も有る。
何でも良い訳じゃ無いので、お気をつけあそばせ。
で、ガラス版から剥がしてみた。
製品で言う所の表側を考察。
①と②はオルソ系で希釈材が違うだけ。
共にガラス型にゲルが張り付いた箇所あり。
ゲルの状態関係なく合体してる・・・。
で、ゲルが薄い所にはチジミが発生してる。
コレは想定内の誘発トラブル。
刷毛で適当に塗ったから当然です。
残りの③と④と⑤
想像以上に良好。
薄い場所にも縮れが発生していないし
見た限り、ノントラブルで硬化してる。
⑤に関しては希釈していない樹脂のまま
ノンパラ積層だから当然と言えば当然。
ちなみに
①と②のオルソ系とスチレンは某通販店A。
③と④のイソ系とトナーは某通販店B。
全体的に使用した樹脂と硬化剤とアセトンは
市内の卸問屋から入手している国産品。
結論
欲しかったデータは手に入りませんでしたが
実験方法に変更を加えて次回もやってみる。
追記
手軽に小売りしてるネット通販店の中には
怪しい品物を扱っている店舗も有ると聞きます。
良し悪しの判断は出来かねますが
小分けしてる材料の使用期限が不透明なのは確か。
疑ったらキリ無いですけどね。。。