SD-ALTISの主観
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Z1100GPB1やZ1000R1、Z1000J1などのいわゆる

「J系初期エンジン」のFスプロケット固定方法の対策。

J系好きな人は知ってると思いますのでニッチ報告です。


どっかで誰かが同じような事やってたらスミマセン。

個人的な少ない経験値からの報告が基礎になってますので

間違っていてもスミマセン、その場合は専門店へ。


これ、約10年前のネタだけど 今の今まで聞いた事も無い。

なので、被ってる事はないはずだけど一応ね。






装着車両はウチで約八年寝かしてるB1・・・。

いい加減にしろと、そりゃそうです・・・。


で、この年代型式周辺だけ?アウトプットシャフトが専用形状で

Fスプロケ固定方法がボルト固定専用ロック方式になってる。

この固定方法がちょっと厄介で、使用するFスプロケによっては

まったく意味をなさない場合が有る。






で、コレが初期型用の固定ボルト構成部品。

何がダメなのか、使えないのか、意味をなさないのか

そんな説明は面倒なので省きます。






オフセットスプロケ装着例ですが、この時点で組めていない。

面が合ってないので固定できていない、意味をなしていない。

俗に言う「ローソン系オフセットスプロケ」を装着すると

こんな状態になるのでは?と思いますがどうですか?

断言できなくてスミマセン・・・。







このままボルトで固定して終わり状態の車両が過去有りました。

そんなの無理ですねダメです、確実にボルトは緩みます。

力いっぱい締め上げてボルトがちぎれましたってー例も有ります。

物理的な対策が出来ない状況では仕方ない事です。


根本的な対策は後期型のアウトプットシャフトに交換する事。

だけど「エンジン調子良いのにエンジン開けたくないです」、と。


そんなのワタシも同様、もっと手軽に対策したいです。

で、ワタシのJも初期型なので対策部品を10年前に作りました。

それを装着する報告でゴザイマス。






J系初期エンジン専用スプロケボルトセット¥9000-

専用ボルトの材質はSCM材で無電解ニッケルメッキ仕上げ。

廻り止めワッシャーはカワサキ純正ZX系ワッシャー。






取付例 

非常に単純なニッチパーツです。

部品構成を頭の中で整理出来る方なら説明不要アイテム。






取付注意点として、クランクケースの赤色に塗ってる場所と

使用するスプロケ裏側が干渉する場合が有ります。

特にオフセットスプロケ使用時の場合、斜度との関係ですね。

コレに関しては全てのスプロケを試したわけじゃないですので

成功推奨例を述べる訳にもいきません。


漠然とですが、装着の相性として

J系オフセットスプロケとは相性悪い。

ZX系オフセットスプロケとは相性良い。

ただし、銘柄によっては干渉する場合が有る。


そう云った所も踏まえて対策できない方には不向きです。


お金を使ってエンジン開けてシャフト交換するか

知恵を絞って手に入る物で外部対策するか

適当な構成で見ないふりをするかは自己責任です。。。



おっと、また真似しないでね、イヒ。。。


ちなみにワタシのJに装着しているデータです。

Fスプロケ #525仕様オフセットスプロケ
Rホイル 900ニンジャ用ダイマグ5.5-17ハブ加工
Rサス左側取付部分10㎜外側移動
フレーム内インライン処理無し

個体差有るかもですが、10年間トラブル無し。

J初期にはコレが正解でしょうと思ってますが如何?
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