SD-ALTISの主観
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エキパイ周辺のボルト類は、熱の影響でカジリ固着が多くなりやすいので

再組立時には焼き付き防止のグリスを塗っておくべね。

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パイプの差込部分もヌリヌリして。

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近所を一回り、取付確認がてら試乗しましたが良いバイクですねぇ。。。

SS系の低いハンドルポジションがボクは苦手なので

この手のライトポジションには好感持てます。

十分すぎるほど速いですねぇ・・・。

久しぶりにテクノロジー・ジェネレーションギャップを感じました・・・。





見た目程の威圧感が少ない乗り味で、結構好みだったりするZZR1400。

新型の14Rとの違いは、ボクレベルじゃ外観の違いしか理解出来ません・・・。

いやいや、技術の進歩は素晴らしいです。


性能的な欲求は特に必要ないですね。

しかし、雰囲気が欲しいので、フルエキ装着なのです。


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この状態までカウル外した方が、作業しやすいと思います。

預かり車両ですので、慎重に作業して約30分程度です。


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#1エキパイスタッドボルトが固着して、ボルトごと外れました。

サビで固着してます。

無理に外しても再利用できる状態でも無いので、対策しましょう。。。
 
走行中にエンジンストールする原因。

症状からして、電装・充電系のトラブル。

バッテリーなのか、ジェネレーターなのか、レギュレーターなのか

はたまた、配線内部の制作ミスなのか・・・。

全部交換してるから、ナニが原因なの?ってなりますけど

原因はジェネレーターの発電不良でした。

以前に交換した形跡があったけど、修復では無くてただの現状確認だけ?



国内新規車両なので、販売店は納車整備して確認している居ると思いますが

保証にはなりにくくて、ほとんどこういった場合の対応は

「納車整備の時は問題無かったんだけどねぇ、旧車だから仕方ないよ・・・」

なんて言われて終わりですから、腹くくって旧車に乗って下さい。。。




左が装着されてたジェネ。

右が今回用意した新品ジェネ。

外観の色だけで甲乙付けるのはドーカと思いますけど

左のジェネは、終わってる感たっぷりなのは否めませんねぇ・・・。


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無事交換して直りました。

これで、ようやく振出です。

車体のセット、キャブのセットして、元気なGSに仕上げましょう。。。

 
個人的にTMR派なので、FCRの扱いは珍しいですね。。。

セットは楽なキャブなので、機能的に申し分ないんですけどね・・・。

まぁ、特性上の好みに言い掛かり付けても面倒なので、と・・・。

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トップキャップカバーの固定ボルト、本体側がネジ山ナメテます。

ありがちなトラブルですが、難しいトラブルじゃ無いです。


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ネジ山復活、ヘリサート処理でオッケイです。

今度は優しく開け閉めして下さい。

無理な角度で挿入しちゃダメなのは、機械も体も同じっすからね。


 
 


メーターステーの角度とか細かい修正完了です。

非常にカッコイイメーターパネルの完成です。

カウル内の収まりと、パネルの形状と、補器類の配置が絶妙なんですね。。。

まぁ、意匠製品なので、纏まって当然と云いますかね。。。

絶対なる自身を持って製作いたします、はい。。。

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レーシーな佇まいはその気にさせてしかり。。。

見やすい配置なので、走行中こそ本領発揮なんですね。。。
 


気が付けばお盆の最中。

毎日頑張って仕事していますが、暑くてペースが落ちてまして・・・。

納品遅延も有ったりで、スミマセン・・・。

久々にまとまった時間が取れましたので、まとめて更新します。


まずは、FZ750。

足回りは他店で交換されているけど、最近どうも調子が・・・って仕様。

オーナーさんとは、ウチと物凄くご近所なのに、最近知り合った関係でして。。。

まぁ、ご縁はどこに有るか判らないのも事実。

僕なりにちょっと気になる点を是正していきます。

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装着チェーンは某社の黒タイプ。

ちょっと前まではよく見たけど、最近は使用頻度が少ないような・・・。

ウチではあまりチョイスしません。

理由は、「なんとなく狙ってる感」が嫌なだけ。

「そこまで黒くする事ねーべ」って事かな。

性能は良いですから、黒が好きならばいいんじゃね?って思います。

今回の交換では、ゴールドプレートタイプを使用しました。


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スプロケが、チョーとんがってます。

ココまで使えば元取れてます・・・。

いやいや、歯欠け前に交換出来て幸いです。。。

でも、単純にホイル交換した際のチェーンライン未補正ですね・・・。

サイド面がザクザク削れていますねぇ・・・。

フロントのオフセットが足りないのでこうなる。

じゃあ、リアのスプロケハブの座面切削すれば、数値的な対策出来るのに

ただ取付けただけでオッケイ的な、交換作業が見て取れます・・・。

その時は良くても、ダレかに見られてる・・・。

自分にも言い聞かせてと・・・。

ココは要調整ポイントなので、対策加工行います。

 
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次に、スプロケハブのディスタンスカラーもちょっとなんですね。。。

オイルシールとの径が合っていないので、コロコロします。

収まりが悪いだけなので、組み付け時に気を付ければ良いだけですが

ハブ内部のベアリングはオープンタイプなので、ゴミ噛みまくりでした・・・。

純正流用とはいえ、しっかりした寸法で対応するのが吉でしょう。


これも新規でカラー製作して対策します。


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次に、車高調整ロッドのボルトが出っ張り過ぎてマフラーに干渉しています。

その干渉を避けるために、外側に捻って装着されてる某フルエキ。

個人的に非常にかっこ悪い処理だと思うので、作り直します。

もっとスマートな装着感が望ましいから、我々みたいな職種が有る訳でして・・・。

出番なのは有り難いですが、お客さんからすると、ただの「二度手間」なだけ・・・。

どんな取り決めがあったにせよ、現車から伝わる愛情はウソつかないからね。。。


偉そうな事言ってますが、そんな状態でも事故が起きていないからオッケイなのね。

「転ばぬ先の杖作戦」開始なのです。


新規製作のハーネス。

「最新システム対応型」っちゅーたら言い過ぎですが

信頼性の増している補器類使用前提でございます。。。

デメリットはボルトオン対策ハーネス扱いじゃなくて

「車両持込みだけにしか対応しません」って事でしょうかね。。。

それでも、GS1000のハーネス復活作業としては最適なアップグレードです。



仮納車したまでは良かったんですが、充電系のトラブル発生で再入庫・・・。

症状は、「走行中に、ストンと止まる」と。

リフェ系バッテリー全般に見受けられる、電圧降下の特徴ですかね・・・。

いきなり電気系が沈黙します・・・。

MFバッテリーだと、なんとなくダラダラしてくるので

「あれ?電圧下がってきたな・・・」と認識出来るんですけどね・・・。


でも、レース車両の場合なら発電システム撤去なので、理解出来ますが

今回はストリート車両なので、発電系統は残して有ります。

レギュレーターもテストして問題無い事が判明していますので

この場合はジェネレーターのトラブルと断定できます。


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まずは断線チェックから始めます。

どのバイクでもまずは、カプラのギボシカシメ部分を疑って下さい。

古いバイクなので、経年劣化は当然あります。

通電不良で対策出来るのであれば、非常にラッキーではないでしょうかね。。。


まぁ、今回はジェネレーター交換で対策するしかない状態です・・・。

こういった発電系のトラブルシューティング用に、メインハーネスラインとは別に

専用発電系ハーネスを準備して、調べぬきます。

レギュレーターも数種類用意して、くまなく通電させます。

そんでも、電圧が12ボルト台なら電気発生していませんから、アウトです・・・。


どっちだろ、ステーターなのかローターなのか・・・。



ジェネ、一度外している形跡がありますね、ネジ頭が痛んでいる・・・。

なんか変な色・・・。


見解はまた後で。。。



パネル形状はこうなりました。

良い感じですよ。。。


専用のアルミベースステーを製作して、ラバーマウント仕様。

上下二枚のカーボンダブルデッキ仕様は、当社のデフォ。。。

同じ製品を製作可能にする為、データ管理していますので

気になる方は、ご検討下さい。



残り、配線加工して終了です。。。

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