SD-ALTISの主観
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購入して二年、継続車検です。

が、途中途中で整備してるので、車体は問題無しです。

日ごろの行いは、重要なのです。



二次エア装置の確認と、キャブの同調は車検整備時に。

油冷は整備性が良くて好きです。

ただ、このバイクのシート下は好きじゃない。

スペースの無駄使いっつーか、スカる要素たっぷりなんですけどね。。。


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たまにのノーマルマフラーは静かで、ジェントルですが

普段は聞き取りづらいメカノイズがはっきりしちゃいます・・・。

ヘッド整備とダンパー類の交換が次の課題です。

それ以外は、いたって好調でございます。。。
 


GPZ1000RXレーサー・#51号車が参戦。

ライダー曰く「アウェイ選」。

そうですね、主戦場はテイストなので、単なる「アラシ扱い」っつー事で。。。


まぁ、「参加できるんだから別にいいじゃん」って楽観的な訳じゃ無いですけど

実戦で見える今後の対策も含めて、「糧となる」よう模索する気持ちと

前向きなライダーの挑戦には、総合的にバックアップ体制で臨むのもチーム。




「頑張って参加しているヒト達」を、単なる妬み嫉みで一括りにする

心の狭い方たちが、相変わらずおられる。

自分もやりたいけど、言い訳してやらない人たちにその傾向が多い。

やればいいのに・・・。

ボクに話しても何も解決しないし、助ける事も出来ません・・・。

全ては自己主張なので、勝手にすればいいんです。

自分次第で環境は変わりますからね。。。。

ただし、他人に依存し過ぎてるヒトは軽蔑する方向で。。。




おっと脱線、本題へ戻して・・・


で、予選前の暖気しているときから感じた違和感が

「なんか回転重いねぇ・・・」って。

排気音が弾けてない。

レースに関する詳細は#51選手のブログで確認して頂いて、と・・・。


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決勝リタイヤ後のクーラントキャッチタンク。

容器いっぱいに、クーラントが吹き抜けています・・・。

良い判断で、コース汚す前に英断したコーイチ選手でございます。

まぁ、これもレースで、データの収集に事欠きません・・・。

机上の方たちを尻目に、テーマは「実戦のリアル道」追及中でございます。。。


エンジンは使えないので、現場で降ろして車体は持ち帰ってきました。

テイスト前の車体整備は決定事項なので、しっかり対策してみます。


ミッション編、ドリブン側の分解チェックから。


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オイルパンに有ったカケラの正体は、トップギアのドッグ欠け。

この場合、セカンドギアとの絡みで欠けたと推測します。


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そのセカンドドリブンギア。

当たりがきついですね、ヌケヌケでございます。


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まぁ、諸々と交換するのは、ドリブンギアでは4枚、ファースト以外全部。

セカンドギアはドッグ摩耗で交換

サードギアはギア面にカジリ対策交換

フォースギアはシフトフォークとの当たり交換

トップギアはドッグ欠け交換

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ドライブシャフトのセカンドギアとの当たり面も荒れています。

これも新品に交換です。


次に、カウンターシャフト側の分解です。

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このサークリップ外すのメンドクサイ。

手が油でヌルヌル山だから、余計にイラつくのね・・・。


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セカンドギアはカジリ対策で交換

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サードギアはシフトフォーク当たり面の対策で交換

フォースギアは単なる対策交換

今回、ギアが7枚でシャフト1本交換、ミッション関係の部品代が¥60000弱で

全体的なオーバーホールに必要なガスケットセットとして、¥30000弱。

最低限の部品代で¥90000位ですかね・・・。

工賃に関しては、STD状態じゃないので、工数の限りじゃあございませんが

概ね、メーカー標準工数で計算されてよろしいのではないかな、と。

各種調整時間も含めて10時間以上は必要だと思います。


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まぁ、腰下が組み上がればエンジンスタンドに移動して

一気に組み上げていきます。

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無事完成、後は車体に積んでしまえばオッケイ。

調子よければいいですけど・・・。
 
仕事そっちのけで、レース遊びは出来ないので

メインビジネスを優先してまいりましたが

ようやく、テイスト強化月間作業が出来る状態となりましたので

手始めに、#75号車のエンジンオーバーホールから。



春のテイスト以降、ギアから囁く程度の異音が発生し始めました。

前回のミッション補修からは2年経過して、4戦の戦歴ですから

タイム的にも仕方ない範疇として、必須ルーティンと認識します。

ミッション交換を含めたフルオーバーホールです。

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ヘッドの分解や、クラッチ廻りなどの整備はエンジンスタンド上で作業出来ますが

クランクケースの分解やミッション周りの作業には不向きなので

この際だからと、油冷クランクケース専用のアルミスタンドを製作。

これがやたらとサクサク進んで上機嫌なのです、はい。。。

時としてシリンダー分解しないまま、ロアケース外せるので、非常に便利。

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そんでまぁ、オイルパン外したらこんな破片が有った。。。

やはりミッション不調でした・・・。

大事に至らなくて良かったと思う反面、メンテナンスパッケージの見直しです・・・。

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現状確認でダメな所を見つけます。

動きが悪い所が何箇所かありますねぇ・・・。

シフトフォーク単体で見て取れる症状でございます。


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シフトフォークは、スレ当たりが酷い、カジリもある。

この症状はシフター装着による弊害が多いと思います。

通常使用でも傷付きますが、ここまで酷いのはあまり見た事無いですねぇ・・・。

シフター外せば、部品の痛みを回避出来る事も有りますが

装着メリットも多いから、両立する方向で調整するのが必然です。。。

そりゃあ、クラッチ握らずに点火カットだけでギア入力するのだから

何かしらのダメージは当然蓄積します。

しかし、タイムは短縮するからやめられない・・・。

ライダーの心理上、相反する問題ですが、メンテナンスで対応出来るのであれば

実戦投入が正しい結論なので、「個性」としましょう。。。


もともと、サーキット走行を視野に入れてるバイクじゃないのに無茶してるから

その都度、自己責任で対応しているだけのオハナシ。

原因解明を含めて、バイクがダメな訳じゃ無く、シフターがダメな訳じゃ無く

ただ単に組み合わせと、対策ノウハウの構築が間に合っていないだけです。

同じ様な症例は結構多いので、ご参考までに。。。



次、ミッション交換編

 

早いモノで、今年も10月です。

あと3か月で今年も終わりです。

張り切ってまいります。

まずはステムベアリングでも交換しましょう。

フロント周辺はGSF1200部品の流用です。

ベアリング規格は共通なので、在庫オッケイでたすかります。


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いつごろ加工したか定かじゃないですが、グリスがエラク汚い。

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外したステムベアリング。

レースに筋痕残るのは構造上仕方ないですね。


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使うのはスズキ系ではおなじみのローラータイプ。


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最近は整備ネタが多いですね。

外装制作やらカスタムペイントやらが少ないです。

「外装屋」として、なにかやらねば。。。



 


お馴染ダイナ2000。

左から初期型、中期型、現行型。

大まかに分けるとこんな感じかな・・・。

どれもボクの私物で、完調な代物です。。。


初期型は最高のパフォーマンスを発揮し、点火系不動の地位を築いた一品。

中期型はご存じの通り、コストダウンでパンクトラブル多発な悪評ライン。

現行型は汚名挽回を図る為に、改良されたモデル。

失礼だけど、本当の意見。

初期モデルの時は、ダイナ2000の圧勝。

ウオタニのSP2はダレも使っていなかった。

中期モデルで失速したから、ウオタニSP2が引き合いに出された。

結果、現状での安定感はSP2に軍配上がると思います。

互いにメリットデメリットありますから、どっちが良いと断言できないけど

個人的にはダイナ2000が好きです。

代理店の対応も悪くない。

SP2はメイドインジャパンで、ウオタニサンに色々聞けるので助かる。


今回、GSにはダイナ2000を装着しました。

在庫のDDK3-2を使用しましたが、火が飛んだり飛ばなかったりで

「え?新品なのにパンク?」と、ちょーがっかり・・・。

仕方ないから、リペアで新品モジュールだけ仕入れて繋いでオッケイ。

なんか、納得いかないので、色々と調べた結果、面白い事が判明しまして

まずは、コレがこうじゃないとダメで、ソコがこーなって結果オーライ的な

ダイナ式仕組みが見えたから、思わぬ副産物ゲットでオッケイっす。。。



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スイングアームはGSF1200用を流用しています。

ホイルとのディスタンスカラーを新造して、BKアルマイト仕様。

スプロケ側カラーは、ハブに圧入なので整備性アップなのです。。。

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リアはフローティング式サポートを、圧入式に変更してリジット固定です。

一体式カラー製作して、リアも整備性アップなのです。。。


これで、パッドの片べり無くなると思います。

 


先の充電系リフレッシュ作業により、より快適になった機関ではありますが

肝心の点火系は、まだ未対策でございます。

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今まではダイナSで管理していたシステムを、ダイナ2000管理に変更します。

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「最近はどーなの?ダイナ2000は・・・」ってオハナシ良く聞きます・・・。

現行のモジュールユニット、一つ前のラインよりは、質は上がったと思いますが

まぁ、しょせん機械ですので、いつかは故障する。

「ドレ位もつの?」っちゅー信頼性が最重要なのは周知。

製造段階での展開品質にまで気にしだしたらキリ無いので

消去法で、今回はダイナ2000使用する事にしたんです。

ちょっとだけ気を使った取り回しで、回避できるトラブルも有るから

一概に「コレダメ」とも言えないの、そこら辺ノウハウにしとこ。。。


さて、マフラーも交換したい所です。

暫定的な製品で全体の質感下げても意味ないし・・・。

だからって、ナニが良いかは主観なのでございます。。。

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2012・テイストオブツクバ、11月4日開催です。

今回も参加する方向で、準備進行しております。

で、観覧確実な方、先行パス受け付けますのでお知らせください。

期日も迫っていますので、お早めにお願いいたします。



依然、装着率の高い「ショーライバッテリー」。

本体メンテには専用充電器を使用しますが

電源入れても機能しない事がシバシバ起こってまいりました。

俗に云う「故障」ってやつですかね・・・。




取敢えずは、代理店へ相談する事からです。

買い替えは微妙だな・・・。
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