SD-ALTISの主観
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GSX-S1000対応サーキット走行対応外装が完成。

ゼッケンカウルとアンダーカウル

共に純正交換固定タイプ。





一旦、試作品として完成しました。

製品版としてもう少し煮詰めないといけない部分が有りますが

形状は同等なので参考にしてくださいませ。







レース対応ゼッケンカウル FRP製黒ゲル仕上げ

形状はゼッケンベースを兼ねていますので、シンプルな曲面形成。

固定方法は純正と同じ手法なので、お手軽に対応できます。






レース対応アンダーカウル FRP製黒ゲル仕上げ

純正ハーフカウル形状を踏襲し、純正然とした形状になってます。

固定方法は純正と同じ手法なので、お手軽に対応できます。

純正マフラー(触媒付)対応形状
GSX-S1000レース外装製作シリーズ

ゼッケンプレート編もうすぐ完成。


純正形状風ゼッケンプレートの型が完成。

後は車体に対する取付ステー部分の設置考察を模索し

ひとまずサンプル製品を作り現状確認します。

きちんとした製品版はもうちょい先になりますが

テイストには間に合いそうです。






型用ゲルコートを塗った状態。

三液性なので促進剤と硬化剤の配分を注意して塗布。

この時期は促進剤0.8%位がちょうど良い感じ。







型に補強とステー治具設置をし、うまく分割出来た状態。

これだけ見ると「ふ~ん、こんなもんやね・・・」って感じ・・・。

この状態になるまでの下積みは気付かれないのも事実。

ダレもそんなところには興味が無い。

出来上がった製品の評価がすべてでオッケイでゴザイマス。


しかしこの業界、その「出来上がりの表面だけ」をコソコソパクる

「コソ泥DIY」が多いのも事実でしてね・・・。

手間暇かけた製品をそっくりパクってヤフオク販売とかね・・・。

FRP製品を制作するスキルは多少持ち合わせてるけど

イチからオリジナル製品作れない連中が小遣い稼ぎで邪魔してくる。

そんなに作りたいなら、ウチで雇うから正規品作れ、と。

そのうち、FRP教室開くので参加お待ちしております。。。
アイテム②「アンダーカウル」の制作。

当初はウチの製品群の中から適当な合いそうなヤツを弱フィット

させる予定だったけど、「やっつけはいけない」とインスピ来た。


良く見るとS1000には純正でハーフアンダーカウルが装着されてる。

よし、この形状と取付位置を敢えて使う事にします。


「純正形状風アンダーカウル」制作開始です。





取付部分が片側二箇所ずつ有るので、固定に際しての不安はない。

製品として「きちんと再現できれば」、のはなしだけどね・・・。


で、「形状」は「純正触媒」との兼ね合いでほぼほぼ決定するので

実用的なソコは一発「賭け」になるかな?と。


作り方は見て想像する事を強いるので客観的な経過報告でも。





ほぼ全ビルド形状なのはこだわりの賜物。

出来上がってしまったらば、さほど気にしない部分も

造形中の今はナイーブ&ナーバスになる・・・。

拘ってるふりでプロ意識を啓発するのも差別である、と。







仮取付では中々良いフィット感。

このまま煮詰めて型取りまでスイッチが切れない事を祈ります。
GSX-S1000対応のサーキット走行対応外装の制作。

サーキット走行する際に必要な外装アイテムとして

取り急ぎ、下記の二点をラインナップしてみます。

・ゼッケンプレート

・アンダーカウル


春のテイストから新クラスが出来て参戦可能になった車種なので

「当初は適当に適応品をそれらしく装着してみるつもり」でしたが

「専用品の有無による重要性が参戦台数を増やす事」を考慮して

折角ですから専用製品を開発する事にしました。


まぁ、面倒な道に舵が向いたわけですけどね・・・。






2016年から2020年までの前期モデル対応になると思います。


素材の良い車両だと思うんですが、人気は現行カタナが上です。

「たまにある異端児スズキらしい」所が好感持てます・・・。






で、フロントゼッケンプレートの考察から始めてみます。

なかなかスルドイ形状してるライトとカウル形状が特徴的ですね。

ヘタにオリジナリティを出さずに純正形状を踏襲する事にします。


まずはお手軽な「ライト部分を覆う方式のゼッケンプレート」を

目論みましたが、見事に裏切られます・・・。




その理由として








カウルとライトは一体式風形状になってます。

そして、ライト部分にフレーム側へ固定するステーが存在します。

なので、ライトを外すと同時に固定ステーも無くなる訳です。

ゼッケンプレート単体を純正カウルに張り付けても

車両本体に固定すらできないスンポーなのです・・・。



ならば、カウル自体を全部交換する形状に仕様変更します。

「純正形状を踏襲した、取付ステー付属ゼッケンプレート」



製作するコストが上がりましたが、ユーザー目線ではコレが

一番簡単な交換仕様になると思います。







って事で、純正のカウルを別途新品購入してドナーとします。

程度の良い中古部品を探すよりも時として新品投入が吉。

レース専用車両制作じゃ無いので、公道走行用の保安部品は

オーナーに返却する為の措置です。


ライト部分は高価なのでマスキングしてシートWAX養生します。






んで、整形工程を経てマスター型の形状はこんな感じにしました。



次回は型取って、固定ステーの治具作って装着確認。

GSX-R125の車高調整の為、リンク加工等致します。

オーナーは小柄(145㎝)なので足つき性を向上したいと。

小型車両なんですがシート高は785㎜と立派な数値。

取回しは問題無いけど停車時の不安定さは否めない。


ディメンションがうんたら、とか

リアサスの動きが、とか

アンチスクワット率どーたら、とか

一切無視する作業でゴザイマス。






まずは現状数値確認から。

リアが浮いた状態の数値とシート高数値を確認して

理想値と限界値を見つけます。

なんとなくだけどスイングアームの角度優先かな?

ピボットよりアクスルがチョイ下がる位でよろしいかと。

一応社外で売っているローダウンリンクが

外国製で定価¥48000-程でした。

コレが30㎜と50㎜とがある。

その数値は何?って感じなので実測優先。






車高を下げるにはリンクプレートを短くすれば良い訳ですが

一体式リンクなので適当に延長するのも難しい訳でして

きちんとした治具を製作する事になったついでだから

需要無視して新製品開発と相成りました。








で、完成品がコレ。

純正リンクプレートをベースに加工しております。

仕上げはウレタンブラックの焼付仕上げ。

定価¥26000-

シート高実測で730㎜程度になります。

合わせてFフォークの突き出し(10~20㎜程度)も行い

前後の車高バランスを取った方がよろしいと思います。



このリンクを付けた後の感想ですが

145㎝のオーナーさん、両足のつま先が地面に付きました。

成功ですね。










で、専用のショートサイドスタンド。

純正形状でウレタンブラック焼付仕上げ。

定価¥7000-

ローダウンリンク使用の際は交換必須となります。




このキットを使用する際の注意点として

・アジア生産だからなのか製品数値がルーズなので

取付交換する場合には多少のコツが必要

・車高変化による各部品干渉確認は必要

・チェーン調整等、可動部の再調整は必要

もう何度目だろう・・・。

納車してから幾度と有るトラブル・・・。


「エンジンが掛からなくなるやつ」。


それなりに対策して調子戻すけど暫くして

「エンジンが掛かりません」と・・・。


もう持病認定だよね・・・。




都度、今まで


キャブの不調による始動不良

インシュレーターの破損による始動不良

燃料コックの不備による始動不良

セル回しすぎてモーター焼いてしまい始動不良

ジェネ不良による充電不良で始動不良

燃料との相性による始動不良

イグナイターのパンクによる始動不良

とか、ね。

それなりに対策して復活はしてる訳でさ。



で、今度もまた持病の発作。


「立ちゴケしたらエンジン掛からなくなった」と。

「オーバーフローしてガソリンが漏れただけ」と。

で、倒す前までは絶好調だった、と。


では、一応念のために

ガソリン交換して

プラグ交換して

バッテリー充電して

点火確認して、セル回したけど

ピクリともしませんね・・・。



よし、何かを疑って掛かるか・・・。

立ちゴケしただけでこうなる訳無いしな。
やはり、とゆーかマイナートラブルが尽きないインパルス君。

先日の始動系トラブルから逸脱したと思った矢先に次の問題。

今度は充電系です。


「走行中、いきなりエンストしたっきり動かなくなった」と。

何とか引き上げてバッテリー充電したら一旦は復活したけど

「原因はどうなんでしょ?」となりますよね。


「普通に乗る為の整備」としては電気系連チャンなので

「大変なバイク買ってしまったな」と思って当然ね・・・。

心情お察しします・・・。

オーナーさんも疑心暗鬼になってしまいますが

ボクに出来るのは直す事だけなので

今回もシューティング開始です。



下準備としてバッテリー充電しておきます。





まずはレギュレーター外して始動してみます。


少し始動に手こずってしまい電圧降下してしまった・・・。

現状、待機電圧は12.13V。

当然、ジェネからの電気来てないので電圧変わり無し。


では次にレギュを繋いでみる。




12.22Vになった。

ほんのちょっぴり上がったけど、コレではダメね。

そもそも、ジェネレーターが発電してないか

レギュレーターが制御出来ていないかのドチラか。

「どっちも」の可能性もあるけどね・・・。


で、ココまで調べるのは工賃発生しません。

この先からお仕事なのです。。。

まずは新品の部品調べて見積もりしてからね。

ざっと部品代は7万円弱・・・。

工賃は1万円程度。


安く直したい気持ちはわかりますが

部品代をケチっても良い結果になりませんよ、と。

部品代はボクの儲けじゃ無いので理解頂いてから始めます。






レギュ外そうとしたらネジ頭ナメテしまった。

ついて無い時はリズムが悪いや・・・。

まったく余計な仕事だぜ・・・。

雑念が渦巻いているんだろう・・・。





ドリルで揉んで頭取って外せました・・・。

廃棄する部品なのに余計な手間かけてしまった・・・。


中途半端に頓挫したせいで、次の作業に夢中になってしまい

ステーターコイル交換とレギュ交換が終了。

予算の都合でフライホイルの交換は無し・・・。


さてどうだろ・・・。





新品コイルと新品レギュで12.98V。

多少増えたけど、電圧気持ち足りないかな・・・。

13.5~14.5V程度は欲しいですね。


ちなみに

新コイル+古レギュで12.25Vでした。

レギュ交換は正解。

コイル交換も正解。

ステーターコイル無負荷電圧平均AC50Vでしたので

やはりフライホイルも交換したい所です・・・。

疑わしきは全交換が最短なのよ・・・。



予算の都合で安価に仕上げてもその場凌ぎです。

「維持費はダレの為に発生するのか」、を考慮して頂いて

夏までには煮詰めましょう。

うっ、工賃は二回発生するので損かも・・・。
バイク二台体制になったアヤカ嬢。

ご無沙汰ちゃんなTLちゃんを点検整備しましょう。


去年からプランは立てていた案件ですね。







リアバンクのエキパイジョイント部分のガスケット交換。

二次エア吸い込んで「パンパン」と賑やか過ぎです。

冬場の方が騒がしかったかな?

燃調の変化で差が出るのかしらね・・・。





熱で固着気味なボルトに気を付ける程度で

形状程難しくない脱着作業です。





右が取りだしたEXガスケット。

朽ちてますね・・・。


左が新品。

収まりがキツイので少々コツが居るね。




で、タイヤの交換を行います。



タイヤはミシュランのPP2CT。

んで、このミシュランタイヤに共通する個性として

軽点マークが無いのね。

どの位置で組んでも良いバランスらしい。

コレ、上手く行く時も有ればドハマリする時も有る。

今回はハマった・・・。


意識せずに組んだら80gものウエイトが必要・・・。

何故だか物凄く嫌なので位置を見直す事にします。

っつったって、固定位置の基準が無いので

ウエイト貼る位置にタイヤマーキングしておく。




実験②

で、180度ずらして計測したら今度は45g。

おぉ、良い感じ。。。

でも、もう少し煮詰めたい。





今度はホイル単体での重点をマーキング。

画像左端にエアバルブ。

右側の黄色マークが重点。





ホイルの重点と②の位置を合わせたら25gになった。

幾らかマシになったのでこの辺でオッケイとします。

組み直し三回してるし、もういいべ・・・。


一応、画像のウエイトは計測用だからね。



で、駆動系のチェック。

 

スプロケはボチボチ交換ですね。

変形し始まってますからね。

チェーンはキンクこそ無かったですが

ジャラジャラし始めてるので要交換推奨です。




ハブダンパーもかなりへたってマスね・・・。



ラバーカスで汚れてるハブの裏側。

ベアリンググリスも切れかかってますので

軽く補充しておきます。


出来ればベアリングとハブダンパーは

交換推奨とさせて頂きます。

次回のメンテ時には手を入れましょう。
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