SD-ALTISの主観
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【Bierkiste】っちゅー乗り物。

なんて読むのかは分からないンスけど

ビールケース+スクーターの造語なのかな?

形状は、ビールケースがボディでシャーシーは手作りが基本。

タイヤホイルはカートパーツを利用したりしてます。


外国なんかでは一家に絶対ガレージ備え付けで

オヤジ達が一通りのDIY作業をこなす事が、これまた基本。

そんなオヤジ達の暇つぶしから(予想ですよ)

地味に浸透していったんでしょうかね・・・。


動画だとコレなんかが分かりやすいですね。


ボクも昔はカートで遊んでいたので、未だに名残パーツが有ります。

なので、廃物利用で取り合えず制作してみましょうと。

まず、フレームなんですが皆さん(外国のオッサン達)は

角パイプでテキトーに制作しています。

わざわざ、この為に新しい資材を購入するのもバカらしいので

役目の終わった廃棄カートフレームをベースに切った貼ったでございます。



まずは切り刻んでいったんですが、このカートフレーム流用加工作戦は

ただただ、面倒な作業の繰り返しでございました。

よくよく考えれば、オッサン連中の暇つぶし的作業なので

チマチマとした制作を選択する訳が無い、って勝手に解釈しました。

よって、外国のオッサン達と同様に角パイプで制作した方が

コストや制作手間を考慮しても「楽」であります。


まぁ、途中までやっちまったので、僕は丸パイプワークで

なんとか形にしようかとおもっていますけれど・・・。

で、こんな感じジャね?ってフロント周辺部。



そんなに流行っている訳でも無い、馴染みの薄い乗り物なので

ググっても情報は少ないです(動画はそれなりに有るけど、外国ばかり)。

なので、追加カテゴリ「Bierkiste 」にて年末商戦展開?です。
ホイル、フォークアウター等をブラックアウトです。

最終モデルと同様バージョンへのなんちゃって変更しました。


最近多いのが「自分で整備、カスタム出来る」っちゅー理由で

相場よりも安価なベース車両を購入したがる傾向。

汚れなら洗えば済みますけど、腐食やら塗膜剥がれなどは

下地処理した後にペイント作業が必要です。

地味に経費が嵩む作業なんですよ、ペイント関連は・・・。

目測を誤って「安かろう、悪かろう」で「安物買いの銭失い」

これを繰り返して、底辺技術を蓄積するのもある意味、修行ですね。





タイヤはダンロップのK180をチョイスでございます。

田んぼのあぜ道やら農道で頑張るタイヤとして抜擢しました。

本当はK960の在庫もあるんですが、アスファルトを走行すると

「ゴーッガーッ」ってな具合にうるさいし「ガッタンガッタン」するし

一応、一般公道走行禁止だったりするんでよきに計らってみました。
ウチでのスクーター使用オイルはエルフです。

匂いに特徴が無いのがよろしかったりします。

BW'S100はオイルポンプの設定上なのか、消費量が多いですね。

JOGなんかはかなりのエコランですので

もっぱら、JOGでプラッチャが多いです。

外装類の補修については、ある程度の目星が付きましたので

現段階でペイントを行った方が良い物を優先してペイントします。

まず、前後ホイル。

直圧ブラスト充てて下地調整の作業を行います。



フロントはベアリングを抜いた方が、後々の作業が楽です。

ベアリングは、国産品へ交換する予定ですし・・・。



なんだか、微妙なグリスで微妙な充填率でございます。

たかだかスクーター、されど回転部分には過剰に反応するのが吉。



純正のキャリア類は装着する予定でございますので

コチラもブラストにて下地調整を行います。

この手の小物類、国産の上程度製品などでは

キチンとした粉体処理がされているので

直圧ブラストでも塗装剥しは一苦労な作業なんですが

このキャリア類は、ナデル様に「ササッ」っと処理完了。



取り合えず、前後ホイルとFフォークアウターとキャリア類を

普通のブラックでペイントします。
カバー無での放置期間が長かったせいか、ボディが非常に汚い。

素材の持っている「ツヤ」とか「シナリ」とかが足りていない気もするけど

日焼けで色が褪めてるのはボロくていやですね。

外ボディに関してはペイント補修なり新品交換でリフレッシュしますが

内カバー類はペイントはしたくないし、交換など持っての他でございます。



こんな時に使用するケミカルがワコーズのSH-R

未塗装樹脂へ対する耐久コート剤です。



ちょいちょいとヌリヌリしてツヤ復活でございます。



シリコン吹いた程度では維持できないのでケミカルコートして下さい。

これで暫くは大丈夫。
まずは油脂類の交換を済ませておきましょう。

で、ギアオイルの交換を行います。

使用するオイルはEPLのPL-201を奮発してみます。



ケース下部のドレンより排出したオイルは新車時からのモノなのかしら?

聞く所によりますと、台湾生産のこのバイクには

アタリハズレが非常に多いらしく、かなりやっかいらしい・・・。

ボクのは一応、ドレンから「ビチャッ」って出てきた。



エンジン用の2STオイルはインチキ臭い匂いがするので強制排出しました。

キンモクセイの香りやら、消しゴムの匂いやらが入り混じったホムセンキング。



コレはタンクから全抜きしてエルフのモトテック2XTに入れ替えです。

いやー、着々と進行している、ビー君の仕上げ作業。

仕事をサボッテル訳じゃあ無いですが、納品の都合で

三日連続の作業となってます。

おかげさまで、ある程度の目安が出来ましたので

一安心でございます。
走行距離は4000㌔台ですが機関、外装共に「下」でございます。

紫外線にやられている外装などは、リペイントする事になりますので

さっさとばらして状況確認の開始作業でございます。

フレーム周辺の汚れや痛みは、とても4000㌔台の車体とは思えません。

まぁ、国産車両と同等な劣化姿勢を求めてはいけないのも事実でして・・・。



仕事のスキを見計らって、チョットづつ補修することにします。



教訓

何事も横着してはいけないッちゅー事を今更ですが学んだ次第です。
前回のときに確認できたマニのひび割れを

新品と交換して対策します。



車載のままでは外れない位置にボルトがあるので

フレーム下からジャッキ固定し、エンジンマウント外し

エンジンずらしてからようやく交換完了です。



交換した部品、マニとエアクリジョイントパイプ

共に対策品(後期型)でした。

地味な改良には頭が下がる思いでございます。
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