SD-ALTISの主観
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フロントフォークのオーバーホールをします。

左右のフォークオイル抜いてみたら、何故か色と鮮度が違いました。

オイルシールやダストシールの痛みは同様な状態なので

オイル粘度でも変えたりしたのでしょう・・・。

インナーに点錆有りますが、交換前提な程では無いのでオッケイです。

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走行距離は5000㎞弱ですが、製造からは15年経過しているので

経年変化は避けられない状態のステムベアリング。

水分やゴミと融合して、グリスとしての機能を果たしていません。。。

でも、グリスがカピカピなだけで、ベアリング自体の状態は良いので

洗浄してグリスを再注入して、再利用に問題なしでございます。

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たっぷりとグリスを充填して「ヌルッ」っとした感触がグッドです。

ナチュラルなセルフステアが操安性を向上させる為の必須作業でございます。。。
 


外見加工は端折ってしましましたがご無沙汰なタンク加工の報告③でございます。

ではと、ちょっとだけ披露、純正タンクのカーボン仕様。

多分、FZオーナー誰もが一度は考える仕様

「純正カラーでライン塗り分けなんだけど、ブルーの部分がカーボン」

どう?なかなかじゃありません?

まだ、コピー無しよ。。。画像もね・・・。


このタンク、「外装屋」と「板金屋」と「塗装屋」のお仕事。

単なるペイント屋風情じゃ出来ない芸当でございますねぇ・・・。

画像じゃ分かり辛いですが、まっ、しゃーないです。

まだ完成じゃ無いし、赤塗ってないし、ロゴもペイントしていないし。。。

完成したら世界初でございます。

その時は、もっと綺麗な画像でご紹介したいと思います。

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このタンク、電磁ポンプインタンク式になっていますので

この穴から中が覗きやすい。

覗いて、デジカメ突っ込んでサビ取れたかチェックです。

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うーん、サビ取れていて綺麗です。

GPZのタンク処理した20ℓ液を再利用したんですが、ばっちり効いていますね。。。

底の溶接部分の酸化も上手く処理できて良かったです。

コーティングは二度打ち作業でハードコートとでも申しましょうかね。。。

ピンホールも無く、即使用可能な状態に補修出来たので安心しました。。。


実はこのタンク加工において懸念事項だったのがサビ事情ね。

加工ベースタンクとしてはサビの状態が結構ひどかったんです・・・。

加工前提だからこそ、状態の良い物をベース利用する事で

完成後の安心感とクオリティが増すんですが

ボロイタンクじゃ見てくれはばっちりでも機能的に大丈夫?ってね・・・。

サビ取すると穴が開く事も多いので、その対策に追われるならば、って事です。

同じ様な加工をする場合には、その辺を考慮なさると

作業する側としても有り難い配慮でございます。


まぁ、なんとかするのもお仕事ですので、まずはご相談ください。
整備ついでにZZR1100C型のリア廻りを移植しちゃいます。。。

「何時か使うだろう」と思って数年間も寝かしていたパーツを

「このタイミングで使わなきゃ、この先無いでしょ」と思いまして・・・。

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アクスルとハブのベアリング類、オイルシール類は全部新品交換します。

ホイルペイントするから邪魔だし「¥500円ぽっちの重要部品、けちってどうする」と。

まぁ、交換しなくちゃって程度だったから全てにおいて「ついで作業」なのですね。。。

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リアブレーキ周辺もC型純正のまま採用します。

このシリーズ全般、ベアリングのスラストガタが出やすくて本当にキライ・・・。

一応、フローティング式ですが僕は嫌いなのでリジット式に変更します。

でも、リジットカラーの製作圧入とかはせずに、純正のヘッポコニードル機構のまま

固定方法だけをリジット式って事でチープ対応なのです。

ナンチャッテリジット式ですが純正と強度は大差無いので今回は拘りません。。。

23.JPG

キャリパーは多分ZX-10のリア純正だと思います。

C型とは色違いなだけですね。

ニンジャとかゼファーとかとも共通のピンスライド2POTでございますが

エアフリーの位置が違うので「下装着」ならばコチラの方が望ましい、と。

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これも4年前後は放置なキャリパー。

その当時から、ピストン固着だったので嫌な感じ・・・。

案の定、ビクともしません。

面倒なので、ラスペネ漬けで一晩放置しました。

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エアーで「ブシュッ」っと攻撃、ピストン「ぬるっ」って出てきた所

何気なく持っていた左手中指に「ドッゴ~ン」って挟まれて流血です・・・。

出てきたのがうれしくて、ついついエアーマックスな原因でございます・・・。

まぁ、分解できたので良しとします。

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とりあえず、リアホイルとハブとキャリパーとサポートのペイント準備完了しました。

残る塗装準備部品はスイングアーム本体とフロントホイル。


これでも、仕事の合間見て作業しています。。。

だって、このバイクは個人的車両なんです、今の所。

この先、良い巡り合わせがあると面白いんですけど。。。
「一日一麺」が座右の銘なぼくですが
不味いと思って残したラーメンは記憶にございません…。
多分、人生初のラーメンリタイア。

風味に馴染めない、なんか、マズッ、クッサ…


口直しにチリトマト。
冒険ラーメンで初玉砕。



今夜は楽しみにしていたお食事会が
ドタキャンになったのでマックで夕食。

クソみてーな言い訳なんかどーでもイインスケドね…。
こんな時に人間性って出るの思い出したよ。





タンク内の錆取完了したけど、保険の意味を兼ねて

タンク内もコーティングする事にします。

二液性素材ではエポキシ系が主流で、製品も多種有りますが

安定して使いやすく、効果も期待できるのは

ワコーズのピカタンとタンクライナー。

ちと、高いコンボですが間違いない施工が可能なので、僕はコレ使います。

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タンク内に送入したら、液体の流れをイメージしながらグルングルンするんですが

まんべんなくコーティング事が基本なので何度も何度も繰り返し作業します。

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隅々まで行き渡ったと思える位の作業を終えましたら

一所に集まるようにタンクを傾けて余計な樹脂を回収します。

今回、200g用意して120g回収でございます。

きちんと回収しないと、タンク内で固まってしまい非常に厄介です。

そんな失敗コートタンクの再補修は出来ないので気を付けてください。


次はFZ750改良タンクを施工しましょう。。。


雨やほこりを防ぐ意味でカバーを掛けて保管する方多いと思います。

ただ、風が強い日などは煽られてカバーだけが飛んでる事も多いですねぇ・・・。

じゃあ、飛ばないようにロープをグルってする事も多いですよね。

そんな対策が今回は仇となってしまった様です・・・。

先月の末頃、えらい強風の時がありまして

シートカバーの中を煽りまくった風のパワーで反対側に「ガッシャン」て・・・。

左に傾いて駐車していたバイクが反対側へ倒れたのだから

外装へのダメージも大きかろう・・・と思っていましたが

ミラーとウインカーが交換対象なパーツだけで外装はほぼ無傷でございました。

しかし、やりきれない修理なのは同情いたします。。。

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右側に倒れたのでウインカーが押される形で左にずれてしまいました。

テールランプウインカーナンバーとの合同ステーに当たるココ周辺の構成部品

ほとんどがプラスチックパーツ、クラック入ったり押されて伸びてしまったりで

本来なら交換対象ですが、なんとなく「グイッ」っとしたり「ジューン」としたりで

違和感ないかな?ってレベルじゃね?って。。。

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テールランプステーだけが唯一のアルミパーツ。

ココ周辺の屋台骨に当たる左右連結パーツ。

このステーも「グニッ」って「ガシッ」って復元、組み直し。

どっちにしろ、ウインカー交換するのと同時作業なのでサービスなりね。

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これ以上はリア周辺パーツの交換しないと無理かな。。。

見た目の違和感も、走行への支障も無いので良しとさせて頂きます。


ウインカーの方が高かった。
88110-MEL-013 RミラーASSY ¥4683-
33600-MFJ-D02 ウインカーASSY ¥6773-
純正部品、高いねぇ・・・。
参考までに。


キャブをばらして、パーツごとドブ付け丸々洗浄。

洗浄液は温めてありますので、洗浄力アップでございます。

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綺麗になって良かった。。。

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でも、ジェット類は芳しくないので、廃棄。

PSのリングとワッシャーを洗浄液の中に紛失してしまったので

部品取りのキャブ牧場からフルパワー仕様をドナー検証します。

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輸出仕様のGPZ1100用CVK、なぜかPSがアルミ栓でメクラ処理。

2㎜ドリルで揉み取って、PS開度の現状確認したら

#1と#4が全閉で#2と#3が1.5回転戻しでした。。。

国内仕様に準じながらも現車合わせで調整します

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同調ばっちりでアイドリングチョー静寂。

で、ボクのデジタルゲージ液晶に白い点々が日に日に酷くなってきてる。

メーカーに電話して「念の為、検品してください。本日発送します」と。

「では送ってください、調べます」とメーカーさん。

しかし、送料はどっち持ちなの?とベガーな疑問がありまして・・・。

一向にメーカーさんもその事にスルーされています。

メンドクセーから「じゃあ、着払いで本日送りますね」と。

したら「着払いは・・・」とか言われちった。。。

「故障していたら、無償修理するし送料も持ちますが・・・」

「見なくちゃ判らないものを受け付ける訳には・・・」って事らしいけど

白いゴミみてーのが画面にチラついてるのはボクのせいじゃないと思う。

購入した問屋さんを通した方が煩わしくなくていいんですが

時間が掛かって厄介なのよねぇ・・・。

まわりくどいのはだめです・・・。
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