SD-ALTISの主観
①アルマイトの色具合が見て取れると思いますが「ブラウン系」で統一しました。
「諸々をブラック仕上げ、はもういいっしょ・・・」って事でのチョイスです。
この後、ブレーキホース関連はSUS製品へ変更して「グッ」っとしちゃいますが
今回は、ディスクローターの整備として、ピンの是正を行います。
②新品のSUS製WWを使用、新品ならではの質感でございます。
ウラに隠れてしまうのが残念な程に、地味な裏方なんですね。
③使用済みの張力の無くなったWWは廃棄なんですが、張力が無いクセに
入庫当初は「リジット」の如く、おいそれと可動しませんでした。
理由は後程。
④コチラも新品のSUS製Eリングを使用します。
これまたウラに隠れてしまうのが残念な質感でございます。
⑤保持力の弱くなった使用済みリング、もちろん廃棄処分。
基本的に軸リング系は一発コッキリ、後腐れなくお付合い願う部品です。
ダラダラと関係を続けると痛い目に合いますからね・・・。
⑥フローティングピンを組み込んだローター裏側でございます。
気を付けるポイントとして、Eリングの合口は外向けて置いて下さい。
回転中にリングが遠心力で飛んで行ってしまうかも・・・っちゅー対策です。
以前のインナーはブラックだったんですが、下地のブルーアルマイトを剥しもせずに
その上からブラックペイントっちゅー荒業仕上げでございました。
テキトーに塗ったピン部の塗膜が邪魔をして、ピンの可動を妨げていたんです。
無理やりクリアランスの無い所に押し込む形でピンの固定をしていた訳でして
仮に動いても、元の位置にアウターが戻らないので、常に引き摺り状態です。
「ブレーキ掛けて強制的にローターを戻す」アノ頃から、脱却でございます。
現状、素晴らしいフィーリングにて、良い結果報告でございます。
ちなみに、WWとEリングで¥50-弱/セットですので
ローター1枚10箇所x¥50なんで、1枚に付き¥500-程度の補修単価。
ケチっちゃダメよ、命に係わる部位なだけに、常に最善を。
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