SD-ALTISの主観
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大型水冷車における冷却系カスタムの定番として

流用目的で選択されるラウンド型ラジエーター。


別車種の物をステー加工して装着させたり(ウチとかの方法)

汎用コアを準備して専用ステー制作で対応させたり(大手)

色々なサイズが合ってそれぞれ一長一短あります。が

今後の為にそれぞれの特徴を覚書として置いておきます。。。



面積と体積を表記していますがあくまでも当社比ですので

実際の設計値との相違は気にしないでください。

面積体積共に全体計測じゃなくてフィン部分計測です。

熱消費カロリー量の計算も単なる比較程度と認識ください。






’04CBR1000RR・SC57前期型純正ラウンドコア。

国産製の中では最大サイズだと思います。

コア面積:13700㎠ コア体積:34000㏄ 放熱量:30200cal/h

小型のファンが右上に装着されるが、流用車種によってはダウン

チューブフレームとの干渉で邪魔になる場合が多い。

レーサーならばファンレスで良いけどストリート仕様だとファン

装着が望ましいので、何かしらの別途流用対策が必要だが依然と

コレつけときゃ間違いないと思わせる性能と存在感は追従無し。

今や幻のHRCキットコア含めて残念ながらメーカー廃盤製品なの

で入手するには怪しいシナコアか中古でしか手に入れる術はない。

メーカー純正の国産製新品部品ををベースに流用加工するのが

今回で最後かと思うと感慨深いです。

再販しねーかな・・・。

最終価格¥81200-でした。







’08CBR1000RR・SC59純正ラウンドコア

コア面積:11400㎠ コア体積:22770㏄ 放熱量:20200cal/h

サイズは縮小されているが理由あっての事。

そういったメーカー設計側の意図は知る由もないですがエンジン

内部含めて冷却系見直せば小型化できる諸例でしょう。

小型のファンが左右に装着される形状。

この二個装着するファンが優秀なのかもしれません。

コチラも流用時には干渉が気になる所。







ZRX1200ダエグ用純正コア。

コア面積:6800㎠ コア体積:13600㏄ 放熱量:12050cal/h

サイドのカバー類などで大袈裟に見えますが、その実小型だと。

先代の1100・1200系より小型化してるのは先の59と同様に冷却

系の総合的な進歩がなせる業かも知れません。

ちなみに1100純正コアの放熱量は18700cal/h程度なので単純比較

だと-35%程となりますが、総合制ではオッケイなのでしょう。

で、個人的に気に入っているのが薄型の純正ファン。

冷却性能が進化して優秀?なのも効いているのかもしれません。

このファンは流用時に有りがたいサイズ。







ZX-9R・C型用ラウンドコア。

コア面積:11200㎠ コア体積:28000㏄ 放熱量:24800cal/h


9Rといえば今主流の各社キットパーツのベースに等しいB型用が

あまりにも有名(ZXR750も同等品だと思った気がする)。

コチラの放熱量は25400cal/hとC型用と僅差である。

加工目的ならば安価入手できる事が多いC型用が無難でもある。





 

ZX-6R純正ラウンドコア。

コア面積:8400㎠ コア体積:21000㏄ 放熱量:18600cal/h

割と使いやすいサイズだけど配管が沢山有って加工しづらい。

一時期、ZRX400によく流用した覚えが有ります。

数値的には1100純正と同等となります。







ZZR-1100D型用ラウンドコア。

コア面積:9800㎠ コア体積:24500㏄ 放熱量:21700cal/h

パーツメーカ各社の汎用ストリートコアとして一時期は国内需要

一番だった殿堂入りアイテムとも言えますでしょう。

流用しやすい形状ですが当時のファン形状サイズは大きすぎて

邪魔で仕方ない為、ダエグ等のファンを流用する事で見直せる部分

もまだあるんじゃないかな、と思います。





あくまでも個人的主観を交えてます。

手持ちの中でソコソコ活用できそうな形状をチョイスしました。

単純に大きさや形状だけで総合的な性能は判断できませんが

単体における「大は小を兼ねる」のも既成事実です。

男はデカい方が好きなんだ、と再認識した次第でゴザイマス。。。
 
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