この時期は、クールブレイカー絡みでの作業も多くなります。
ボクのブログ観覧者の95%は興味ないイベントですね。。。
「切った張った」はチョッパーが原点ですので、侮れませんよ。。。
基本的にフレームを大改造できないお国柄ですので、工夫勝負。。。
「適当にフレーム交換して、民間車検場で闇車検通してオッケイ」的な
ふざけた業者が、徐々に淘汰されてるのは明るい事実です。
だから、良い勝負場所だと思っています。
いずれ、本腰いれてね・・・。
社外のスポーツスタータンクを分割タンクに加工。
おおまかな裁断は、クライアント側で加工されているので
ボクは溶接のみなのです。
っても、溶接だけで済むわけでも無く、ラインのすり合わせは必要なので
すんなり終わる作業じゃ無いですので、集中して行います。
重要部品ですからね、ガソリンタンクは。。。
コックベースやら、バイパスバングやら、キャップベースやらと
構造物も装着しないといけませんので、位置合わせ作業も行いながらです。
塗装前には下地モールディングするので、仕上げまでは行わない手法です。
この後、通常ですと、塗装の工程まで突入するんですが
今回は時間が足りずに、ココで終了です・・・。
テイスト間近に控えて、局面の動きなど報告です。
#51号車・コーイチ選手のGPZ1000RXレーサー'12下半期仕様。
多忙ながらも「自腹レーシング」健在でございます。。。
エンジンは、先の選手権で不調発覚した為、現地にて下ろしました。
その為、車体整備にはもってこいの状態で、なによりなのです。。。
ナニやるかってーと、「SDアルティスってなにやってるの?」と思われてるので
名義貸しじゃなく、ボク的に携わってるのよねアピールすっぺかな。。。
まぁ、こんなご時世ですから大人の事情も絡みつつ
関係者一同でバックアップするのがダンディズムレーシング。。。
このバイクをドナーにして、皆で思い立った事してれば答え出るべ作戦。。。
基本的に、この#51号車はノーマルフレームです。
ステムやピボットの位置は変更していません。
調子に乗ってイタズラに手を入れても、総合的に偏ったバイクになります。
それってば、「限定されたライダースペシャル」的な、エキセントリックな代物ね。。。
レース限定ならそういった「局地的仕様車両」も有かもしれないですけど
なんでもかんでも机上通りにやればいいって事でも無いのは周知だし
「ソコから得たデータを元に・・・」なんて言われても嘘くさくね?ってね・・・。
「ダレでも同じ物を造れますよ」って、逆に凄い事なのを少しだけ気付いてね。。。
で、#51号車、純正フレームとの大まかな相違点について。
リアサスの取付方法が変更されているのと、各種不要ステーのカットとかのみ。
で、シートレールと電装ケースをワンオフで製作している位です。
ソレに伴う小変更は多数有りますが、現物合わせの帳尻調整程度です。
まっ、基本ノーマルって事で・・・。
タイヤ交換時のチェーン置き場対策はこれね。
冬のトレンディです。。。
冷却系の要、ラジエーターですが、コアからクーラントが漏れてまいりました・・・。
交換対応なんですが、ボルトオンじゃないので都度取付加工が必須なのです。
今後を見据えて、なるべく加工箇所は少なく工夫する任務です。。。
物はHRC製のCBR1000RRレースキット用ラジエーターコア。
欲しい時にいつもある訳じゃ無いから、常に在庫する。
夏に5個用意しておいたけど、残り2個。
今回1個使うから、残1個・・・。
心許無いから、在庫足すべね・・・。
いやいや、コレが一番冷えるっぺね。
以前、違うRXレーサー車両に装着した際に、コア自体の加工はしませんでしたが
今回のレースキットコアの場合は、加工が必要なんですねぇ・・・。
違いは、ホースの取り出し位置。
ちょっと憶測。
もしかして、「パイプの取り出し位置が違うのは理由が有ってこの方が良い」
って事ならば、知らずに加工してしまったのは失敗なの?・・・。
どっちだろ、今後実験です、はい。。。
オイルクーラーのステーも真中からポッキリ二分割・・・。
コアの取付け固定には、グロメット併用にて振動対策済みですが
使用方法がアレなので、耐久性的に仕方が無い事例です・・・。
取敢えず割れている所を溶接して、暫く様子見ましょう。。。
取付けるとこんな感じです。
新品はいいね。。。
コア自体はレースキット使用だけど、加工しているので「鈴王仕様」で。。。
仕上がった車体は、先程、コーイチ事務所にデリって帰宅。
アライノリオ・トランスポーターが活躍。。。
次はZRX1100対応のボルトオン作るので、ご期待ください。。。
エンジンの慣らし予定だったけど、何故か不調な#75号車・・・。
ミッションの当たり確認できないまま取りやめて、原因解明作業です・・・。
一応、組んだばかりのエンジンなので、多少はナーバス・・・。
なのに追い打ちを掛けられた気分でゴザイマス・・・。
こんな場合は、どんなバイクでも同じで、電気系から見ていきます。
見始める場所は、ストリート車両とレーサー車両とでは違いますが
こんな場合に楽な「レーシングハーネス」なのです。。。
最小限の補器類しかないから、見えない電気が手に取れる訳ね。。。
電圧確認して、プラグ確認して、で、火が飛んでいない事みっけ。
#1・4コイルが不調っぽい・・・。
延べ、5年位の試用期間ですが、「消耗品」と割り切ります、この場合は。。。
対策はコイル交換。
エンジンの上にコイルが無いと、整備性バッチリ。。。
よし、コイル移動。。。
えーと、今回発送分より、パッケージを一新いたしました。
一梱包にバネ一本封包して、上下に蓋して密封してあります。
交換した後の外したスプリングを保管しやすい作戦です。
一応、タンバネ専用に特注サイズで制作した紙パイプです。
ホムセンに売ってるボイド管を適当に切った仕上げではありませんので
保管状態にもプレミアム感を演出出来るハズでございます。。。
通常ラインナップの三種類は、レッドラベルパッケージ。
一セット¥21000-でご提供中。
コダワリタップリのこまったちゃんには
特注扱いのブルーパック仕様にてご機嫌伺います。。。
まぁ、違いが判る男に妥協策は無いらしいです・・・。
テイスト前にご準備されるのが吉ではないかと。。。