SD-ALTISの主観
エンジンの慣らし予定だったけど、何故か不調な#75号車・・・。
ミッションの当たり確認できないまま取りやめて、原因解明作業です・・・。
一応、組んだばかりのエンジンなので、多少はナーバス・・・。
なのに追い打ちを掛けられた気分でゴザイマス・・・。
こんな場合は、どんなバイクでも同じで、電気系から見ていきます。
見始める場所は、ストリート車両とレーサー車両とでは違いますが
こんな場合に楽な「レーシングハーネス」なのです。。。
最小限の補器類しかないから、見えない電気が手に取れる訳ね。。。
電圧確認して、プラグ確認して、で、火が飛んでいない事みっけ。
#1・4コイルが不調っぽい・・・。
延べ、5年位の試用期間ですが、「消耗品」と割り切ります、この場合は。。。
対策はコイル交換。
エンジンの上にコイルが無いと、整備性バッチリ。。。
よし、コイル移動。。。
えーと、今回発送分より、パッケージを一新いたしました。
一梱包にバネ一本封包して、上下に蓋して密封してあります。
交換した後の外したスプリングを保管しやすい作戦です。
一応、タンバネ専用に特注サイズで制作した紙パイプです。
ホムセンに売ってるボイド管を適当に切った仕上げではありませんので
保管状態にもプレミアム感を演出出来るハズでございます。。。
通常ラインナップの三種類は、レッドラベルパッケージ。
一セット¥21000-でご提供中。
コダワリタップリのこまったちゃんには
特注扱いのブルーパック仕様にてご機嫌伺います。。。
まぁ、違いが判る男に妥協策は無いらしいです・・・。
テイスト前にご準備されるのが吉ではないかと。。。
GPZ1000RXレーサー・#51号車が参戦。
ライダー曰く「アウェイ選」。
そうですね、主戦場はテイストなので、単なる「アラシ扱い」っつー事で。。。
まぁ、「参加できるんだから別にいいじゃん」って楽観的な訳じゃ無いですけど
実戦で見える今後の対策も含めて、「糧となる」よう模索する気持ちと
前向きなライダーの挑戦には、総合的にバックアップ体制で臨むのもチーム。
「頑張って参加しているヒト達」を、単なる妬み嫉みで一括りにする
心の狭い方たちが、相変わらずおられる。
自分もやりたいけど、言い訳してやらない人たちにその傾向が多い。
やればいいのに・・・。
ボクに話しても何も解決しないし、助ける事も出来ません・・・。
全ては自己主張なので、勝手にすればいいんです。
自分次第で環境は変わりますからね。。。。
ただし、他人に依存し過ぎてるヒトは軽蔑する方向で。。。
おっと脱線、本題へ戻して・・・
で、予選前の暖気しているときから感じた違和感が
「なんか回転重いねぇ・・・」って。
排気音が弾けてない。
レースに関する詳細は#51選手のブログで確認して頂いて、と・・・。
決勝リタイヤ後のクーラントキャッチタンク。
容器いっぱいに、クーラントが吹き抜けています・・・。
良い判断で、コース汚す前に英断したコーイチ選手でございます。
まぁ、これもレースで、データの収集に事欠きません・・・。
机上の方たちを尻目に、テーマは「実戦のリアル道」追及中でございます。。。
エンジンは使えないので、現場で降ろして車体は持ち帰ってきました。
テイスト前の車体整備は決定事項なので、しっかり対策してみます。
ミッション編、ドリブン側の分解チェックから。
オイルパンに有ったカケラの正体は、トップギアのドッグ欠け。
この場合、セカンドギアとの絡みで欠けたと推測します。
そのセカンドドリブンギア。
当たりがきついですね、ヌケヌケでございます。
まぁ、諸々と交換するのは、ドリブンギアでは4枚、ファースト以外全部。
セカンドギアはドッグ摩耗で交換
サードギアはギア面にカジリ対策交換
フォースギアはシフトフォークとの当たり交換
トップギアはドッグ欠け交換
ドライブシャフトのセカンドギアとの当たり面も荒れています。
これも新品に交換です。
次に、カウンターシャフト側の分解です。
このサークリップ外すのメンドクサイ。
手が油でヌルヌル山だから、余計にイラつくのね・・・。
セカンドギアはカジリ対策で交換
サードギアはシフトフォーク当たり面の対策で交換
フォースギアは単なる対策交換
今回、ギアが7枚でシャフト1本交換、ミッション関係の部品代が¥60000弱で
全体的なオーバーホールに必要なガスケットセットとして、¥30000弱。
最低限の部品代で¥90000位ですかね・・・。
工賃に関しては、STD状態じゃないので、工数の限りじゃあございませんが
概ね、メーカー標準工数で計算されてよろしいのではないかな、と。
各種調整時間も含めて10時間以上は必要だと思います。
まぁ、腰下が組み上がればエンジンスタンドに移動して
一気に組み上げていきます。
無事完成、後は車体に積んでしまえばオッケイ。
調子よければいいですけど・・・。
仕事そっちのけで、レース遊びは出来ないので
メインビジネスを優先してまいりましたが
ようやく、テイスト強化月間作業が出来る状態となりましたので
手始めに、#75号車のエンジンオーバーホールから。
春のテイスト以降、ギアから囁く程度の異音が発生し始めました。
前回のミッション補修からは2年経過して、4戦の戦歴ですから
タイム的にも仕方ない範疇として、必須ルーティンと認識します。
ミッション交換を含めたフルオーバーホールです。
ヘッドの分解や、クラッチ廻りなどの整備はエンジンスタンド上で作業出来ますが
クランクケースの分解やミッション周りの作業には不向きなので
この際だからと、油冷クランクケース専用のアルミスタンドを製作。
これがやたらとサクサク進んで上機嫌なのです、はい。。。
時としてシリンダー分解しないまま、ロアケース外せるので、非常に便利。
そんでまぁ、オイルパン外したらこんな破片が有った。。。
やはりミッション不調でした・・・。
大事に至らなくて良かったと思う反面、メンテナンスパッケージの見直しです・・・。
現状確認でダメな所を見つけます。
動きが悪い所が何箇所かありますねぇ・・・。
シフトフォーク単体で見て取れる症状でございます。
シフトフォークは、スレ当たりが酷い、カジリもある。
この症状はシフター装着による弊害が多いと思います。
通常使用でも傷付きますが、ここまで酷いのはあまり見た事無いですねぇ・・・。
シフター外せば、部品の痛みを回避出来る事も有りますが
装着メリットも多いから、両立する方向で調整するのが必然です。。。
そりゃあ、クラッチ握らずに点火カットだけでギア入力するのだから
何かしらのダメージは当然蓄積します。
しかし、タイムは短縮するからやめられない・・・。
ライダーの心理上、相反する問題ですが、メンテナンスで対応出来るのであれば
実戦投入が正しい結論なので、「個性」としましょう。。。
もともと、サーキット走行を視野に入れてるバイクじゃないのに無茶してるから
その都度、自己責任で対応しているだけのオハナシ。
原因解明を含めて、バイクがダメな訳じゃ無く、シフターがダメな訳じゃ無く
ただ単に組み合わせと、対策ノウハウの構築が間に合っていないだけです。
同じ様な症例は結構多いので、ご参考までに。。。
次、ミッション交換編
メインビジネスを優先してまいりましたが
ようやく、テイスト強化月間作業が出来る状態となりましたので
手始めに、#75号車のエンジンオーバーホールから。
春のテイスト以降、ギアから囁く程度の異音が発生し始めました。
前回のミッション補修からは2年経過して、4戦の戦歴ですから
タイム的にも仕方ない範疇として、必須ルーティンと認識します。
ミッション交換を含めたフルオーバーホールです。
ヘッドの分解や、クラッチ廻りなどの整備はエンジンスタンド上で作業出来ますが
クランクケースの分解やミッション周りの作業には不向きなので
この際だからと、油冷クランクケース専用のアルミスタンドを製作。
これがやたらとサクサク進んで上機嫌なのです、はい。。。
時としてシリンダー分解しないまま、ロアケース外せるので、非常に便利。
そんでまぁ、オイルパン外したらこんな破片が有った。。。
やはりミッション不調でした・・・。
大事に至らなくて良かったと思う反面、メンテナンスパッケージの見直しです・・・。
現状確認でダメな所を見つけます。
動きが悪い所が何箇所かありますねぇ・・・。
シフトフォーク単体で見て取れる症状でございます。
シフトフォークは、スレ当たりが酷い、カジリもある。
この症状はシフター装着による弊害が多いと思います。
通常使用でも傷付きますが、ここまで酷いのはあまり見た事無いですねぇ・・・。
シフター外せば、部品の痛みを回避出来る事も有りますが
装着メリットも多いから、両立する方向で調整するのが必然です。。。
そりゃあ、クラッチ握らずに点火カットだけでギア入力するのだから
何かしらのダメージは当然蓄積します。
しかし、タイムは短縮するからやめられない・・・。
ライダーの心理上、相反する問題ですが、メンテナンスで対応出来るのであれば
実戦投入が正しい結論なので、「個性」としましょう。。。
もともと、サーキット走行を視野に入れてるバイクじゃないのに無茶してるから
その都度、自己責任で対応しているだけのオハナシ。
原因解明を含めて、バイクがダメな訳じゃ無く、シフターがダメな訳じゃ無く
ただ単に組み合わせと、対策ノウハウの構築が間に合っていないだけです。
同じ様な症例は結構多いので、ご参考までに。。。
次、ミッション交換編