SD-ALTISの主観
明日は年末ならではの移動日ですので
今夜は早寝しましょう。
酒飲みながらホルモン見るとテンション上がるので
良くないけどね・・・。
①マスキング内のフレアーベースをゴールドでペイントします。
縁取り部分のラインとしてゴールドを使用する為ね。
捨てクリアーを軽く1コートして重ね塗り部分を落ち着かせます。
この状態で、昨日の休養日に丸一日乾燥させて塗膜を乾燥させて有ります。
②塗膜には重ね塗りの段差が有りますので
軽サンディングして塗り境の段差を落としておきます。
後塗りのゴールドを削ってしまわない様、「サラッ」とね。
で、ライン部分のマスキング作業としてフレアーの内側を
2mmのラインテープで一回り小さくマスキングします。
③フレアー内側のペイント作業に入ります。
ペイントのメインですので抜かりなく、しっかりと決めたいと思います。
今回は濃い目のキャンディレッドでご機嫌伺います。
使用するのはモチロン「ハウス」のチェリー。
下地はメタル感を少し浮き出したいので(ラメは下品)
ドライコートでメタルエッジを立たせる風に吹きます。
この後キャンディチェリーを重ねるんですが
薄く何度も何度も重ねて希望の色目までじっくりとね。
「ベタッ」と乗せる様に吹くと折角のドライなメタル感が
「シナ~ッ」ってなるの。
それがメタルムラっぽくて汚らしいのよね。
その辺気をつけて最終段階に突入でございます。
つづく
下色はブラックベースの、フレアーパターン仕上でございます。
車両に仮装着でマスキングします(実は2回目の作業)・・・。
全体的なデザインを考慮しながら出来ますから最良の方法です。
何故2回目かと申しますと、ね・・・
一回マスキング終了して、フレアーのベース色まで塗りあがった後に
車両に仮装着してイメージ構築時間と乾燥タイムを設けました。
その際、ネック角度の変更とフォーク延長されていたこの車両の
引っ張られた状態のFブレーキマスターから、フルードが垂れてきたせいで
タンク右前部分の塗膜を見事に犯してしまいました・・・。
(ブレーキフルードは塗装面に攻撃性が有るのは周知の事実。)
車庫保管時の「サイドスタンドナナメ置き」ではそんな事なかったのに
リフト上で垂直固定したら、フルードトラブル発生っての想定外です・・・。
まぁ、起きてしまったトラブル対策に近道は無いので
始めの下地調整からやり直しとなった次第でございます・・・。
カスタム途中の預かり車両は、把握しきれない部分が多くて当然。
潜んでいる「トラブル予備軍」を把握しきれなかったせいで
押し詰まった作業をリスタートするのは、チトツライですが
慢心していた気持ちと、いいかげんな作業に「喝」なり。