SD-ALTISの主観
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Z1100Rのアッパーカウル補修作業にて
純正7Fを補修色として準備したお話。
依頼者からは「既存ラインや裏面は色を塗らないでくれ」との事。
あくまでもライムグリーン部だけの補修依頼。
ではライン部分と裏面を全マスキングして、ライム部分の傷をパテ補修して
下地処理して補修ペイントする作業工程になります。
当時の風味?ヤレも残しつつメインのグリーンはきれいにってことですね。
手持ちの7F在庫が無かったので、塗料原液から準備いたします。






いきなり二種類の原液紹介していますが、途中経過は省きまして
最初に準備した右の缶は某プロスト社の7F調色

二回目に準備した左の缶は某浜松第一社の7F調色

まずはカウルの下地を終え、FRP材料関連でもお世話になってる
プロスト社にて準備した7Fを希釈準備。
けれどその時点でイメージとかけ離れてる・・・

「あれ~?ん~?こんなんだっけ~?」とか思いつつ
ついついカウルに塗ってしまった・・・
ここで我慢すればよかったんだけどね・・・
なんか全然違うんですよ色が・・・





左が今回リペイントしたZ1100R用純正Fカウルで
右は色見本として比較した7RR用新品Fフェンダー。
大分違いますねぇ・・・
プロスト調色はあきらかに暗いです。





サンプルの7RR純正7Fライムグリーン。
旧ライムとはいえそれなりに発色良いです。



で、塗り直したら同じ色合いになりました。。。
塗り直すといっても、一度ペイントしてしまったので
再度、下地調整とマスキングを行いましたので
作業手間は二倍になってしまいました。
なんか私が作業を失敗したようになってしまいますが
どうなんでしょう?
余計な経費は自分持ちになる・・・
なんだか納得いかない事案でゴザイマス・・・

一応ここまでの経緯をプロストさんにも相談しました。
対応は悪くなかったですよ、よくもないけど・・・
担当の方はオートバイなどにサラサラ興味もないわけで
「調色データがあってその配合通りに調色しただけなので
合ってるか合っていないかはわからない」との事。
そもそも違うライムグリーンじゃないのですか?とも・・・

まぁ、何言ってもバイクにことさら興味のない女子相手に
「そもそもライムグリーンは~」と講釈しても無意味なので
私の個人的見解として、調色して似ている色もあるだろうけど
そうじゃない時もある、それでは発注が賭けになってしまう。
仕事で使用するときにそんな馬鹿な一か八かは悪手である。
7Fに関してはダメ、違うので二度と頼みません。
やはりオートバイ専門店でそろえましょうかね。。。

最後に
「余計ですがデータ確認したほうがよろしいですよ?」と。
そしたら
「はぁ、でもメーカー指定の配色で~」云々仰るので
もうそのままでいいんじゃね?って思いました。。。
今までそんな事言われたことないって言ってたからさ。





で、裏面を全マスした理由は、残したい印があった為。





これは製造年月日なのかな?
これを残して「当時物だよ」って事なのかな?
まぁ、それなりに貴重?なので手間が増えましたとさ。。。
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