SD-ALTISの主観
[198] [199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208]
極一部で繁殖中な、レーシングハーネスの制作です。

エコに目覚めたボクは純正ハーネスを解して制作。



保護テープを剥していくと残糊がベッタベタして気持ち悪いので

ふき取りながらの作業ですので、結構な時間が掛かりますが

こんな時こそ、エコなボクには自分を見つめ直す有意義な時間でもあります。



使用する線のみをチョイスして、大雑把にカット・準備開始です。

各補器類の設置場所との兼ね合いで、スマートに帳尻合わせていきます。



「自分、不器用デスカラ・・・」的な、レーシングハーネス。

使用目的が限定されればされるだけ、無駄が排除されてしかるべき。

他車種との差別化を図るのが理由ではなく、それが必然の如く。


どう、一本いっとく?
大型量販店バイクセブンにて先日パワーチェックを行いました。

ダイノジェットジャパン主催の出張サービスでしょうかね。



都度三回、キャブセットの変更がてらの計測。



1回目 136.5PS-11.9kg MJが#180と濃いセット。

2回目 138.8PS-12.0kg MJを#170に変更セット。

3回目 143.8PS-12.3kg MJを#160に変更セット。

本日の上出来セットにて、空燃比も12.5とジャストでございました。

さすがに全開付近のハラショーサウンドは圧巻でございました。

次回、点火タイミングなども変更して計測してみたい所です。

一応、目標は130PS超えだったので結果には満足しています。

夜にはパープル・ホルモンでブラチラサービスにご満悦ブヒ。
シングルシート装着でニンジャレーサーって思える佇まいになってきました。



この外観はウチのシングルシートが独自性を持っている証でございます。

他業者の販売している純正形状延長型シングルシートでは無理なんですね。


ちょっと脱線して、ニンジャ用シングルシートの秘話。

思い起こせば1999年8月号だったと記憶しています。

「ゴーグル誌」にて、ニンジャの記事を扱って頂きました。

その時点では、全国初のシングルシート装着のカスタムニンジャ。

(当時はウチのシングルシート形状も純正形状延長型でした。)

「ゴーグル誌」に掲載っちゅーのが納得行かなかったのは事実ですが

(これが間違いの開始だとボクは思っていますけどね・・・)

まぁ、どんな媒体であれ良い物はヒットするはず、とも思っていました。

それ程の自信作でもあった訳でございますが、世間は甘くもありません。

実際問題全然ウケませんで、ひやかしも無い、泣かず飛ばずな現状でした

たった1回の雑誌掲載(しかもゴーグル誌・・・)程度では仕方ねーかな

なんて三ヶ月も経過した頃にようやく問合せの連絡。

九州地方のあるカスタム屋さんから電話がありました。

「非常に興味が有りますが、ニンジャでは始めての製品形状な物ですので

イメージ出来なくて、お客さんも二の足踏んでるのが現状です。

もしサンプル的な物など有りましたら形状確認させてもらえませんか?」

なんて言われちゃあ、待った甲斐が有るなって事で、のこのこと

「じゃあ、サンプルで1セット送りますから検討下さい。」ってぼく。

送ってすぐには商談も決まらないでしょうから1ヶ月は待ちました。

翌月に連絡したら「引きは有りますが、なかなか難しいですね」と。

で、焦らずにもう1ヶ月位待ってから再度連絡したらば、別の方が

「担当者はヤメテしまってるので何の事だかさっぱりですが?」だって。

「では、工場の中にニンジャのシングルシートが有ったら

ウチからのサンプル貸し出しなので探してもらえますか?」とボク。

「それが綺麗さっぱり片付けて行ったので跡形もありませんよ・・・」だって。

その店は2人で共同経営な店舗らしく、互いの仕事にはノータッチだったらしい。

残ってる代表にやめてしまった担当の連絡先を聞きました。

で、直接電話掛けたら「あーはいはい、アレね、」だって・・・。

「調度、連絡しなくちゃいけないなァなんて思ってたんだ。」・・・。

「取り合えず返してくださいよ、一刻も早く。」ってぼく。

「いや、迷惑掛けたので買い取ります。いくらでしょう?」

なんだ、話せば分かるじゃん、って思って

入金先を教えたら、数日後に振り込まれました。

まぁ、人生色々あるねぇと一件落着と思いきや

それから数日したら、シングルシート本体も送られてきた・・・。

なぜ?と思い、発送先を確認したら明記されていたのは先の共同工場・・・。

「サンプルで送っておいて、金を請求する方法は詐欺にあたるよね?」と・・・。

「弁護士の先生と相談した結果、そう受け取る事が自然で望ましいので

必要の無いシートカウルは返却する。大至急返金しなさい!」だって・・・。

なんで、ボクが詐欺師なの?どこでどうなったら?

もう、店の名前も当人達の名前も思い出したくない程の嫌な思い出。

九州には一度行って見たいと思っていますがこの二人には会いたくないです・・・。


そんなこんなで、ニンジャの外装には変なトラウマが有るのでございます。

今では、数社より純正延長形状風な製品ばかり発売されています。

いつのまにか、ニンジャにはシングルシートも有りって時代です。

ボクも当時の形状その物を販売する気はさらさらございません。

ただ、外せば良いって事でもないので難しい所ですが

自分がカッコイイって思えるものならば妥協した製品よりマシって考えです。

そんなわけで、SDA式ニンジャプロジェクトは微妙に進行中でございます。
昨日、ライダー好みに合わせて乗車位置設定をしましたので

アッパーカウルの位置とシート位置も決定となりました。

個人差が優先するポジションセットなので、適当に勧められないポイントを

先に調整しておかなければ、後々のスケジュールに支障をきたすかな?と。

まぁ、ほんの5分くらいの確認で大袈裟ッスカね・・・。

でも、残りの作業はボクのサジ加減なので有りがたいっちゃあ、有りがたい。


で、「大事の前の小事」ッツー事で、ちょっと小物の加工を先に。

まず、純正タンクキャップの加工。

予定では、レース当日はスプリンター武装なアリス号ですが

取り合えず、純正タンクは準備して練習使用するつもりです。

電装はレーシングハーネスなので勿論、キーレス。

ならば、タンクキャップもキーレスへ加工しました。

鍵絡みはセキュリティ上、細部の加工方法はシークレット。



分解してシリンダーを外せば良いだけですが、チカラ技は厳禁でございます。


徐々にレーサーへ仕上がりつつある、アリスちゃん。

練習時間ネーけど大丈夫なのでしょうかねぇ・・・。
アリス号・スケベ椅子風ハッスルペイントがその気にさせます。



ビシッとトップブリッジ下にハンドルを設定するので

アッパーカウルとの位置関係を修正します。

ハンドルと接触する部分をガシガシ切り刻んでいってしまいますと

カウルサイドの面積が非常に少なくなってしまい

バランスの悪い造形になってしまうと個人的に思いますので

カウルステー自体を下げて多少の数値稼ぎを行っておきます。

したら、現車持込時点で、少しさげてあった。



しかーし、これまた適当なやっつけ加工でございますが

アルミでカウルステーをワンオフしている時間はないので

純正をベースに手直しする予定でございます。

縁あって、特急仕上げのお手伝いでございます。

車両はGPZ900R・ニンジャレーサーアリス号。

F-ゼロクラスのレギュレーションに準ずる加工を施します。

エンジンはすでに製作中なので、機関レスシャーシにて入庫。

ボクの担当は外装と電装と若干のフレーム補強とその他工作。



外装はスプリンターHZパック・フルキットの使用予定・・・。

電装はレーシングハーネスとダイナ2000に各補器類。

フレーム補強は適度に行いつつ、純正ダイアモンド式で試走。

最終的にはクレードル式に落ち着くとは思いますが・・・。



ベース購入時から、それなりのカスタム車両ではございますが

サーキット走行やレースに向いている車体とは限りません。

社外部品が付いていても敢えて交換する事も多々有ります。

シンプルで質実剛健なオートバイを目標にしましょう。

ボクの持ち時間は4.5.6.7の4日間。

まずはポジション合わせの為に準備開始です。

短期間なので集中連載のつもりでレポート予定です。
秋雨前線の影響でハッキリしないお天気でしたが

16時頃より小一時間程、近所を試乗してまいりました。

個人的には、かなーり久しぶりの18インチですので

感じ方も新たな新鮮さを受けつつ、やはり乗りやすいと実感。

オーナーの求める方向性と車体関係とのバランスを向上させる為に

何箇所かは修正したいと思っています。





新四号線をサラッと流しましたが非常に欲しくなりました・・・。

やはり、ZはJ系(ボク的に)に限ると再確認。

ボクのGSとだれかトレードしませんかね?(結構マジ)。
新品のMFBATと対策レギュを取り付けて始動性が向上した1100R君。

けれども、お天気が悪いので試乗が出来ません。

ならばと回転部分の点検などを行ってみます。

まず、Fアップスタンドを掛けてFホイルの車軸関係を。

ベアリング自体にはゴリゴリ感は有りませんが

若干のローター引きずり症状と変な異音が・・・。

ホイル内からナニやら「カランコロン」と音がします。

なんだろ?って事でホイル外してベアリングを抜いてみましたら

ホットボンドの塊らしき物体が出てきました。

使用途は定かではございませんが、救出?にて一件落着でございます。



で、次にローターの点検でございます。

微妙に振れている原因の解明をしましょう。

よくよく観察してみますと、ピンの組み方に難有りでございます。

ウェーブワッシャー使用ですので「カチャカチャ」とは言いませんが

押せば「グニグニッ」と移動はするはずです。

けど、固着気味なので自力で戻りません。

分解にもちょっと難儀する程度に弱固着なピンをばらしましょう。



後塗り仕上のインナーローター・ピン部分の塗膜を剥して

当たり面の修正にて一時対策完了でございます。

ウェーブワッシャーは裏のEリング側に装着がデフォです。

で、Eリングの差込口はローター外周に向けてセットがデフォです。

回転中に遠心力で外れない処置でございます。



で、タイヤのバランスを見直してFホイル周辺は終了でございます。

次は試乗してステム周辺の把握をするつもりです。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sda
HP:
性別:
男性
職業:
SD-ALTIS 主宰
自己紹介:
実験・開発車両
・GSF1200
・GS1200SS
・イナズマ1200
・GSX-R1100
・GSX-R750
・TL1000S
・ZRX1100
・GPZ1100
・GPZ1000RX
・GPZ900R
・W650
・イナズマ400