SD-ALTISの主観
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①可動部分は常に最良の状態を保てれば最高ですが

実際はそうもいきませんので、ケミカル仕上げ頼りです。



②この車両には「バンデ用ピギーバック」を使用中です。

自由長が違うのでそのまま使用は無理です・・・。

ですが「ピギーバック形状」は、やはり素敵です。。。



③ベアリング自体のダメージなどは見当たりませんので続投です。

中のローラー部分を重点的に洗浄して、古いグリスを洗い流さないと

黒い汚れたグリスが奥の奥で固着して、往々に悪さしますからね。



④「ツルシ状態」によるサーキット走行でも、非常にグッドハンドリングな

オーリンズフォークですが、欲が出て当然、セット変更します。

非常に分解しやすい構成もグッドですね。。。

イロイロ計測して、基準値を設けて、ようやくキチンとした組み付けを行います。



⑤「ツルシ」で入っていたスプリング。

何も判別しようが無いですが、マークらしき線がある方が上になってた。。。

一応、0.95kg/mmがデフォルトらしいですが、どうだろ・・・。

オリジナルスプリングを製作販売するに当り、フロントのバネとリアのバネを

メーカーにてテスト計測した結果が、これまた面白い。。。

「上」でとるか「下」でとるかによって、基準値なんざ意味合いが変わってしまう。

ソコを明確にしないと「セッティング」としての基準から方向までを見失う

通称「ハマった」状態なので、そのバネの「素性」は明確にします。

来週のTOTでは試作品を使用して、実戦のデータをまとめる次第です。

詳しい内容はその後報告しますが、最高の品質ですね、現時点では。。。

日本人らしく「小企業」が「品質」に拘って「良い物」を「地味」に生産します。

正解へ向けての答え合わせを開始します。

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無題
隙のない仕上がりですね…
同じクラスでないのがよかったです。

昨日の記事の520コンバートは、チェーンはともかくスプロケが磨耗するのが異様に早まるように思います(自分のバイクでやってみて)マメに整備するの前提ですね
バネのお話参考になりました。
男闘呼RX 2010/05/11(Tue)09:43:09 編集
Re:男闘呼RX 選手
メンテナンスは「手間隙」な作業ですから

結局は時間との兼ね合いですよね。。。

走行に集中出来る環境を、分担整備出来る事は「組織力」なんでしょうが

ソコには各「責任」が付きまといますので

やりすぎ位が調度良いんです、と思ってます、はい。。。

#520化はリアスプロケの磨耗が通常より早いですね・・・。

おっしゃる通り「マメな点検整備」が必要ですので「万人向けでは無いです」と。
sda 2010/05/11(Tue)10:40:32 編集
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