お客さんの目の前で作業するから、当然の成り行きです。。。
リフトに載せられた愛車の腹下を見る機会は早々無いので
色々とハナシも広がるってスンポーです。
必然的にブレーキ周りのチェックやらなんやらしながら
次回のメンテナンス打ち合わせも出来ちゃったりしちゃったり。。。
ハナシの流れで、車検所得まで行きましょう。
前回の車検からもう二年、はえーなぁ・・・。
「じゃ、書類持ってきます」とオネーチャン、一旦撤収。
お客様は、近所のオネーチャン。。。
勇ましい限りでございます。。。
で、チョイスするタイヤはBS。
最近の国産、リム部硬いから好きじゃない・・・。
だから、ウォーマーで温める作戦。
無事成功、楽ちん組み換えでございます。。。
フロントのバランス精度良く、ウェイトゼロでございます。。。
まぁ、ホイル単体で重点量ってるから上手くいって当然す。。。
リアは10g、しゃーないね。。。
では、車検の準備致します。
最近の1000RRコアは溶接し辛い・・・。
アルミの純度が低いっつーか、不純物が多い気がする・・・。
気のせいなら、ボクの溶接が下手って事だ。
スズキ系とカワサキ系の冷却コアは上手くいくんだけどな・・・。
加工後は当然、リークチェック。
水入れて、パイプはフタして、1.5㌔まで加圧する。
「オッケイ、漏れてない」と、水抜いて胸を撫で下ろすも
ついでならばと、空加圧してみる。
すると、溶接部分の石鹸水から泡発生・・・。
すっごいチッサイ巣穴発見。
再度、溶接し直して、空加圧。
まだ、微小な泡がぶくぶくしてる。
試しに水入れて加圧すると、水は出てこない不思議。
まぁでも、その内、時間が経過すれば、じわじわ滲むのは目に見えてるので
空加圧優先で、チェック~補修~チェック~補修と4回目で密封確認。。。
よかった、練習に間に合いました。
もっと上手になりたいです。。。
キャブレター交換します。
TMR一択です。。。
ヨシムラ製MJNΦ40チョイスなのです。
マニホールドをRK用にしてセットするのです。
だけどハイスロは使用しないのです。
雰囲気が悪くなるからね、別体式スロットルってばさ。
エアクリーナーボックスは、切り刻んで撤去なんです。
二度と使う事が無いので、潔く。。。
この後、通常は、キャブ付けて、オイルキャッチタンク取付けて
プリセットして(MJNは必要ない事が多い万能さん)試乗して
「30分くらいは、アクセル操作に気を付けてね~」と納車して終了なんですけど
今回はチト違う。
前々から気に入らない部分をやっつける作戦。
折角キャブ後方がスッキリするのに、ナニやらサイドカバー?らしき
「帳尻合わせのボロ隠し風カバー」が、チョーダッサイじゃんね・・・。
イメージを損なう原因の一つです、このプラッチックはさ・・・。
んじゃ、撤去すっぺ。。。
だって、スカるから必要ねーし。。。
後方より、「やっぱ、スカってみるべ」と脳内サイン。。。
オーナーも「じゃ、そうしましょ」と。
いやいや、ワンオフ的な創り込、イメージから楽しいです。
わくわくしますね、おっさんなのに。
コレばかりは、性癖みたいなモンで治りませんからヤラして頂きます。。。
実働状態で購入らしいですが、細部が気に入らないって事多いですね。。。
で、その細部が全バラに近い所だったりってのもよくあるオハナシです。
今回のシャリー君はそんな仕様変更っつーか、プチレストアっつーか・・・。
預かり車両ですので、オーナーの思うがままに対応させて頂きます・・・。
長い事懸案していたステムの加工がひとまず終了。
これだけで大分進行した気がします。。。
で、ペイント開始です。。。
個人的にシャリーは大好きなバイクですが、カスタムの方向性は十人十色。
失礼ですが、このシャリーは好きなスタイルじゃないですね・・・。
絞りハンドルでシャコタンは意味ワカンネ・・・。
でも、太足は好き。
要はバランスね。。。
まっ、それも個人差が有って当然ですので、仕上げに抜かりは有りませぬ。。。