SD-ALTISの主観
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業務連絡


好評頂いているタンバネの仕様変更。

来年度製品企画として、セラコート仕上げとなります。


質感はマット調になりますが、かなりいい感じ。

新しいトレンドは過去の遺産を経て

耐久性は次世代なのです。。。


お試しあれ。。。

個人売買での盲点が正にコレで、運が悪いと片付けるしかないね。

そんな「先人のツケは誰のせい?」後編。


やたらとコキタナイエンジン下のドレン周辺。

オイルチェックタイムなんか飛ばしてオイル交換しましょう、と。





ドレンボルトを抜いたら汚かった理由が判明。





O-リング無しで締めこんであった・・・。

そりゃあ漏れるよね・・・。





ヌイタオイルも素晴らしく汚いので交換はマルでしょう。。。

今回はタイムリセットで良いんじゃね?って。





で、タイヤも交換。

四輪用タイヤチョイスなんてナンセンスです。

装着したのは前オーナーの仕業とはいえ

今のオーナーに全責任はついて回りますからね。

走行性能を度外視する様な事は許せませんので

当たり前の普通な二輪タイヤに戻しましょう。。。





勿論、フロントタイヤも同時に交換します。

段減りしてるし亀裂入ってるし、で当然の処置です。






ブレーキパッドも勿論交換ですね。






ブレーキフルードもコ汚さマックス。

ここまで放置は車検無しの小型車両には多い状態ですね。

パッドも交換して、キャリパーも掃除したんで

当然フルード交換が望ましい、と。

じゃあ、エア抜きしながらニギニギとね。





したらば、「ブチャブチャ」って音するからなんだべ?と。

マスターの点検窓が割れてしまい、フルード散乱してます・・・。

たまたま新品持ってたので交換出来たけどなんだかね・・・。

曇ってて中が見えない位に傷んでいたけどさ・・・。



このマジェ、触れば触っただけ補修が増えるのでノータッチが良いのか

はたまた仕事を増やした方が良いのか悩む所・・・。


さすがに「ボッタくっていやがる」と思われるのも嫌なので

程々にしないといけないのでこれ以外は端折る事にします。




で、作業翌日の朝に点検としてエンジン始動しようとしたら

セルが廻らないし、リレーもスンとも云わない・・・。

ハッと、電圧見たら下がってるぅ・・・。



 

充電済みなもう一個のバッテリーに交換して無事始動したけど

とても納車出来る状態じゃないのでまた原因解明に。

取敢えず待機中の電圧を一時間づつ計測する事にしながら

リークしていないか外装外してハーネスチェックします。


どうやら約1時間で0.1Vほど減っていきますね・・・。

う~ん、ナニかに流れてるねぇ・・・。


一般的に10~30mA程度の暗電流が流れてるらしい。


W=V×Aだから・・・えーっと・・・。





多分コイツ、これ臭いねぇ・・・。

配線外して一晩置いといたら電圧に変化無し。

スイッチセンサーの不良だね。


困った悪循環でしたが多分コレでオッケイなハズ。




 

ボク的に一安心。

しばらく音沙汰なしならば元気な証拠。。。
お預かりしたマジェ。

「バッテリーがすぐ上がる」との事。


多分、充電系統の故障ですがアチコチ探りは入れて見ます。

追加で電装系統を増やすのはビクスクの習わしなので

その辺がイタズラしてる可能性も考慮してみます。







ひとまず上がってしまったバッテリーを再充電して開始。


なんとか通常の状態まで復帰してくれたので良かった。

もう二個も新品を買ってるからね、オーナーさん・・・。


バッテリー電圧は正常状態でエンジン始動して電圧確認します。


う~ん、始動しての出力電圧もほぼ同じ数値。


やはりレギュレーターかジェネレーターを調べましょ。


レギュの場所は右のサイドカバー内。

その場所に到達する為に色々と部品を分解します。





まずはビクスクらしい大きくて張り出して上向いてるサイレンサーから。




 

ムリ繰り固定感が強かったせいなのかクラックだらけのサイレンサー。

コレ位なら溶接補修して再使用します。

組み直す時には適正な位置?に固定して延命させましょう。



 

次にナニやら幾何学的なサイレンサーステーですが

これもビクスクらしさ満点なので敢えて不問とします・・・。


このステーも外しますが、ネジやらカラーやらが間に合わせっぽいので

組み直す時にはちゃんと合わせたいと思っております。







やはり、ネジ山は破損してます。

M10-P1.25細目ボルト受けなのにP1.5を無理繰り締めこむパワーに

若さを感じずにはいられません・・・。


オジサンはネジ山を補修して若者のケツを拭く事にします。








次にエキパイを外しますが、スタッドボルトが切れてます。

どうりで「パキパキ」言って「パンパン」する訳ね。

そんな症状はこんな破損からの二次エアが原因だったりします。


勿論、スタッドボルト交換して補修します。


つーか、ココまでの全作業に補修作業が追加される事にミラクル。

もしかしてマジェスティは寛大なのかも知れません。


菩薩の寛大さで若者を見守って下さい。。。




   

割愛してますが、リア廻りのカバー類は全部外してます。

文章で追い切れませんのでかなり端折って行きます。


リアタイヤはビクスクらしく?四輪用を採用。

乗り味が強烈に悪いクセになぜか付けたがる依存的な物?

エンジンに当って擦ってるし、良い事一つも無いので

タイヤ交換必須とします。





ここまでしてようやくレギュに到達。

このカプラ線から出力電流と調整電圧を計測します。






まずはメイン電源、やはり調整電圧が低い。

バッテリー電圧とさほど変わりません。

ジェネから電気発生してないっつー事に近づきます。


一通り出力電流も調べてみますがおぼつかない数値。

ジェネレーターの破損と判断します。




 

んで、ジェネ交換でバッチリ。

ここまで調べた結果と想像とで一致して良かったよ。

見切りでジェネレーター注文しちゃってたからさ。。。

レギュだけが不良の場合も有るからね。



次は「見つけてしまった補修編」で。

お手軽で人気の250スクーター。
乗りっぱなしが多い種別なので、まずは基本的な整備から。
ちょいと不安な電装系から詰めて行きたいと思います。


さて、バルタイ調整しましょう。

色々と情報が有りますが、STDなのかどうかを確認します。





アイフォンからブログ投稿のテスト。

テイスト前の御食事会でのショット。

ばんどう太郎の肉蕎麦。

中々美味かった。


お馴染みの「ハラショー」サイレンサー。

本日は二本入荷です。





巷でブレイク中の「バレルエンド(仮称)」サイレンサー。

通常ラインナップとは一味違う裏メニュー扱い。







レーシングタイプサイレンサーは比較的パワーの有るバイク向き。

サイレンサーでエンジンの個性も変わるので

その都度、ベストを選択下さい。


ウチとしては珍しく、バンバンと仕事が片付いています。

良い流れの中、サンダー君も仕上げてしまいましょう。。。







お馴染みの特注仕様【TDMRΦ40】

今回装着してみました。


ちなみにYZF系に装着できるD17の当社在庫は残り1セットです。






装着に当って何点かメンドクサイポイント。


インシュレーターにハマり辛い・・・。

非常に厄介。

だってピッチが違うからね・・・。

コツは力任せでグイグイと。

ただし、キャブボディの損傷や歪に気を付けてね。


で、ハマったら次はバンドが締め辛い・・・。

このバンドは位置固定が指定されてるので良い面もあるけどさ。

工具と頭を駆使すれば何ちゃあ無い作業でしたけど。。。



後は純正キャブのアイシング対策ホースをメクラ処理する事。







ラムエアフィルター装着で異物対策。

吸気音は最高にワイルドです。。。





ブリーザー対策でオイルキャッチタンクを制作設置します。

エンジン裏にさり気無く環境対策が素敵。。。


ウチはね、「シンプルにかつ隠れ気味に設置する」のが好きなの。

見える所に邪魔くさく設置してどうすんだ?と思ってるからさ。。。


まぁ、レーサーの場合はブリーザーもチェック事項だから

ケースバイケースなんだけどね。

チェック窓付けて確認も有りなのね。。。






クーラントやばいですね・・・。

オイリーで茶色でヌルヌルしてる。

今後要チェックポイントとして経過観察です。




ウルサク言えば、外装類の固定場所欠損によるカウルの固定不良や

オイル漏れ等による細部の汚れなど気になるポイント満載のままですが

ひとまずこれにて【アンチエイジング】終了でゴザイマス。
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