SD-ALTISの主観
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年始休み明けのお仕事は溶接。

FZSレーサーのスイングアーム加工から。






オーリンズTTXが干渉する場所をザックリ切り取って蓋処理。

このままじゃ見栄えが悪いのでペイントします。

たまたまエブリイ用に新しいアルミホイル準備してたので

ついでにペイントする事にします。






フレームの質感と離れてしまいましたが小奇麗になった。

ワタシ個人的に良く採用する”七部艶”仕上げです。






サスの収まりも良い感じ。






ついでに作業②

スタンドフックをレーシングタイプに変更しました。

元々のスタンドフック位置を削除して新規プレート装着。

今までよりも軽くスタンドアップできます。


以上でゴザイマス、いつでも引取オッケイよ。。。
TOT参戦してる佐々木選手のFZSレーサー。

リアサスをR1対応オーリンズTTXに変更します。

基本的な取付寸法が同じでは無いので調整小変更から。


取付位置の幅や穴、ボルトサイズ、自由長などね。





今まで装着されてたサスデータとして寸法の現物確認

穴径 上がΦ12 下がΦ10 自由長310㎜


交換取付するR1対応オーリンズTTXが

穴径 上がΦ10 下がΦ12 自由長は調整式







元々のリアサスを外します。

取付調整したオーリンズを仮装着すると一応取付できる。






この装着しただけの状態だと今のところは干渉は無いですが

走行してスイングアームが動き出したらタンクやらとの

干渉が想像確認できます。

この辺をざっくり切り取りながらフルバンプOKな位置まで

スイングアームの干渉部分を切り取ってまいります。






まずスプリングを抜きますが、スプリングの受けベースと

下部取付ステーとが干渉して分解出来ない。





スプリングの脱着なんてそんなに頻繁に行う作業じゃないが

スプリング交換の度にエンドまで外すのはちょっと非効率。

後日削って対策したいと思います。






ある程度、脱着確認作業を経てざっくりこんな感じにカット。

懸念していた鋳造部分の内部リブ補強からも回避できたので

蓋を締める要領で塞ぐ事とします。

強度的にどうなるかは今後判断して頂く事になりますが

こういった「切り張り作業」ってテイストらしくて好き。



これが今年最後の作業です。

また来年よろしくです。
【FZS1000フェザーレーサー外装制作シリーズ】

第二弾はレース対応アッパーカウルの制作。


近年、TOTでの出場台数が増えてきてる感のある車体

ヤマハ系の車両でF‐ZEROクラスに参戦する場合

タイムを出しやすい車体として定番になりつつありますね。

FZ750ベースでカスタムするより素材が優れています。


まぁ、見た目的にはFZ750に軍配が上がる風潮ですが

雰囲気を含めて楽しむのがテイストの本質なので

勝ち負けも含めて好きにしたらええやん、とも。

コスプレしたらええやん、とも。

つか、なんでもええやん。。。







シンプルに見えて結構複雑な個所も有るから

製作スキル値60%程とエッジ属性値70%程必要な形状。


センター分割で型制作したけど、実はコレで二回目の型。

一回目の型は昨年の台風15号で破損してしまった・・・。

運よくマスター型は無傷だったので良かったけど

型制作する為のモチベーションも吹き飛んだ・・・。


再制作する為の断捨離覚醒値を溜める準備が必要な私。

「面倒な奴だ、単なる我儘やん」といわれてしまうのか

はたまた「人間だもの」と理解を得るのかが葛藤でね。




 

まぁ、なんにしろ型の完成デス。


で、羽見たいのは型の補強板。

自分なりに計算して設置しています。


「なるべく型が歪まないように

制作するときに型が安定するように、」と。


正解は無いので経験値による安定度です。

厳密には型も消耗品なので

ある程度のレベルでオッケイだと思います。



型補強しない一部の方々「DIY厨」も存在しますが

彼らは「いかに安い経費で形状をパクりたい

ついでに小遣いも稼ぎたい」精神なので

品質に差が出る場合が多いと認識ください。


経験上、分かりやすい見た目の判断として

製品の裏側にクロス張り処理してないカウル類は

比較的ソレに該当する場合が多いとだけ。


ちなみに本物も埋もれてる可能性が有るので

なかなか面白いマーケットでもあるんですけどね。
前回の記事からひと月ほど経過しタイミングはズレていますが

作業続き作業をネチネチと陰湿に紹介します。



毎回毎回、私の考察がクレーマー気質に思われる節が多々あるので

今回私の主張は少し封印し、代理店のアドバイス通りに装着する事にします。

(装着実績の多い協力店推奨の方法らしいので・・・)


では、思い出しながら愛をこめて。。。








まず、エキパイ固定ボルトを緩めてダルダルにしておく。

で、サイレンサーを仮装着してステーの仮固定。

各部分、ダルダルだからこそ成せる技?

これでようやく付属のステーが装着出来た。

んで、様子?を見ながら?、ボルト類を締めていく・・・。

「これって元の位置に戻るだけなんだけどな・・・」

と思いつつ、各部分を本締めしていきます。







で、やっぱりこうなる。

結局、元の状態と同じ位置(当然だよね)・・・。

ステーが歪んでキッチキチになった案件追加・・・。



代理店曰く、「今まで全てそのやり方と同じ状態です」との事。

なので私も「わかりました」なのです。


つうか、この製品の現状形状だとこれ以外に方法はない。

だから、「コレで正解」と見なす意見を優先します・・・。








ひとまず「サイレンサー固定の解釈」は乗り越えた?ので

ウリである「サイレンサーエンドとカウルとのチリ関係」を見る。


カウルの取り付け位置を変更しながらようやくこの位置まで

固定による修正が出来たけど、やはりチリは合っていない・・・。







サイレンサーの差し込み部分の角度を修正すれば

ものすごくいい位置に来そうなデザインなんだけどね。


ちなみにエキパイのボルトを固定しないでダルダルなまま

カウル取り付けてみると上下の位置は良い感じに合う。

しかし、外に向けた出口位置とカウルエンドの位置は

やはり合っていない・・・。








正直、現状の部品構成だとこれ以上はどうにもならないので

チリ合わす為にカウルをカットして調整する事にします。

ココから外装屋らしい作業に入ります。


カットする場所はマスコキテープが目安。









V字にカットして






グイッと押し込む。

あら、チリバツじゃね?

コレで行こう。

裏側からパッチ補修で強度確保します。








カウルの固定穴位置がずれていたので

後部二箇所と下部二箇所を位置修正。






材質がドライなのでエポキシ補修します。

形状追従性の悪いオープンエポキシ補修。

別にポリでもいいんすけど折角なんでね。

本体の特性を引き継いだ補修がベストですから。






穴位置のズレ補修も裏側からパッチ当てて補強しておきます。

端材有るからこんな時には優先的に使います。









ハイ、カウルの位置修正オッケイです。

外観は合格点だと思います。

もう終わりよければヨシ、とします。



多分ですが「このR1対応製品はラストかも」との事。

「お手軽なスリップオンサイレンサーと

専用のカーボンサイドカウルとのマッチング製品」。

別々に機能してれば互いに相互干渉無しなので

もっとすんなり勧められた案件でしたが

ウリが「エンド位置の造形」に集約されてる感有るので

そこがダメなら意味ないじゃん、とね・・・。

そこに拘って紆余曲折した作業でございました。


縁あって当社にて有終の美?を飾ったわけですが

私以外の方ならもっと上手に装着できるかもしれません。

その時は偏屈な私をあざ笑ってやってください。




ちなみにこの製品含む某海外メーカーは廃業されました。

これと同じ新品製品が如何程存在するかは把握してませんが

「製作者の声が直接聞けない製品の怖さ」を痛感しました。

今後二度と関わらない製品ですが

何かしら得た物が有るのも事実です。


で、代理店さんの対応が良かったのも救いですね。


私の個人的感情は小さな抵抗。

正解の落とし所を争いたい訳じゃなく

「ハード部品はチキンと装着できなくちゃいけません」

と外装屋は嘯いてみる性格なのです。。。


さて、週末の走行会に合わせてサイレンサー交換でもしましょう。

こちら側のセンサーはうまく外れた。






エグザップワイヤーは外す事で対応するらしい。

見えないように取り回しされてるけど、スマンね・・・。







交換するのは廃番になったばかりのテーラーメード製。

お客さんに言われるまで存在すら知らなかった。

代理店の対応は良かったです。







で、仮装着したんだけどさ・・・。

なんか違うんだよね・・・。











予想よりタイト過ぎて干渉しまくりなんですよ。

予想よりナナメってるかち上がりっぷり。

腹下タイコ型でかち上がってたって意味ないじゃん、って・・・。


諸々の位置関係が潰されてるので、固定できません。







サイドパネルとの一体感を売りにしてたルックスなのに

チリすらあってない現状に言葉も出ません・・・。






単純にこの角度が悪いんじゃね?って気がするけど。

まぁ、このままじゃどうにもならないのでカットして再溶接して

再組み立てがFAだとワタシは思います。

ただその場合のコストは誰が負担するの?って大人の事情です・・・。

明日代理店と緊急ミーツで打開策を見つけたいと思います。



つか、え?なんか取付ミスしてるかな?

現行R1には未対応ってオチは無いよね?・・・。
引き続きサンダーエース。

センターカウルのリペイントとウインカー交換。


 

 

前後揃えたウインカー。

やはりお揃いは好き。


オッケイでしょう。。。
今年ラストの12月、張り切ってまいります。

予期せぬ追加整備、サンダーエースくんのクラッチレリーズ整備を行います。

クラッチマスター交換した際に今までのバランスが崩れたのか

エアが抜けない症状にループ。

試しにレリーズ見たらこんな感じ。




こんな状態でもなんとかうまくバランスが取れていた純正時代。

部品交換で決壊した相互保障も、放置した側の責任なのでゴザイマス。

人間関係もそうですが、ほっといても何とかならないので整備します。

幸い、シールキットは在庫されていたので清掃して交換。

無事補修完了、エア抜き完了でクラッチタッチも改善されました。





フランドクラッチマスターとの相性は良い結果になりました。

センターカウルの補修ペイント開始します。

前オーナーが自分で補修した感タップリの仕上がりなので

このタイミングで小奇麗にします。





何やら旧世代のウインカーです。

コレはイカンデスよ。





この取付方法もイカンデスね。

折角だからウインカー自体を交換する事にします。

こういった保安部品含めた小パーツ関係などに言えますが

前後左右揃ってないとチープになりやすい。

ワタシは「上下揃ってこそエレクチオン派」なので

独断と偏見で交換前提の対策に入ります。

オーナーに許可頂いてますので、安心でゴザイマス。。。









作業は進んで、純正ウインカー装着場所を整形してフラット化します。

表側にカーボンクロスを当てがってリペアします。

この後は表面をパテで整形して下地作成します。






裏側もカーボンクロスで補強兼ねて成りにフラット化してます。

センターカウル自体の材質は一般的なABS樹脂ですので

補修部分の周辺を溶剤で溶かしいじって若干トロトロにしておき

開口している穴部分にABS端材を流し込みつつクロス張りします。

いきなりパテ単体で穴を埋めたらイカンデスよ。

材質の特性を踏まえた上で、必要な対策を施しましょう。



さて、ミサミサとの年末まで頑張ルンバ大会の打ち合わせが有るので

珍しく早起きしたおっさんのS★Dタロウです。


G35-30D調色するぞコノヤロウ。。。

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